熊女日記
二十四節気「小満」
本校は、本日から中間考査となります。さて、「小満」とは、毎年5月20日前後に訪れる節気で、名前の通り「まだ完全には満ちていないけれど、すこし満ちてきた」という意味があります。稲が成長し始め、地面が青々と濃くなり始める頃を示しています。
生徒の皆さんも4月で新年度を迎え、新しいメンバーや体制になって2ヶ月弱、まだまだ完全には完成していないけれど、すこしずつ形になってきた頃かと思います。
日々の生活の中で、新しい取り組みを始めたり、大きな目標を達成するために行動を起こしたりしていることでしょう。それらの成果がまだ小さい段階でも、その先に大きな可能性が広がっています。この小満の季節は、前向きな気持ちで取り組みを続けることの大切さを教えてくれます。
Today is the first day of the rest of your life.
今月も残り10日余りとなりました。明日から本校は中間考査です。5月は前半にゴールデンウィークがあり、新しい環境に少しずつ慣れてきたところで生活リズムの変化があったことに加え、気温の変動が大きく、心の疲れが出やすい時期であると思います。気が付けばもう19日です。今日という日は、残りの人生の最初の一日です。かけがえのない今日という一日を大切にしてください。
本校同窓会「さくら会」総会
5月17日(土)、令和7年度さくら会総会が盛大に開催されました。さくら会は、熊女の同窓会組織であり、大正3年に設立された伝統ある会です。
令和6年度事業報告・さくら会創設百十周年記念事業報告・決算並びに監査報告が行われた後、令和7年度事業計画案と予算案が審議されました。また、大先輩によるご挨拶がありました。人生を振り返り、何を大切にしてきたかを語る大先輩の姿に、参会者一同大いに勇気づけられました。
午後からは、熊女卒業生であり、マンドリン奏者の高橋百合嫁様、その娘さんでピアニストの高橋奏楽(そうら)様によるアトラクション「マンドリンとピアノで綴る世界の名曲」を鑑賞しました。技巧に優れた圧巻の演奏に魅了されました。
最後に、参会者全員で校歌を斉唱しました。「かざさん花の冠を」(夢・希望・目標を常に追い求めていこう)を地で行く卒業生の皆様の姿からは、まさに熊女の誇りと伝統を感じました。
「皐月(さつき)」という言葉から
5月の旧暦の名称「皐月(さつき)」という名前には、昔からの日本の文化や自然への畏敬の念が込められています。5月の旧暦の名称である「皐月」は、「早苗を植える月」という意味の「早苗月(さなえつき)」の略です。
「五月晴れ(さつきばれ)」の本来の意味は「梅雨の合間の晴れ間」を指します。これは旧暦の5月が梅雨の時期だからです。今では「五月晴れ」という言葉は、「5月のさわやかな晴天」を指す言葉としても使われています。
今はちょうど「立夏(りっか)」にあたり、夏の始まりの時期です。日差しが強くなり、気温が高くなる日もあります。衣替えの時期として、冬物から夏物へ切り替えるタイミングです。梅雨入り前に半袖・薄手の服を出しておくと快適に過ごせるかもしれません。
「五月雨(さみだれ)」という言葉から
ここ数日、晴天が続いていますが、週末は雨の予報です。先週末、そして今週初めも雨が降りました。ここしばらくのひんやりした雨から、むわっとした梅雨のにおいの感じられる雨に変化してきました。
「五月雨」は「さつきあめ」と読むこともあり、五月下旬から七月上旬の梅雨の時期に降る雨のことをさしています。ぽつぽつと断続的に降り続ける様子から、「五月雨(さみだれ)式」「五月雨(さみだれ)戦術」という言葉も生まれました。何かをダラダラと続けることを指します。
「計画的にコツコツ」と「断続的にダラダラ」は、どちらも時間をかけて持続している様子を表していますが、その意味は大きく異なります。
難しい案件に直面しても、一つ一つ計画を立て、着実に進めていく、その積み重ねが、最終的に大きな成果を生み出します。その一歩一歩が、自分自身の成長につながります。
はじめの一歩、明日への一歩。メインクエストは何かを考えて、歩く速さも、目指す先も人それぞれ。
「自分のペースで一歩ずつ。」
今日の一歩が、明日を変えるはじまりなのかもしれません。
活用されるipad
熊女では全学年の生徒が一人一台のiPadを活用しています。
授業中はiPadに配布された教材に直接書き込んだり、意見交換やプレゼンテーションにも活用したり、文房具として使いこなしています。
生徒たちは自分の解答をGoogleフォームに入力し、授業者の先生は瞬時にそれを分析し、間違えやすいポイントや注意点を解説するなど、熊女では、生徒たちの思考力・判断力・表現力を高める授業をしています。
英語や国語・古語の辞典アプリもインストールしているので、重たい紙の辞書や電子辞書も必要ありません。BYOD回線(WiFi)とLTE回線の両方を使えるため、いつでもどこでも学習に活用できます。
科目選択説明会「学びの道に進まばや」
昨日、1年生は6時間目に、2年生は7時間目に科目選択説明会を行いました。
1年生にとっては入学して約1か月、2年生にとっては進級して約1か月がたち、次年度に向けた科目選択について考え始める時期となりました。高校卒業後に自分がどんな学問を学びたいのか、将来、どんな職業に就きたいのかをよく考えることが必要となります。
熊女では授業に加えて、大学との連携やキャリア講演会、大学を招いての説明会など、自分の興味・関心を広げ、自分の適性を知る機会が多く設定されています。ぜひそれらを活用して、幅広い選択肢の中から自分の進路を考えてほしいと思います。
Civic Pride
先週の土曜日はPTA支部総会があり、岡部PTA会長様、3名の教職員とともに秩父支部総会に参加しました。また、さくら会から須田支部長様がご出席され、ご挨拶をいただきました。
入念なご準備を秩父支部の皆様が行ってくださり、あたたかい雰囲気の中で支部総会が行われ、学年別懇談会も和やかに活発な意見交換がなされました。
秩父地域から通う生徒の皆さんが、移動の負担や学習環境の制約を乗り越えるためにたゆまない努力をしていること、保護者の皆様が無条件の愛とサポートでお子様の成長を見守ってくださっていることを知ることができました。朝のお弁当作り、5分、10分が勝負ですよね。強く共感しました。段取り力が鍛えられますね!
2週間後に「全国植樹祭」を控え、秩父地域1市4町1村が一丸となって、準備を行っている様子が伺えました。それに匹敵するご準備を秩父支部の皆様が行ってくださり、秩父の魅力がふんだんに詰まった支部総会となりました。
第3回土曜授業&PTA支部総会
本日の熊女は、午前中は土曜授業、午後は支部PTA総会となっています。
「授業力の熊女」が本校の強みであり、特徴でもあります。先生方は創意工夫をして「考えさせる授業」を行い、生徒たちは真剣に授業に臨んでいました。
午後からは、前回の5支部に続き、本日は7つの支部で支部総会が行われます。
学校の様子をお伝えし、保護者の皆様から御家庭での様子をお聞かせいただく貴重な機会です。校内・校外会場がありますが、どうぞ気を付けてお越しください。お忙しい中、御出席いただきありがとうございます。
みんなが過ごしやすい学校へ
本日5月9日(金)は「委員会の日」です。熊女には評議会をはじめ、出版、文化、美化、体育、保健、図書、生活、選挙管理、人権教育、家庭クラブ連絡、LHRの全部で12の委員会があり、月に2回程度「委員会の日」が設定されています。委員の皆さんの活躍で、生徒の皆さんが気持ちよく学校生活を送ることができます。ありがとうございます。
昨日は、午後4時頃、熊谷から籠原駅間で発生した車両点検の影響で、列車に遅れや運休が出て、運転見合わせが6時間を超えました。帰宅が夜中になってしまった人も多いのではないでしょうか。
金曜日ということも重なり、日中眠くなってしまった人もいるかもしれません。天気も下り坂のようです。疲れも出てくる頃です。土日は無理せず、ゆっくり休んでください。よい週末をお過ごしください。
熊女公式インスタグラムのご案内
熊谷女子高校の公式Instagramは、昨年6月に開設され、フォロワー数約4500人(令和7年4月)で、公立高校では第2位のフォロワー数となっています。
熊女の最新情報や学校の情報を生徒主体で発信しています。最近では、卒業式の準備の様子に「1.2万いいね」をいただきました!
皆さん、フォロー&「いいね」よろしくお願いします☆
step by step
ゴールデンウィークが終わり、日常に戻るこの時期、なんとなくやる気が出なかったり、不安感やモチベーションの低下があったりすることは誰にでもあることです。ぼちぼちいきましょう!
新学期や新年度の始まりの緊張感と忙しさの後に、休暇を経て現実に戻る時の適応困難や、休暇後の現実への再適応の難しさは、生徒の皆さんだけでなく、大人でも感じ得るものです。
まずは、「小さな目標を設定すること」。目の前の小さな目標を達成することで、達成感を味わい、大きな目標に向かって進むモチベーションにつながります。
この時期を、自分自身を見つめ直し、健康で充実した生活を送るためのステップとして捉えることができれば、それは大きな成長につながります。
ゴールデンウィークを終え、新たな始まりに臨む今、私たち一人ひとりがこの挑戦を乗り越え、成長する機会があります。生徒の皆さんが健康で、エネルギーに満ちた日々を過ごせることを心から願っています。
【アンマジョ】音の宝箱・感動の終演「第40回定期演奏会」
5月4日(日)、さくらめいと太陽のホールにてアンサンブルマジョリティ部の第40回定期演奏会が行われました。荘厳な曲から軽快な曲まで彩り豊かなステージで最初から最後まで目が離せませんでした。
3年生のラストステージということで、部長から顧問や指揮者・外部講師の先生、部員や両親、地域の皆様への感謝の言葉が述べられ、会場は涙と声援にあふれ、あたたかな空気に包まれました。音楽や仲間への深い思い、部活動を通じて成長し続ける姿が多くの人に感動を与えました。
演奏会であるがゆえに撮影をすることがはばかられ、写真があげられないのが残念ですが、楽器ごとの個性が際立つ素晴らしい演奏技術や表現力が熊女生らしくて、とても誇らしく尊く思いました。感動の集大成、そして次の後輩へ。 ♪ 豊かな時間をありがとうございました ♪ アンサンブルマジョリティ部については こちら
GW・心に緩急をつける
明日からゴールデンウィークの連休となります。休暇は、日々の忙しさから離れ、新たな視点を得る絶好の機会です。家族や友人との貴重な時間を過ごし、日常の忙しさから一時的に離れることで、自分自身を見つめなおすことができます。
不安や悩みがあるときは、不安がある、心配事があると自分自身で認めてしまうことも方法の1つです。不安と向き合うために、何を、どこに、どうやって話せばいいか分からないときの相談窓口をご案内します。
この休暇が、皆さんにとって心身をリフレッシュし、エネルギーを再充電する有意義な時間となることを願っています。新しいエネルギーを携えて、次なる挑戦に向かって一緒に進んでいけるよう、ぜひ休暇を有効に使ってください。
休暇中も安全第一で過ごしていただきたいと思います。どうぞ健康に留意し、楽しい休暇をお過ごしください。休暇明けには、リフレッシュされた心と体で、また元気な皆さんと会えるのを楽しみにしています。
【新体力テスト】「自分の体力、見つめ直そう!」
本日5月1日(木)は、各学年で新体力テストを行いました。50m走やハンドボール投げ、握力などを測定します。
熊女には「自校体操」なるものがあります。体育の授業は、全学年全クラスとも、この自校体操から始まります。
ラジオ体操などと比べても、手足の動きが複雑です。それでも熊女生は間違える事も無く、全員スムーズに一連の動きをやってのけます。
身体能力は、運動、健康のバランスが重要です。自分にあったライフスタイルと体の健康のバランスを保つ事を心がけて、体力診断テストの内容を見ると良いかと思います。
ゴールデンウィークの長期休暇を前にして、皆さんがこれまでの疲れをしっかり癒し、心身ともにリフレッシュできることを切に願っています。
GW・夏服への移行期間
気温が20℃を超える日が増えてきました。新緑が鮮やかな季節を迎えるようです。若葉の緑が深まり、木々が初夏の息吹を感じさせます。色鮮やかな花々や青々とした草木が見頃を迎え、爽快な初夏の風が吹き始めています。
春は暖かく過ごしやすい季節です。しかしながら、春から夏の季節の変わり目であるこの時期は気圧の変動が激しく、私たちの体調に影響を与えます。自律神経のバランスが乱れがちになり、疲れやだるさを感じることがあります。春のこの季節を楽しみながら、自分自身の健康にもしっかりと目を向けていきましょう。
これから先、春から夏にかけて気温が日に日に上がってきます。しかし、その一方で朝夕はまだ肌寒い場合もあります。これらのことから、本校では「夏服」・「冬服」のどちらでも良い【夏服移行準備期間】を設定しています。各自の判断で服装を選んでいただけたらと思います。
浦和警察署長より感謝状をいただきました。
本日、迷子の児童を発見し、警察へ通報、児童の安全の確保と事件事故の未然防止に貢献したとして、本校生徒、土屋 萌寧 さんが浦和警察署長より感謝状の贈呈を受けました。土屋さんの優しい心と勇気ある行動に対し、お褒めの言葉をいただきました。
study by myself
本校では、多くの学習スペースが設けられ、落ち着いて自習をすることができます。早朝、休み時間、放課後、土曜日等に利用できる自習室(39席)や図書館(100席)、廊下に設けられた自習スペースなど自学自習できる環境が整っています。 時々に、各場所で生徒の皆さんが主体的に学習に取り組む姿が見られます。勉強の内容と時間を日々記録していくと、自分の頑張りを可視化することができ、達成感が得られますよ。課題や目標を達成するために、頑張ってくださいね。応援しています!
第2回土曜授業&PTA支部総会&FMクマガヤ第1回放送
本日4月26日(土)は、第2回土曜授業です。また、PTA支部総会も始まり、午後には、5つの支部の保護者の皆様に来校いただきました。
支部総会では、各支部の活動報告や活動計画の報告に加え、学校からは、学校の様子などについてお話をさせていただきました。保護者の皆様と学校との連携を深めるとともに、保護者の方の横のつながりをつくる機会ともしていただいています。
支部総会はこの後も開催されます。開催にあたり、ご尽力いただきました役員の皆様、ありがとうございました。また、お忙しい中、多くの保護者の皆様にご来校いただき、どうもありがとうございました。
※本日、FMクマガヤ スクールデイズkumagaya☆KSB放送局!第1回放送 午後2時~2時54分 87.6MHz
次回は、5月31日(土)です。お楽しみに!
開校記念日「明日へつなぐもの」
本日4月25日は、熊谷女子高校の開校記念日です。本校は、明治44年に埼玉県立高等女学校として創立され、今年で115年を迎えます。
創立から熊女生を見守り続けている、校庭の「鈴懸の木」は、今年も青々と葉を茂らせてくれています。
本校の歴史はこちら
離任式「仰げば青空」
本日4月24日(木)は、6時間目に離任式を行いました。令和6年度末で熊女を離任された先生方にお越しいただき、熊女での思い出や熊女生へのエールなどをお話しいただきました。
各先生方の専門性や個性があふれるお話に加え、本日お越しになれなかった先生からのメッセージを読み上げるサプライズなど、会場の体育館はたくさんの拍手とあたたかな雰囲気に包まれました。
離任された先生方、これまでどうもありがとうございました。
校門の2枚の葉
本校にはたくさんの木がありますが、その中に115年という時を刻む樹木があります。文化祭や体育祭の名前にもなっている本校の象徴「鈴懸の木」です。そして、同じく第1回卒業生が卒業記念に植樹した「楠木(くすのき)」です。
この楠木(くすのき)については、倒木が心配され、平成30年9月に伐採されました。伐採後は、空洞化している部分を削り、活用できる部分を板状にして乾燥させ、教室掲示板やキーホルダー、記念品に生まれ変わりました。
また、さくら会(本校同窓会)からの寄贈によって、楠木を使ったベンチも設置されました。形は変わりましたが、今後も変わらず熊女生を毎日見守ってくれています。
その2本の木の葉が、校門の模様となって飾られています。左が楠木の葉、右が鈴懸の木の葉です。歴史を重ねる葉を携えて、校門の重みも増しているように感じます。
【朝の挨拶運動】爽やかに1日をスタート
熊女では、各学期初めの3週間、朝のあいさつ運動を行っています。 生活委員の生徒と先生方が交代で正門に立ち、生徒たちと元気な挨拶を交わしています。
登校する生徒たちの表情を見ながら、挨拶を通じて、生徒たちの様子を観察したり、安全な登校を促したり、元気な一日をスタートさせたりすることを目的としています。
1年生の皆さんは、学校には慣れましたか?2・3年生の皆さんは新しいクラスに馴染めたでしょうか。生徒たちも、新しく出会った仲間と積極的にコミュニケーションをとり、クラスの雰囲気を良くしようと努力している様子です。安心して学び合える、雰囲気のよいクラスにしていきたいですね!
【探究学習】「3D都市モデルを活用したまちづくり」始動
本日より、熊谷市 都市整備部 都市計画課とコラボした総合的な探究の時間「3D都市モデルを活用したまちづくりワークショップ」が始まりました。
2年生の中で希望した生徒が、授業の一環として「10年後、20年後の熊谷市がどうなっていれば訪れたいか、住みたいか」をテーマに、フィールドワークを行いながら、3Dモデルを活用した賑わい創出に向けた提案に取り組みます。
どんなアイデアが出てくるか、どうぞお楽しみに!
熊女生がラジオに出演します
昨年度に引き続き、FMクマガヤに熊女生が番組出演することになりました
【日時】 令和7年4月26日(土)、5月31日(土)、6月14日(土) 午後2時~2時54分
【番組名】 スクールデイズkumagaya☆KSB放送局!
FMクマガヤ 87.6MHz。どうぞお楽しみに!
【本日まで】部活動 仮入部期間
本日17日までが部活動の仮入部期間です。1年生の皆さんはもう部活動は決まりましたか?
校内には、生徒会の許可を受けた入部を誘う各部のポスターが掲示されています。いずれもイラストやデザインに工夫がなされ、どの部活に入ろうか迷ってしまいそうです。生徒たちも先生たちも、何部に何人新入部員が入ったのかを報告し合っています。
いよいよ新体制スタート!
各部の活躍は、部活動トピックスで随時あげていきますので楽しみにしていてください。
面談週間「時間(とき)のデザイン」
先週金曜日から明日までの5日間、熊女は面談週間となっています。新しいクラスがスタートし、担任の先生と生徒が一対一で対話を行い、信頼関係を築いていきます。
朝に昼に夕に、担任の先生が合間を縫って面談しています。生徒の皆さんも忙しいと思いますが、担任の先生方も忙しい中、「時間(とき)のデザイン」をして、面談時間を設定しています。頭が下がる思いです。
4月の面談では、学習のこと、生活リズムや新しい環境についてなど丁寧なやり取りを行っています。生徒の皆さん、心配なこと、不安なことがあれば遠慮せずに先生にお話をしてくださいね。
【デザイナーは本校美術部卒業生】筑波歩道橋の絵画
本校生徒が毎日通学時に利用するJR熊谷駅前の筑波歩道橋には、8枚の絵画が飾られています。本校美術部卒業生が描いた熊谷の観光名所、文化財、イベント等をモチーフとした絵画を令和元年7月より設置していただいています。電車で本校にお越しの際は、必ず通る道です。ぜひ、歩道橋を一周して見てください。
現在の美術部員も、先輩たちの素晴らしい活動に負けないように取り組んでいます。現在の美術部の活動状況はこちら
花散らしの雨とトゥルーカラー
花散らしの雨が降りました。先日の入学式の際に、生徒会長が新入生に向けてこんなふうに言っていました。「私たちが皆さんの傘になりたいと思います。困ったことがあったら、なんでも相談してください」と。また、「高校は価値観の違いを知り、自分を見つける場所です」とも言っていました。まさに熊女は「トゥルーカラーが輝く学校」なのだと思います。
Cyndi Lauperの歌「True Colors」の歌詞に次の一節があります。
Your true colors 「あなたの本当の色」
True colors are beautiful 「それはとても素敵なの」
Like a rainbow 「まるで虹のように」
本当の自分が分からない、ありのままの自分と言われてもどれが本当の自分か分からない人もいるかもしれません。あまり深く考えず、どんな自分も大切にして、「どんな自分も自分」と受け入れてみてください。生徒の皆さんがありのままに輝ける、そんな学校でありたいと願っています。
第1回土曜授業&第1回PTA役員会
4月12日(土)、本日の熊女は第1回土曜授業です。本校では隔週土曜日を基本に年間15回の土曜授業(4時間)を行っています。これにより、週34単位の質の高い授業時間を確保しています。校舎の中を回ってみると、生徒たちは真剣に授業に臨んでいました。
熊女では土曜日の本日も図書館が開館しています。入り口には「新聞1面読みくらべ」コーナーもあります。新着図書コーナーや図書委員会おすすめ本のコーナーなど、ポップもたいへん可愛らしく飾られています。とっても素敵な空間です。
本日の午後は、第1回PTA役員会、理事会、専門委員会が開催されます。委員の皆様、お忙しい中、ご来校いただきありがとうございます。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
校歌練習「かざさん花の冠を」
4月11日(金)、2・3年生は授業が始まり、1年生はオリエンテーションを行っています。
体育館では、1年生が校歌練習を行いました。音楽の先生の指導の下、初めて歌うとは思えないほど澄んだ歌声が体育館いっぱいに広がりました。
熊女の校歌は、伝統あるとても美しい校歌です。古くから歌い継がれてきた校歌の一節「かざさん花の冠を」という歌詞は、「夢や目標を常に求め続ける」という熊女生としての矜恃を物語るものです。歌詞の意味を考えながら歌ってもらえればと思います。
進路オリエンテーション「夢の実現に向かって」
4月10日、本日は学年ごとの対応で、どの学年も進路オリエンテーションを行いました。本校の特色の1つに進路指導のきめ細やかさがあります。
進路指導部をはじめ、先生方が研究熱心に生徒たちのために指導を行っています。
生徒の皆さん各々が自分の道をしっかりと切り拓き、納得のいく進路を実現できるよう、最善を尽くしてほしいと思います。
新入生歓迎会「ようこそ、熊女へ!」
4月9日、本日の5・6時間目は生徒会の主催により新入生歓迎会が行われました。
各部活動によるステージ発表や動画での部活動紹介がありました。美しい歌声や演奏、一糸乱れぬ演技など、各部活動ともに工夫を凝らした発表を行ってくれました。
また、マイブームを添えた1学年の先生方の紹介なども行われ、新入生も手拍子や拍手で会場を盛り上げました。体育館は2・3年生が新入生を歓迎する温かな心で包まれました。
新入生の皆さん、緊張はほぐれてきましたか。心配なことがあれば、先輩や先生方に遠慮なく相談してください。
2・3年生の皆さん、担当の先生方、素晴らしい新入生歓迎会をありがとうございました。
令和7年度入学式挙行
本日、熊谷女子高校 令和7年度 入学式を挙行しました。
保護者の皆様、お子様の御入学、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
318名の新入生の皆さんには、伝統ある熊谷女子高校で多くの事を学んで欲しいと思います。
色鮮やかなパンジーがお出迎え
熊谷駅北口から熊谷女子高校正門に向かう一本道は「ラグビーロード」と呼ばれ、両側の花壇にはパンジーの花が色とりどりに咲いています。明日の入学式・始業式に彩りを添えてくれます。熊女のしだれ桜もこの週末のあたたかさで満開となり、明日は絶好の見頃となりそうです。生徒の皆さんが、希望と誇りを胸に最高の高校生活を送れるよう願ってやみません。
もうすぐ見頃を迎えます
冷たい雨が続いていましたが、本日は快晴です。隣の産業技術総合センターの桜も少しずつ開花が進んでいますが、全体的には5分咲きです。本校の桜は6分咲きでしょうか。入学式・始業式の頃がちょうど見頃になると思われます。
熊谷女子高校の校門は桜をシンボルとした校章が真ん中にデザインされ、とっても素敵な校門です。荘重な赤レンガの外壁が続き、学び舎の風景に彩りを添えています。熊谷駅から続く一本道で生徒の皆さんを毎日迎え入れています。春季休業中ではありますが、生徒たちが外周を黙々と走っています。熊女生のひたむきさ、真摯に取り組む姿が心を打ちます。
【新年度準備】新転任者オリエンテーション&初任者研修開講式
本日は職員の「新転任者オリエンテーション」と「初任者研修開講式」がありました。
午前中に行われた「新転任者オリエンテーション」では、新しく着任された先生方が熊女のシステムを知り、新しい環境や状況に適応するために各分掌主任の先生方からレクチャーを受けました。
また、午後にはオンラインで「初任者研修開校式」が行われました。今年度本校では4名の初任者の先生をお迎えします。これから続く初任者研修では、教育の専門知識や指導法を意欲的に学び、初任者教員同士が交流を深めながら、明日の指導につながる成果を持ち帰ってもらいたいと思います。
前任者からのバトン
教頭3として3年間「熊女日記」を担当した前任者から、昨日より「教頭2」としてバトンを渡されました。背筋の伸びる思いです。
私は熊女の卒業生ではありませんが、同じく明治時代に開校した県立の女子高出身です。生徒の皆さんには、今では希少価値の女子高で、自分の可能性を広げ、自立心を育んでもらいたいと思います。
品格があり逞しくしなやかな女性として、社会から誇り高き熊女生として尊ばれる、中学生からは憧れられる、そんな生徒たちに育ってもらいたいと願っています。
令和7年度始動「雨降って地固まる」
2025年度大学入試結果(2025年4月1日現在)
令和7年度の大学入試において、国公立大学では、
筑波大3名、お茶の水女子大1名、東京外国語大1名、東京学芸大3名、千葉大2名、横浜国立大1名など、
関東圏の難関国公立大学を中心に、合計62名の合格者が出ました。
また、私立大学では、早稲田大13名、上智大6名、明治大13名、立教大23名など、
早慶上理・GMARCHに合計100名以上の合格者が出ました。
合格した生徒たちは、日々の努力と挑戦を重ね、希望する進路を手にしました。
今後の活躍を期待するとともに、後輩たちのさらなる飛躍を願っています。
詳しい進路実績は、進路のページまで
令和6年度最終日
本日3月31日で令和6年度は区切りとなります。
3年間「教頭3」として、熊女の魅力をお届けしてきましたが、本日をもって熊女を離れます。
私の母校でもある熊女は、校歌にある「かざさん 花の冠を」のように、自分の夢や希望や目標の実現に向けて、自分を伸ばし、お互いの良さを認め合い、先生方もひとりひとりに真剣に向き合ってくれる学校です。
後輩の生徒のみなさんには、自分を大切に、一歩踏み出す緊張や勇気を楽しみにとらえ、高校生活をつくってもらいたいなと思います。母校はとても温かいものです。生徒のみなさんには、応援団がたくさんいますよ。私もそのひとりです。
3年間ホームページをお読みいただき、どうもありがとうございました。次の担当者が引き続き、熊女の魅力をお届けします。どうぞ、お楽しみに。
SSH指定女子高校等課題研究発表会
3月26日(水)、自然科学部の部6名が、お茶の水女子大学で行われたSSH指定女子高校等課題研究発表会に参加しました。午前中は分野ごとの課題研究ポスター発表を行いました。(生物:埼玉の魚 ムサシトミヨの飼育環境向上を目指して~ムサシトミヨはストライプがお好き?、化学:Cu²+添加によるMg²+のリーゼガング現象)大学の教員、他校の職員・生徒に対し、ポスター、タブレット端末を使い、研究成果について説明を行いました。午後の全体会では、各校の代表が
課題研究口頭発表、質疑応答を行いました。他校の高校生の優れた研究に刺激を受けるとともに、大学や高校の先生方からいただいた質問やアドバイスから学ばせていただく機会となりました。
【生徒会より】予餞会
【生徒会より】予餞会
3月13日に3年生の卒業を祝う予餞会を行いました。文化委員が企画から挙行まで細かく計画してくれたおかげで、3年生はもちろん1、2年生も凄く楽しそうでした!!
プレゼント企画では、サーティーワンやマクドナルドの500円割引券が配られて大盛り上がりでした .
令和6年度修了式
本日3月24日(月)は令和6年度修了式でした。校長先生の講話と生徒指導主任からお話をいただきました。
その後、埼玉県教育委員会の主催する「グローバルリーダー育成事業」に今年度参加をした3名の生徒からの報告会を行いました。県内他校の生徒の皆さんたちと一緒にシンガポールとマレーシアを1月に訪問し、現地の大学や施設等で多くの経験を積んできたことを報告してくれました。報告を聞いた1・2年生たちは、自分も一歩を踏み出してみようという気持ちを強めたことと思います。
報告会後には表彰を行い、6つの部活動や個人が表彰を受けました。また、3月末に全国大会へ出場するチアリーディング部と関東大会へ出場するソフトボール部の活躍を期待する壮行会も行いました。熊女生は校内外でとても頑張っています。
合格体験を聴く会
3月21日(金)、34名の卒業生を迎え、「合格体験を聴く会」を開催しました。1限は、体育館にて1・2年生を対象とした全体会を、2限は2年生を対象とした分科会を行いました。
卒業生からは、受験勉強の準備や進め方、モチベーションの保ち方、そして健康管理に至るまで後輩に向けたアドバイス、そして熱いメッセージをいただきました。在校生も真剣な眼差しでメモを取りながら先輩の話に聴き入っていました。新3年生は、大学共通テストの受験まであと302日。気持ちも新たに3年生の春を迎えます。
入学許可候補者説明会
本日3月17日(月)は入学許可候補者説明会です。中学校を卒業したばかりの入学許可候補者の皆さんが出席をされました。
熊女の学習や進路指導などの説明を聞き、4月からの新たな一歩に向けて、期待と希望が高まったことと思います。新しい出会いや学びを楽しみに、入学式を迎えてほしいと思います。
第77回卒業証書授与式
本日3月14日は、熊谷女子高校第77回卒業証書授与式です。お天気も良く、肌寒さの中にも春の気配を感じる朝です。
卒業式の朝というのは、緊張感と感慨深さとが入り混じった空気を感じます。朝、式場を再点検してきました。登校する元気な生徒たちの声も聞こえてきます。厳粛さとあたたかさのある熊女らしい卒業証書授与式となることと思います。
卒業式予行
本日3月13日は、卒業式に向けた予行と各種表彰を行いました。予行前には会場作成を行いましたが、1年生の担当クラスの生徒の皆さんが手際よく準備をしてくれました。
予行とは言え、卒業証書授与の動作確認や、卒業式の歌・校歌の練習を本番さながらに行い、胸がいっぱいになってしまいました。午後は3年生を送る予餞会です。卒業式当日も、在校生・教職員が心を込めて3年生の新たな出発をお祝いします。
かわいいお客様の訪問
本日2月18日(火)は、熊谷市立石原小学校6年生 38名の児童の皆さんが熊女に来てくれました。石原小の「熊谷市内修学旅行」のコースの1つです。
児童の皆さんに、楽しく熊女について知っていただくために「熊女クイズ」を10題考えました。全問正解者もいて、すごいですね! クイズの中から1題を。
「熊谷女子高校の『マーク』(写真の校章です)のイメージは何でしょうか」①リボン ②桜 ③ヒトデ
簡単過ぎたかな?
児童の皆さんは校内を見学後、次の目的地へ元気にお出かけしました。来てくださってありがとうございました。
熊谷駅での防犯キャンペーン参加
先日、本校生活委員の生徒たちが、熊谷警察署の行う自転車盗被害防止・特殊詐欺撲滅キャンペーンに参加をしました。今年度2回目の参加となります。
生徒たちは熊谷駅構内で利用者の皆さんに呼びかけを行いました。
研究成果を披露しました 1年生探究代表発表会
先週2月3日に1年生の各クラス代表者による成果発表会を行いましたが、そこで最優秀・優秀賞を受賞した3つのグループについて、本日10日(月)の6時間目に代表発表会を行いました。
「総合的な探究の時間」で御指導をいただいた、熊谷市役所の職員の皆様、市内協力企業7社の皆様をお招きし、生徒たちの視点から考えた、熊谷市を一層魅力的にするアイデアについて提案をしました。3つのグループの研究テーマは次の通りです。
「暮らしやすいまちづくり~熊谷市の活性化を~」「熊谷市子育てビジョン」「魅力あふれる熊谷市」
生徒たちは、熊谷市の少子高齢化の進行や、空き家の増加、人口減少などに課題意識をもっていました。また、熊谷市の強みとして、名物グルメが多数あることや、交通の便のよさ、伝統行事などを挙げていました。それらをうまく掛け合わせ、「子育て住宅街」「SNSによる魅力発信」「ご当地グルメ食堂」など、新たなアイデアを提案しました。それについて市役所や企業の皆様から助言をいただき、次の研究への一歩を踏み出すことができました。
御協力いただきました熊谷市役所の皆様、市内企業の皆様、どうもありがとうございました。
中2生対象 学校見学会 ご参加ありがとうございました
本日2月8日は土曜授業日です。また、今年度最後となる第7回学校見学会を行いました。今回の見学会は主に中学2年生対象の説明会ですが、公立高校入試直前の3年生や、1年生も参加をしてくださいました。
説明会・見学会に熊女生が登場し、学校行事や熊女生活の説明や中学生への学習アドバイスをすることが熊女の説明会・見学会の特徴です。加えて本日は、進路の内定した熊女3年生が司会進行も行いました。
学校説明や熊女生インタビュー、中学2年生・1年生の受検するそれぞれの高校入試制度についての説明、熊女生による授業見学ツアー、個別相談、部活動見学など、熊女の魅力をたくさんお届けできたことと思います。
たくさんの中学2・1年生に早い時期から熊女へ関心をもっていただき、とても嬉しいです。次年度も学校説明会・見学会を充実したものとしていきますので、多くの中学生・保護者・教育関係者の皆様のご参加をお待ちしております。
1年生 探究発表会
熊女では「総合的な探究の時間」の中で、1年生は熊谷市役所や市内企業7社と連携し、熊谷市の課題解決に向けた探究活動を行っています。昨日3日は、各クラスの代表生徒たちが成果発表会を行いました。
研究テーマは、例えば「熊谷市子育てビジョン」「熊谷市の防災意識向上の実現案」「暮らしやすいまちづくり~熊谷市の活性化~」などがありました。生徒たちはデータをもとに課題や、その解決策を考え、提案をしました。発表8グループからさらに3グループが選ばれ、来週10日には熊谷市役所や企業の皆様をお招きして発表会を行います。
2年生 人権講演会
2月3日(月)、7限目の時間に、特別社会保険労務士の 清水 聖美 様を講師にお迎えし、「性の多様性の大切さ」をテーマに、人権に関する講演会を行いました。ジェンダーバイアス(性に対する偏見や思い込み)や身体の性、性自認、性的志向等「性の多様性」について、考えながら正しく学ぶ機会となりました。以下は講演の中でお話しいただいた内容の抜粋です。
・ジェンダーバイアスは誰にでもある。なくすものではなく気付くものである。
・性は多様であるということを知り、知識をひろげることが大切である。
・性的志向や性自認は、周りが決めるものではなく自己認識である。
・他者を否定したり、「らしさ」を押し付けたりしてはいけない。
学校評議員会・学校評価懇話会を行いました
本日1月27日(月)は令和6年度 第2回学校評議員会・学校評価懇話会を開催し、今年度の熊女の設定目標に対する取組や達成状況を委員の皆様に説明するとともに、委員の皆様から御意見や御助言をいただきました。
今年度の熊女は「学びのマネジメント力の育成」や「個性を生かす進路選択」、「個別最適な学びの充実」、「積極的な情報発信による生徒募集の充実」などについて特に取り組んできました。学校評価懇話会には、代表生徒の皆さんも出席し、日々の学習や進路実現に向けて取り組んでいることや、活用している熊女のサポート体制などについて意見を述べてくれました。
お忙しい中、御出席くださった委員の皆様、どうもありがとうございました。
ALTの先生から季節のメッセージ
今日の熊女は土曜授業日です。生徒たちは普段通り、集中して授業に臨んでいます。
熊女にはALTのエラ先生がおり、授業などを通して生徒たちの英語のコミュニケーション力や国内外への広い視野を育ててくれています。エラ先生は校内にある「ALT Board」を使って、その時期に合った外国の情報などを発信してくれています。
今月の「ALT Board」は「New Year Traditions」として、日本や外国の新年の伝統や慣習について特集しています。日本のお雑煮やおせち料理、初詣などについては2年生が紹介文を作ってくれました。エラ先生の紹介文の1つに「money bowl」というものがありました。写真をご覧ください。エラ先生は出身国であるフィリピンに住んでいたときには、幸運を招き寄せる意味で、このような飾りをつくっていたそうです。本来は卵やお米、みかんを飾るようですが、ALT Boardには、それぞれ上手に代用したものが飾られていました。世界の文化を知ることができ、毎月ALT Boardの展示がとても楽しみです。
2年生 チャレンジ共通テスト
3年生は自身の進路実現に向けて一生懸命頑張っている毎日です。校内でも先生と個別の論述問題対策や面接練習、出願校の最終決定に向けた面談をしている姿、学習スペースで集中して学習する姿が多く見られます。
本日は2年生も来年度の大学入試を見据え、チャレンジ共通テストを行いました。既習知識で解答できる問題があることや、1年後に向けた自身の課題など気づきも多くあったことと思います。模擬試験や演習問題は終えた後の振り返りが大切です。次への一歩として活用してください。
3年生は一喜一憂せず、「ありたい自分」に向けた挑戦を続けてください。これまでの自分の頑張りが、皆さんを支えてくれます。自信をもって!
自信をもって挑んでください 3年生 大学入学共通テスト
この週末18日・19日は大学入学共通テストです。熊女では本日16日(木)の6時間目に3年生の学年集会を行い、挑戦の一歩を踏み出す生徒たちにメッセージを届けました。
3年生の皆さん、自信をもって挑んでください。きっとこれまでの努力の成果を発揮できるはずです。カバンの中には、自分がほっと一息できる甘いものや心を落ち着けられるものも入れてくださいね。
ICTを活用した初任者研究授業
本日1月14日(火)は本校の初任者の先生(世界史)が1年間の研修のまとめとして研究授業を行いました。本時のメイン課題は、ハプスブルク家台頭の理由を考えることでした。知識構成型ジグソー法の手法を用い、生徒たちは3つの視点から課題を考え、グループで解を導き出します。一人一台のiPadを活用し、グループの解を共有スライドに入力していました。
研究授業には、地歴公民科の先生に加え、他教科の先生方も多く参観しました。授業後には、「このメイン課題ならば、こんな資料を提示すると良いのでは」「資料を生かし、こんなメイン課題の方が学びを深めるのでは」など、良い点に加え、改善点も話し合われ、教科を超えて授業づくりについての意見交換を行いました。このような教員の日々の学びが「授業力の熊女」を支えています。
★トワイライト学校説明会★参加ありがとうございました
12月に引き続き、熊女の魅力を広く知っていただく機会として、本日1月10日(金)の夕方5時から、トワイライト学校説明会を行いました。正門から受付入口までの道を電飾で飾り、中学生・保護者の皆様をお迎えしました。
説明会では、音楽部のミニコンサートから始まり、校長挨拶、学校概要説明を行いました。その後は、参加者の希望に応じて、入試ワンポイントアドバイス、生徒による校内見学ツアー、個別相談を行いました。
熊女では、学習の特徴を「個に応じた最適な学習環境の提供」と説明しています。授業に加えて、教員による進学補習や個別指導、自習室や自習スペースを活用した自己学習、一人一台のiPadを使った駿台サテネットの映像授業や質問アプリの活用など、多様な学びから自分に合った学び方を主体的に選択できます。また、教員との面談を通して、学習の方略や計画を自ら振り返ることができます。
寒い中、本日の説明会にご参加いただきありがとうございました。中学3年生の皆さん、体調管理に気を付けて、一歩前に踏み出してくださいね。
勉強後には、ほっと一息を
本日1月9日の熊女は、1・2年生は冬休み明けの実力テストがありました。静かな廊下を歩きながら校内を回り、図書館に行ってみると、入口には初めて見る大きな観葉植物が置いてあります。「コーヒーの木」という説明書きもあわせて置いてありました。「コーヒーの木の花言葉は『一緒に休みましょう』。コーヒーブレイクの気分で、ゆっくりしていってね!」と書かれています。司書の先生の優しさが伝わります。
熊女生の皆さん、一生懸命頑張るためには、ゆったりとした気持ちをもつ時間も必要です。自分なりのコーヒーブレイクをつくってくださいね。
また、明日は12月に続き、「トワイライト学校説明会」を開催します。申し込みくださった中学生・保護者の皆様、気を付けてお越しください。受検生の皆さんも、ほっと一息する時間を作りながら進路希望実現に向けて頑張ってくださいね。
今年もありがとうございました
冬休みに入って、希望する3年生は大学入学共通テストの校内練習会に参加をしていましたが、早速、問題解説会が行われました。本校の先生がICTを使いながら、問題全体を俯瞰したり、考え方のポイントを説明していました。生徒たちは自分の思考を整理したり、これからの自身の課題を確認しているようでした。明日から学校は年末年始のお休みとなります。生徒の皆さんは体調管理に気を付けて過ごしてください。
熊女の学校ホームページをご覧になってくださっている皆様、いつも本校を応援してくださりありがとうございます。
4月からのホームページアクセス件数を調べたところ、1日平均で9292アクセスでした。皆様から強い期待や関心をいただいていることの現れであると感じています。これからも積極的に熊女の魅力をお伝えしてまいります。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。新年の御挨拶は、本校公式インスタグラムで公開される予定です。
探究活動生徒発表会で成果発表を行いました
12月26日(木)は埼玉県教育委員会が主催する「探究活動生徒発表会」が日本薬科大学さいたまキャンパスを会場に開催されました。熊女は県教育委員会から「データサイエンス・AIリテラシーを活用できる高校生育成事業」の指定を受けているため、昨年度に続き、生徒たちが発表を行いました。
今年度の熊女生の口頭発表は「熊谷市キラキラ政策」と「おかえり小学校」、ポスター発表は「クマぶらで熊谷を豊かに キーワードはSNS?!」という研究テーマでした。いずれも熊谷や地域に関連あるテーマです。熊女では1年生の総合的な探究の時間の中で、熊谷市役所や熊谷の企業と連携し、地域課題解決に取り組んでいます。その探究活動での成果を今回の発表会で紹介しました。
26日の発表会では33校の生徒たちが参加をし、熊女生たちも他校の生徒の皆さんの発表を聞いたり、多くの参加者の前で研究について説明をしました。人前で話すことは緊張するものですが、堂々と発表し、他校の発表内容についても積極的に質問するなど、さすが熊女生でした。お互いに学び合う機会となりました。
2学期も熊女生は頑張りました 終業式
本日12月24日は終業式です。体育館での式では、校長先生の講話、生徒指導主任の先生からお話をいただきました。
明日から冬休みとなりますが、3年生は大学入試に向けて、大学入学共通テスト校内練習会の参加や、自身の学習時間をまとまって取れる期間となります。1・2年生についても自分で考え、計画を立てて過ごす時間が増えます。熊女では「学びのマネジメント力」と言っていますが、自身を俯瞰し、自分に必要な学習を考えたり、時間を上手にコントロールする力を発揮してほしいと思います。
終業式の後は、各種表彰を行いました。校内行事や部活動などでの多くの生徒の頑張りを全校で称えました。2学期も「学業」「学校行事」「部活動」に頑張った熊女生です。
2学期防災訓練・大掃除
本日12月23日(月)は全校で防災訓練を行いました。校内で火災が発生したと想定し、避難・消火訓練などを行いました。熊谷市中央消防署の皆様を指導をしていただき、消火器の使い方や、火災を起こさないために気を付けることなどを教えていただきました。
その後は大掃除を行い、年末に向け、普段以上に時間をかけて学校をきれいにしました。いよいよ年末ですね。
トワイライト学校説明会を行いました
本日12月19日(木)の17時から学校説明会を行いました。定例の学校説明会・見学会に加えて、より多くの中学生・保護者の皆様に熊女の魅力をお伝えしたいと思い、初めて実施をしました。夕方の時間帯の説明会であり、またクリスマスも近いため、イルミネーションで皆様をお迎えしました。
説明会は音楽部によるクリスマスミニコンサートから始まり、学校の概要説明や、入試ワンポイントアドバイス、生徒による校内見学、個別相談など盛りだくさんで、熊女の魅力を丁寧にお伝えしました。
中学3年生の皆さんはいよいよ受験シーズンですね。健康に気を付けて、自身をもって一歩を踏み出してください。
JR熊谷駅で放送部生徒のアナウンスが流れます
JR熊谷駅長様から依頼を受け、熊女放送部の5名の生徒たちが熊谷駅構内のマナー放送を担当します。本日録音し、今後、駅のコンコース・ホームで聞くことができるそうです。駅員の皆様も、放送部生徒たちの高いアナウンス技術を褒めてくださいました。駅をご利用の際には、ぜひ注目いただければと思います。
【2年生国語】修学旅行をテーマに作品を作成しました。
2年生は国語の授業で「修学旅行」をテーマに短歌・俳句・エッセイを作成しました。作成した作品はクラスで鑑賞して投票し、優秀作品を選出しました。作品を通して熊女生が五感をフルに使って様々なことを学習したことが伝わってきます。
最優秀賞
地伝える 津波が奪ひし 人ともの 津波が奪へぬ 記憶と思ひ
学年主任賞
語り部の 当時を語る 瞳には いまだに残る 津波の記憶
修学旅行賞
朝起きて 自室がとても 広いのは 今日からいない 友達のせい
国語科賞
私が修学旅行の中で心に強く残っているのは、死ぬ最後まで町の人に呼びかけ続け、最後には津波に飲 まれてしまった方のことである。中学生の時に「天使の声」という文章を読んだ人も多くいるのではないだろうか。
死ぬ直前の気持ちはどんなだったのだろうか。この方が呼びかけたお陰で どのくらいの人が救われたのだろうか。この方が津波に飲まれず、なおかつ町の人もできる限り救える方 法はなかったのだろうか。これについて語り部さんは、呼びかけを録音して放送すれば良かったのに、その技術は その時にあった、と言っていた。果たしてそれは可能だったのか、何故それを選ばなかったのか、など思う ことはたくさんある。死ぬ直前まで放送する必要はあったのか。津波が来ないと言われていたとしても万 が一のために逃げなかったのか。天使のようだと言われているが、本当にそうだろうか(語り部さんも言っていた)。残 された人、家族の気持ちは。自分ならどうするか。
この、答えや正解のない疑問を、私は修学旅行から帰ってからもずっと考えている。なぜなら、誰にも犠牲になって欲しくない。自分も含め てだ。自分も他の人と同じくらい大切な存在だと私は思うし、他の人もそのように思ってくれていると感じているからだ。だからこそ、誰も不幸せにならない、そんな選択肢を私は選 んでい きたい。実現する ことな ど考えられない選 択肢 を切り開ける人間に なり たい。誰かの犠牲の上に私達は幸せに生きていて、その誰かという犠牲は感動の話として伝えられているが、そ の犠牲というものを無くせないだろうか、減らせないだろうか。本当に、自ら犠牲になるのは良いことであり、 感動の物語であると終わりにして良いのだろうか。それは世の中の犠牲になる人、感動で終わらせてしまう人への疑問である。
上位選出作品
【短歌】
秋空に 響きわたるよ 笑い声 友との語らい これぞ可惜夜(あたらよ)
函館山 ナイトモードは 無いとだよ 身も心も冷え 震える手と肩
人参を くれと暴れる 馬たちは いと恐ろしき 小岩井農場
部屋の中 散らかしまくり 足場なし 次の日の朝 ドタバタ焦り
海風や 髪も躍らす 福浦橋 気分爽快 ビジュは崩壊
身に慣れぬ つめたい心地 忘らるる 星降る街に 目を奪われて
目を奪う 結露滴る 窓の奥 友と見渡す 最初の朝日
let's go 旅の余韻は 未だ胸に 『もう受験生?』 ああちくしょう
食す前 侮っていた 鮮度の差 悔い改める 浅い知(朝市)識を
一口で 大きく頬張る ハンバーガー 二つに重なる 顎に幸せ
寒天の 澄んだ夜景を 見ていたら 告白してた 知らない恋人
笑い合う 友と囲んだ 夕食後 みんなの皿に 残るニンジン
仙台で 牛タンうまさに 感動し 自然と口から モー最高
予想外 鍵が閉まらぬ 旅行鞄 一杯詰めるは 旅の追憶
函館の 夜が紡いだ 輝きの 夜景と思い出 100万ドル
朝食べて 昼も食べつつ 夜食べる 我の横幅太くなりけり
班行動 心躍らせ 四日間 レフに収めるは 満面の笑み
函館山 登りて愛を 見つけるが 早15年 愛は実らず(バスガイドさんの話)
【俳句】
うにいくら ネギトロサーモン 牡蠣食べた
爽やかに 水澄む景色 松島や
写す手と 食う手止まらぬ 修学旅行
秋風に 吹かれ星降る 函館山
【エッセイ】
「写真の話」
私は写真を撮るということがあまり好きではなく、同年代の高校生に比べるとあまり写真を撮ったことがなかったのです。 ですが、今回の旅はアルバムの都合で写真を撮らなければならないということで、渋々写真を撮っていました。
旅の道中、いざスマホを向け、シャッターを切り、撮った写真を見てみるとまぁ酷いこと酷いこと。松島のお宿から登る朝日はなんか白いだけだし、水族館で自由に泳ぎ回っていた魚たちも私のカメラに映ればあら不思議!たちまちただの残像と化す訳で…
そんなこんなで3日目の、函館山での夜景観光の時でした。夜景なんかも写真に写そうということで、スマホを構え、その100万ドルの夜景を収めようとしたのです。そうして写ったのは、ぶれにぶれてただただ白い何かが画面の大半を占めている様な夜景だったはずの何か。これじゃあ1ドルの値をつけるのも惜しいなぁと、苦笑いしながら函館山を去ったのでした。ここで一句。
震える手 シャッター切った 函館山 写っていたのは 1ドルの夜景
ちなみに、友人が撮った函館山の夜景は100万ドルに相応しいものでした。羨ましい。
「オルゴール」
修学旅行最終日、金森赤レンガ倉庫のオルゴール堂という店に立ち寄った。そこでふと目に入った一つのオルゴール。自分の好みドンピシャだった。欲しい、買うしかない、これは私のために作られているようなものだと心の中で叫んだ。恐る恐る値札を見ると5800円、そうプリントされていた。買えない値段ではない。がたった一つの音楽しか奏でない、いわば置物にしては高すぎる金額だった。15分買おうか買うまいか悩んだ。しかし経験上後々後悔することわかっていたため、諦めて店を後にした。今でも買えばよかったと心残りがある。金銭に余裕が出たらもう一度訪れて絶対に手に入れる。
【生徒会より】芸術鑑賞会
12月13日(金)に芸術鑑賞会がありました。今年鑑賞したのは「津軽三味線」です。津軽三味線「あべや」の皆さんにお世話になりました。
演奏は音が会場中に響いていてとても迫力がありました。厳かな雰囲気で始まったかと思えば、生徒たちも手拍子をしたり、お囃子で参加したり、みんなで楽しんでいる様子でした。
また、即興で生徒からのリクエスト曲を三味線で弾いてくださり、いつも聞いているものとは違う音色が新鮮で、かなり盛り上がりました。さらに、トークも楽しく、面白くて、あっという間の1時間半でした。
普段は津軽三味線などの伝統的な楽器の音やそれを弾いている方のお話を聞くことがなかったので、貴重な経験ができたと思います。
2年生も「受験生」への準備
熊女では生徒一人一人の進路実現に向けて、計画的に進路指導を行っています。この12月は2年生を対象とした分野別ガイダンスを行っています。本校の進路指導主事の先生が主に放課後を使って希望する生徒への説明をしています。
例えば、本日は「教育系」のガイダンスでした。熊女の先輩たちが多く進学をしている大学や、教員採用試験を見据えて、今からどのような勉強をしておくと良いかということ、各教科ごとにおすすめの問題集等の情報提供などを生徒たちに伝えていました。
分野別ガイダンスは全部で10回計画されており、生徒は1つ以上の参加をすることとなっています。3年生は本格的な受験シーズンとなりますが、2年生も4月からの「受験生」に向けて、始動しています。
考査前の放課後の様子
熊女は来週から期末考査となります。テスト前の放課後の校舎内は、勉強に励む生徒たちの姿が多数見られます。
熊女には「自習室」がありますが、加えて、廊下に学習スペースがあったり、図書館にも多くの学習机が整えられています。校舎内を回ってみると、自分のお気に入りの場所で、ひとりで問題集に向き合ったり、友達と学び合ったり、先生に質問をしたりと、自分に適した学び方をしていました。熊女では、このように「学びのマネジメント力」を高めています。
土曜授業 第4回PTA役員会
早いもので11月も最終日です。土曜日の今日は、熊女は土曜授業日です。午後からは、第4回役員会・理事会・専門委員会を開催し、役員の保護者の皆様に御出席いただきます。お忙しい中、来校いただきありがとうございます。
昨日と本日30日の2日間、八木橋百貨店8階カトレアホールにおいて「第41回 さいたま花の祭典」が開催されています。熊女の華道部からも3名の生徒作品も展示されています。本日18時までです。生徒たちの成果をぜひご覧になってください。
市内小学校とのスポーツ交流
昨日・今日と、本校のバレーボール部・バスケットボール部の生徒たちと、市内にある桜木小・熊谷東小の児童の皆さんがバレーボールを通して交流を行いました。これは「埼玉の子ども70万人体験活動」の一環で、小学生と高校生のスポーツ交流事業として行ったものです。
私も毎年楽しみにしており、今年も元気に活動する児童の皆さんの様子と、熊女の生徒たちが「お姉さん」として優しくサポートする様子を見学してきました。児童の皆さんは体を大きく使って準備運動をしたり、柔らかいバレーボールを使い、パスやゲームをするなど、とても楽しそうに活動をしていました。熊女の「お姉さん」たちも、最初は少し遠慮する様子も見られましたが、次第に積極的に児童の皆さんに声を掛け、交流を楽しんでいました。授業の終わりには、お互いにハイタッチをしてお別れしました。
ラグビーロードをお花でいっぱいに ロードサポート活動
熊女の正門を出るとすぐに、熊谷駅からまっすぐに走るラグビーロードがあり、その両側には花壇が造られています。
先日の放課後、委員会活動の時間に、熊女の美化委員の生徒たちが、「彩の国ロードサポート活動」としてパンジーを植えました。埼玉県熊谷県土整備事務所の方々と、株式会社藍造園の方々と一緒に活動を行いました。
これから寒い時期になりますが、かわいらしいパンジーが花を咲かせることが楽しみです。お近くを通る際には、ぜひご覧ください。
「防犯教室」を行いました。
11月26日(月)、6,7限目の時間に、熊谷警察署生活安全課のご協力で「防犯教室」を実施しました。刃物を持った不審者を想定し、「さすまた」を持った教員が不審者役の警察官を抑え、生徒を体育館に誘導するという緊張感のある訓練となりました。移動先の体育館では、「不審者の対応・護身術について」というテーマで、担当官から講話をいただく中で、二人一組での実践的な護身術について指導していただきました。「まずは危険な目に遭わないようにすること、一人にならない、もし万が一襲われるようなことがあったらすぐに助けを呼ぶ」等、改めて防犯について考える機会となりました。
倫理授業 先哲の思想を踏まえて、どう考えるか
熊女には初任者の先生がふたりいます。授業力を高めるためにひとりの先生が本日、研究授業を行いました。3年生の倫理の授業です。「現象学」「実存主義」など、抽象的な思想を具体的事例に置き換えることが難しそうな単元です。
知識構成型ジグソー法の手法を活用し、ニーチェ、ハイデガー、サルトルの資料を踏まえて、メイン課題である「高校3年生の悩みに対し、自分ならどう考え、どう行動するか考える」を設定していました。生徒たちは大学受験に向けて、一生懸命自分の道を切り拓こうとしているところです。時には、虚無感を感じたり、「自分とは何か?」ということを考えることもあるかもしれません。授業では、先哲の思想を学び、これからの自分の行き方を描き出していこうとすることをねらいとしていました。
資料を自身で読み込み、グループで共有、考えを深め、Googleスライドを活用して、全体で共有していました。多くの先生方も参観し、先生方もお互いに学び合う「授業力の熊女」です。
【予告】トワイライト学校説明会を行います★
熊女では、これまで土曜日を中心に学校説明会・学校見学会を7回開催し、中学生・保護者の皆さんや教育関係者の皆様に本校の魅力や学校の様子をお伝えしてきました。次の学校見学会は年明けの2月8日(土)ですが、この度、さらに「トワイライト学校説明会」を開催します。「トワイライト」の名の通り、夕方に実施します。
【日時】① 令和6年12月19日(木) 17時~18時20分
② 令和7年1月10日(金) 17時~18時20分
【内容】音楽部によるオープニング(予定)、学校概要・進路概要等説明、校内見学、個別相談
【対象】中学生全学年・保護者・教育関係者
12月・1月ともに同じ内容です。申し込み方法等は、この後、ホームページに掲載をいたします。
これまでとは違う、夕方の時間帯の説明会です。どうぞご参加ください。
第6回学校見学会 ご参加ありがとうございました
本日11月16日は土曜授業と第6回学校見学会を行いました。年内の土曜に開催する見学会は最後となります。今日も中学3年生を中心に、中学1・2年生の皆さんにも参加をいただきました。
熊女を希望する中学生は、学習や進路指導の充実を期待する方が多いですので、見学会でも進路指導主事からの説明の時間を設けています。そこでは、熊女から難関国公立大学や難関私立大学への合格実績や、自分の高い志を持ち、一般選抜により進路実現をする生徒がとても多いこと、一人一人の個性を生かした進路指導を行っていることなどをお伝えしています。
熊女は学習指導もとてもきめ細やかです。授業を基本とし、一人一台端末のiPadを活用した「駿台サテネット」の映像授業、本校教員による進学補習や、個々の疑問点に答える個別指導など、生徒自身が自分のニーズに合わせて学び方を主体的に選択することができます。そして、「皆で頑張ろう」という切磋琢磨できる環境があります。
中学3年生の皆さんは、いよいよ志望校を定める時期だと思います。健康管理に気を付けて、未来への一歩を踏み出してください。
最後に、本日の見学会で発表をした本校生徒から中学生の皆さんへの応援メッセージの一部を紹介します。
「この時期はテストの結果や学校選択問題の難しさに不安を感じてしまうこともあると思いますが、それを乗り越えて、ぜひ自分の目標を実現させてください。皆さんの頑張りを熊女から応援しています。」
熊谷駅にて防犯キャンペーンを行いました。
本日11月15日(金)、JR熊谷駅にて、生活委員会の1年生16名が、埼玉県警察本部主催の防犯キャンペーンに参加しました。北口コンコースで開会式を行った後、駅の乗降客を中心に、リーフレット等の啓発品を配布しながら、主に特殊詐欺や日頃の防犯対策について熱心に呼びかけを行いました。参加した生徒にとっても防犯について考えるよい機会となりました。
中学生 上級学校訪問
毎年、10月・11月の時期を中心に、中学2年生が進路学習として熊女にも上級学校訪問に来てくれます。分担して様々な高校について調べ、学年の皆さんで共有するそうです。
熊女でも来校くださった皆さんに、熊女の特色や魅力をお伝えし、校舎内を見学してもらっています。先日は、説明中にこんな質問もいただきました。「なぜ『鈴懸祭』と言うのですか」「女子校ならではの強みとは何ですか」。
鈴懸の木は熊女のシンボルツリーで、熊女が創立された114年前頃に植えられたと聞いています。熊谷空襲の際も、鈴懸の木は戦禍を生き抜き、昔から今も変わらず熊女生を優しく見守ってくれています。そんな鈴懸の木への想いを込めて、熊女では体育祭・文化祭を「鈴懸祭」と呼んでいます。
「女子校ならではの強み」。生徒たちは、熊女の良さの1つとして「自分を遠慮せずに発揮することができる」とよく言います。これは熊女生が好きな言葉である「出る杭は打たれない」という校風により、一人一人を大切にし、頑張りを応援し合える学校だからです。
他にも、校内のすべての組織のリーダーは女子生徒ですから、「リーダーとしての経験が多くできること」「一歩前に出て挑戦する機会が多いこと」。これらも女子校としての熊女の強みだなと思います。
上級学校訪問に来てくださった中学生の皆さん、ありがとうございました。ぜひ、熊女の魅力を同級生に伝えてくださいね。
明日は、第6回学校見学会です。お申込みくださった皆様、お気をつけてお越しください。お待ちしています。
頑張りました Kumajoパークマラソン大会
本日11月7日(木)はマラソン大会でした。授業を行った後、生徒たちは会場の熊谷スポーツ文化公園に移動します。全学年一斉スタートで、秋の公園内を元気に走りました。
熊女の良さの1つだな、と毎年感じることは、最終でゴールする生徒が完走し終えるまで、学年を超えて皆で応援をすることです。「あともう少し!」「がんばれ~!」「自分のペースでね~!」と声が飛び交い、ゴールを拍手で迎えます。応援を力に、少しペースアップしてゴールを切りました。
沿道で声援を送ってくださった保護者の皆様、救護補助等をしてくださったPTA役員の皆様、どうもありがとうございました。
授業力の熊女
授業シリーズが続きます。先生方は、採用1年目や5年目、10年目などキャリア段階に応じて年次研修を受講しています。熊女では、2名の先生が研修の一環として校内で研究授業を行いました。
ひとりの先生は、1年生の歴史総合の授業です。資料の読み取りを通して理解を深めます。写真から見ていただけますが、ある生徒は自身のiPadに配信された電子ワークシートにタッチペンを使って書き込みをし、ある生徒は紙のワークシートに書き込みをしています。自分に適した学び方を選択できるよう授業者の先生の工夫です。豊富な知識を基に資料を効果的に使いながら歴史的背景を説明してくれるので、ぐっと理解が深まりますね。授業中も生徒たちから笑い声が起きていました。
もうひとりの先生は美術の授業です。生徒たちは油絵による作品制作をしていました。自分のお気に入りの作品を模写するのですが、そのまま模写するのではなく、自分なりの解釈や創造を取り入れて表現していました。ギャルのモナリザ、というのもあり、生徒の発想力に驚きます。授業者の先生は個々の生徒に対し、表現の深みの出し方などについて丁寧に助言していました。授業終了のチャイム後も引き続き筆を持ち続ける生徒もおり、生徒たちが美術が大好きなことが伝わります。
匠の技 ベテランの先生の授業
本校は「授業力の熊女」をキーワードにしています。
今日はベテランの先生方の授業を紹介します。まず、数学の授業です。2年生の数学II Cでは「微分法と積分法」の単元で関数の値の変化について学んでいました。増減表をつくったり、グラフを描いたり、生徒たちは真剣に考えていました。3年生の英語「論理・表現Ⅲ」の授業でもICTを効果的に使いながら、大学入試で出題される英作文を題材として考える力を高めていました。
どちらの授業でもさすがベテランの技だな、と感じたポイントは① 生徒たちが先の見通しをもてるような説明 ② 生徒たちが既習知識を引っ張り出せる説明、です。熊女では、教員も相互に授業を見学し、学び合いをしています。それぞれの授業の工夫や良いところを取り入れ、学校全体で授業力を高めています。
第5回学校見学会 ご参加ありがとうございました
本日11月2日(土)は5回目の学校見学会です。熊女では外部会場で行う学校説明会を8月に、学校を会場とする見学会を年回7回実施しています。
本日も中学3年生を中心に、中学1・2年生の皆さん、教育関係者の皆様と、多くの方々に参加をいただきました。
中学3年生の皆さんは、いよいよ志望校を定める時期となってきたと思います。見学会でもお伝えしましたが、今年度の熊女のキーワードは「授業力の熊女」「学びのマネジメント力」「かざさん花の冠を」です。
ICTを積極的に活用した授業で理解を深めたり、駿台サテネットの映像授業や本校教員の補習や個別指導による個々の学びに丁寧に寄り添う学習指導、「自分の行きたい大学」にこだわった進路指導、そして、「出る杭は打たれない」という一歩踏み出せる環境と校風。これらは熊女の強みです。ご参加くださった皆様には、それらをお伝えできたことと思います。
教務主任による学校概要説明では、途中、数学の問題演習(入試ワンポイントアドバイス)も行い、中学生の皆さんにもペンを動かしていただきました。また熊女生からも高校入試に向けた勉強方法紹介や熊女の魅力等についてお話ししました。
学校見学会は11月16日(土)にも行います。授業の様子や生徒が生き生きと高校生活を送る様子など、ぜひ直接ご覧ください。
衣類のお手入れについて学ぼう 家庭科授業
今日は家庭科の授業を紹介します。2年生が「衣服の選択から管理まで」の単元で、衣服の手入れについて学んでいました。
授業の導入は洗濯の手順の確認です。「洗濯機に衣類を入れる際に、どんなことをしていますか?」生徒たちは「ティッシュペーパーがポケットに入っていないことを確認する」「靴下を丸めたまま入れない」など意見を出していました。ティッシュペーパーを入れて洗濯をすると大変なことになりますよね...。私もあります。
その後は、衣類を傷めないための工夫や、漂白剤の種類、染み抜きの方法、アイロンの効果的な使い方、衣類の保管など、毎日の生活にすぐに役立つ知識を身に付け、グループワークによる活動や学びの振り返りをしていました。
自分で洗濯や衣類管理をしている生徒はまだ少ないようでしたが、「自分ができることを増やそう」という授業担当の先生の言葉のように、知識を生かしながらより良い生活者になってほしいと思います。
1年生 OG講師によるキャリア教育講演会
熊女では、高校卒業後の自分の在り方を考えるキャリア教育のひとつとして、講演会を行っています。
本日10月28日(月)の6・7時間目には、本校卒業生であり、現在、聖徳大学准教授として活躍されている諸井彩子さんを講師にお迎えし、キャリア講演会を行いました。
諸井さんは平安文学を専門とし、現在NHK大河ドラマで放送中の「光る君へ」に関する特別番組にも出演されました。
諸井さんからは、熊女時代にどんなことを頑張っていたか、勉強のモチベーションの保ち方、『源氏物語』の魅力など幅広くお話をいただきました。自分の「好き」を見つけ、伸ばしてほしいことなど熊女生へのアドバイスも生徒たちの心に響いたことと思います。
熊女は今年度で創立114年になります。これまでも現在も多くの卒業生の皆様が自分を生き生きと発揮し、社会で活躍をされています。生徒たちのこれからの一層の輝きが楽しみです。
力強い演説 後期生徒会役員選挙
中間考査最終日の本日は、考査終了後に後期生徒会役員選挙を行いました。
まず、生徒会長・副会長・監査委員長の各候補者が自身の決意や役職に就いた後に取り組みたいことなどを述べました。いずれの生徒も、熊女の未来を考え、より良い熊女を創っていきたいと力強く主張し、さすが熊女生だなと改めて感心しました。
投票後には、全国大会・関東大会に出場した陸上競技部の2人の生徒から大会結果報告を行いました。
熊女には「出る杭は打たれない」そして「一歩前に出てやってみる」という校風があります。本日、全校生徒の前で自分の考えを述べたり、自分の頑張りを報告した生徒たちが、まさにその校風をあらわしてくれていると感じます。
PTA研修旅行
10月23日(水)PTA主催による上級学校を訪問する研修旅行を行いました。行きの車内では、丸木進路指導主事より、熊谷女子高校の進路実績と進路状況、多様化する入試方法についてのガイダンスがありました。
午前は、早稲田大学の早稲田キャンパスを訪れ、学生ガイドの方の案内で、文化遺産である大隈記念講堂を含むキャンパス内の施設見学をしました。また、午後は、お茶の水女子大学を訪れ、大学の魅力、教育の特色、卒業後の進路等の説明の後、キャンパスツアーに参加しました。キャンパスツアーには在学中の2名の卒業生が参加し、保護者の質問に親身になって答えていただきました。
今回訪問した2大学とも、大学の概要だけでなく、大学の魅力や学生生活についての具体的な話を、在籍する学生の目線で聞かせていただくことができて、大変有意義な研修となりました。ご協力いただきました大学関係者の皆様、ご参加いただいた保護者の皆様誠にありがとうございました。
考査期間の放課後
ただいま熊女は中間考査期間です。考査後の放課後は、生徒たちは自分に適した環境を選び勉強をしています。熊女には自習室や図書館、廊下の学習スペースなど、自学自習できる環境が設けられています。放課後に校舎内を回ってみると、黙々と勉強に励む姿が多く見られました。教科担当の先生に質問をする生徒もいました。
熊女では「学びのマネジメント力」の育成をキーワードとしています。自身のニーズや自分の特性を踏まえ、学習方法や学習場所を選択したり、時間管理等をうまくコントロールしてほしいと思います。
体育授業 「よっしゃー!」「ナイス!」の掛け声
数日続いている授業シリーズです。今回は体育の授業の紹介です。来月のマラソン大会に向けて持久力を高める授業を行っている時期ですが、雨空だったこの日は、卓球の授業でした。3年生なので、卓球台の設置も分担して行い、とてもスムーズです。各台に分かれ、練習をしてから試合形式で 対戦をしていました。2分毎に台を移動し、次のペアと試合を行います。
熊女生は、体育の授業も夢中になって取り組み、1点取るたびに「よっしゃー!」「ナイスー!」「惜しい、惜しい」と掛け声が飛び交います。換気良く授業を行っているので外気がよく感じられたのですが、卓球場の下の階は食堂です。ランチの準備をする揚げ物のにおいと、卓球場の外に植えられている金木犀の香りがしました。秋になりましたね。
漢文授業 演じて理解を深めます
昨日は2年生の漢文授業を見学しました。「鴻門之会・剣の舞」の場面です。ペアでの音読練習から、書き下し文の確認、内容理解と授業が展開します。学習範囲の読解が終了し、まだ10分程、授業時間がある時です。担当の先生が、「では、この場面を皆さんに演じてもらいます。」「〇〇さん、◇◇さん、お願いします。」というと、生徒たちからは、キャーという声があがりました。項荘、項伯の役は決定し、生徒からは「沛公の役は誰がやるのですか?」と。先生が「私がやります。」というと、再び、キャーという声が。
この場面は、どの登場人物がどちらの方角を向いて座っているかという位置関係や、それぞれの登場人物の動きなど、読解が難しいところでもあります。このため、観客役の生徒たちからは「ここは、こうやって舞うんだよ」というアドバイスの声もあがっていました。文字を追って理解するだけでなく、実際の動きを通して、その場の状況を理解したため、生徒たちの理解も一層深まったことでしょう。
iPadを使って学びを深めます
今日は保健の授業を見学しました。「生涯を通じる健康」の単元で、労働災害の防止について学んでいました。
一人一台のiPadを活用し、先生は今日の授業で使うワークシートをひとりひとりに電子で配信します。生徒たちはペンを使って直接書き込みをしており、まさに筆記用具としてiPadを使っています。
事例をもとに、労働災害を防ぐための対策をグループで考えていました。個人ができる対策、会社などの雇用側が考えるべき対策の両面から意見を出し合っていました。
生徒たちも数年後には社会人となります。自分自身を大切にしながら、社会で力を発揮してもらいたいです。
10/5 学校見学会 ご参加ありがとうございました
熊女は積極的に学校見学会を開催しており、本日10月5日(土)は、2学期3回目の見学会です。本日は土曜授業日でもあるので、参加者の皆様には授業見学もしていただいています。
中学3年生の皆さんは、本格的に志望校を定める時期だと思います。熊女の説明会・見学会に参加してくださった中学生のアンケート結果からは「熊谷女子高校は生徒が大きく成長する可能性をもった学校である」「別学校ならではの自由で伸び伸びとした雰囲気を感じる学校である」という質問項目について「そう思う」という回答を非常に多くいただいています。
土曜授業にあわせた学校見学会は、今後も11月2日・11月16日、中学1・2年生を主に対象とした2月8日に開催します。ぜひ、お越しいただき「大きく成長できる」「伸び伸びとした雰囲気」を感じてください。
2学年 修学旅行 (4日目)
10月2日(水)、修学旅行最終日は、函館市内での半日班別研修でした。朝市で朝食を取り、旧イギリス領事館、教会を含む元町エリア、赤レンガ倉庫周辺のベイエリア、五稜郭公園周辺のエリアを散策しました。旅の最後を除き天候にも恵まれ、予定通りの行程で、充実した修学旅行となりました。
1年生 データサイエンス講演会実施
熊女は、埼玉県教育委員会から「データサイエンス・AIリテラシーを活用できる高校生育成研究事業」の指定を受けています。これは県内では2校のみです。
本日10月2日(水)の4時間目に、1年生全員を対象にデータサイエンス講演会を実施しました。講師には立正大学データサイエンス学部教授 上原宏先生をお招きし、「ビッグデータの科学と人工知能ビジネス~データサイエンスの今と未来~」というテーマでお話をいただきました。
熊女では1年生が「総合的な探究の時間」の中で、熊谷市と連携をして熊谷市の課題解決策をチームで考え、策を実際に熊谷市に提案する学習を行っています。本日の講演を通して、ビッグデータが社会でどのように活用されているのか、AIの学習と人の学習などについて理解を深めることができました。これから生徒たちも多くのデータに触れる学習活動に取り組みます。課題解決のためには、データをどう活用し、思考するのか。生徒たちの探究活動が楽しみです。講演いただいた上原先生、どうもありがとうございました。
2学年 修学旅行 (3日目)
10月1日(火)、修学旅行も折り返しを過ぎ、3日目を迎えました。本日は晴天の下、班別研修の2日目。盛岡、青森、函館でそれぞれ自主研修を行い、函館で合流。函館山から素晴らしい夜景を眺めました。北の大地でも熊女生は元気です。
SGHS 熊女での思い出
ニュージーランドの姉妹校であるサウスランド・ガールズ・ハイスクールの皆さんの8日間に渡る熊女滞在もいよいよ終盤です。
9月30日(月)は、授業に参加をしたり、和食調理体験、日本文化体験(茶道・華道・競技かるた)、そして夕方からはフェアウェルパーティーという1日でした。
1年生の英語の授業では、熊女生たちがグループごとに日本文化や観光地紹介などを行っていました。書道についての説明では、筆や硯、半紙の実物を示しながら説明を進めます。生徒たちはSGHSの生徒たちの座る机に突如書道用下敷きを出し、「日本」と書いたお手本を見せ、この場で実際に書いてみよう!と展開していきます。SGHSの生徒たちは、40人の熊女生が見守る中、半紙に筆を滑らせます。一字筆を運ぶたびに「お~」っという熊女生の歓声が上がる中、堂々と書いたSGHSの生徒たちに拍手ですね。
和食調理体験では、白玉粉を使ってみたらし団子を作っていました。書道、和食、茶道、華道、かるた・・・身の回りにも日本の伝統文化が多くあることを改めて感じました。SGHSの生徒の皆さんも、日本文化を実際に体験し、良い思い出になったことと思います。
2学年 修学旅行(2日目)
9月30日(月)、本日は終日班別研修。晴天にも恵まれ、午前中は風光明媚な松島で、午後は仙台、盛岡、平泉、花巻、一関 等計画に従い、それぞれの地で自主研修を行いました。名所、旧跡、博物館を巡り、その土地の美味しいものを食べてきたとのこと。2日目もとても有意義な1日となりました。
小学生と国際交流
先日、熊女を訪れているサウスランド・ガールズ・ハイスクールの皆さんと本校生徒たちが、熊谷市立熊谷東小学校の児童の皆さんと交流をしました。
小学校の正門を入るとすぐに、「ハロー!」とたくさんの元気な声のお出迎えを受け、体育館に入ると5年生の皆さんが、お花のアーチで歓迎してくれました。その後、グループに分かれ、マオリの伝統音楽を一緒に演奏したり、ニュージーランドに関するクイズやカードゲームなどを一緒に楽しみました。
2学年 南三陸震災学習
9月29日(日)仙台からバスに乗り、宮城県南三陸町を訪れ震災学習を行ないました。語り部さんのガイドで、旧戸倉中学校(現戸倉公民館)→ さんさん商店街 → 南三陸町震災復興祈念公園の震災遺構、防災対策庁舎を巡りました。語り部さんの話に真剣に耳を傾けるとともに、震災遺構を目の前にして、皆で言葉を失いました。
YES工房に場所を移し、語り部さんによる震災講話、「私の体験した東日本大震災~3.11 あの瞬間を忘れない~」を拝聴しました。南三陸町の概要、東日本大震災による南三陸町の被害、当時の被災地の様子、避難所での生活の様子、災害ボランティアの様子、被災から一ヵ月後にスタートした「福興市」に代表される復興の歩みについて、実体験を交えてお話しいただきました。震災を私事として捉え、自然災害に対する心構えを学ぶ貴重な機会となりました。