熊女日記
多くの表彰とともに 令和4年度修了式
本日3月24日(金)は令和4年度修了式です。
校長先生の講話、生徒指導部主任からのお話、校歌斉唱を行いました。
その後、7団体24人と、多くの表彰がなされました。すべての生徒たちが普段から頑張っているからこその成果ですね。
令和4年度も本日で一区切りで、明日から学年末休業・春季休業となります。
生徒の皆さん、それぞれが充実した1年を過ごせたことと思います。新しい年度に向けて、自分自身の「花の冠」(夢・希望・目標)を設定し、追い求めて(かざさん)いきましょう。
本校校歌の一節には、「かざさん 花の冠を」と詠われ、この言葉は、本校の特色を表すものとなっています。
校章デザインも 熊女と桜
熊谷も桜が開花し、暖かい日が続いています。
熊谷女子高校にも桜の木々があり、柔らかなピンク色が陽射しを受けています。
熊女の校章のデザインも、桜をモチーフにしたものです。その由来を抜粋してみます。
「明治44年の開校当初、荒川堤にはきれいな桜並木があり、市民に愛され熊谷の名所となっていたことから、本校にも桜が植えられました。そして、本校が1年1年と年輪を重ね大きな桜の木となるように発展してほしいという願いと、生徒たちが美しく咲く桜の花のように成長し、巣立ってほしいという願いをこめて、桜をシンボルとして本校の校章が設定されました。その後、校章は桜のシンボルを残したまま、2回ほどデザインを変え、現在のものとなっています。」
写真の桜は、敷地内にある、さくら会館横の桜です。だいぶ花を開いています。
正門前の枝垂桜が咲くのも楽しみです。
入学許可候補者説明会
3月17日(金)の午後、入学許可候補者説明会を行いました。
初々しい入学許可候補者の皆さんと保護者の皆様に来校いただき、4月に向けて準備をしてほしいことや、高校生活について説明をしました。入学許可候補者の皆さんは、熱心にメモを取りながら参加をしてくれました。
4月に元気いっぱいの皆さんに会えることを楽しみにしています。
修学旅行の思い出を詠む 短歌コンクール入賞
第28回「前田純孝賞」学生短歌コンクール 中・高校生の部で、本校の2年生2名が見事入賞しました。
このコンクールは、明治13年に兵庫県新温泉町に生まれ、生涯2000首にもおよぶ短歌を残し、その才能を「東の啄木、西の翠渓」と称された、前田純孝(号・翠渓)を冠するものです。
熊女の2年生たちは、修学旅行で関西へ行った際の心の機微を歌に詠みました。
【準前田純孝賞】深野 長月瑠さん「吸い込んできた潮風が帰路に就くわたしの中でまだ鳴っている」
【佳作】磯海 未来さん「悠々と泳ぐジンベイザメの目に映る私のちっぽけなこと」
それぞれの短歌から、状況や心情が浮かんできますね。おめでとうございます。
熊女生のエネルギー発揮 ハンド・バスケ大会
3月14日・15日は、校内ハンド・バスケ大会を行いました。
1年生はハンドボール、2年生はバスケットボールです。開会式は、恒例の体育委員のパフォーマンスからスタート。脚本を考えたり、演技をしたり、生徒の力の高さに毎回驚きます。
1つ1つのプレーに応援の声援が湧き、生徒たちは元気いっぱいに取り組んでいました。13日には一時雨が降り、校庭の状況が心配されましたが、体育科の先生方・運営委員の生徒たちのおかげで予定通り実施をすることができました。学校行事は、縁の下の力持ちがいるからこそ、安心・安全に、笑顔で実施できています。ありがとうございました。
第75回卒業証書授与式
3月10日(金)は、埼玉県立熊谷女子高等学校 第75回卒業証書授与式が挙行されました。
暖かな1日となり、卒業生の門出を、来賓の皆様、在校生、保護者の皆様とともに祝いました。
卒業生の皆さん、これからの人生を「まっすぐに、しなやかに」歩んでください。
母校は、皆さんを応援し、見守っています。
卒業生から在校生へのメッセージ
3月10日(金)は卒業式でした。
夕方、卒業式後の校舎内を歩いていると、1年生の教室の黒板にはメッセージ、教卓にはお菓子の山が置かれています。体育祭の縦割りで、同じ「団」であった、3年生からの感謝の贈り物です。
月曜日の朝、これらを見た1年生の驚きと笑顔が目に浮かびます。
これも熊女の優しさのバトンですね。
愛と感謝を込めてエールを 予餞会
先日、3年生の卒業を祝う予餞会が行われました。
テーマである「先輩!大大大大大好きです!!~愛と感謝を込めてエールを~」のとおり、たくさんの愛が溢れていました。
音楽やダンス、演劇などのステージ発表、各部活動による3年生への「ありがとう動画」、離任された先生方からのビデオレターなど盛りだくさんの内容です。その中でも、当日まで内容が秘密であった、3学年団の先生方による熱演動画は大好評で、卒業生も在校生も大喜びでした。
3年生の皆さん、熊女でのあたたかな思い出が1つ増えたことと思います。
在校生の皆さん、素敵なパフォーマンスをありがとう。企画・運営を担ってくれた文化委員の生徒の皆さん、入念な準備をありがとう。皆で3年生の新たな門出を祝うことのできた時間になりましたね。
県立文書館 熊女ゆかりの資料展示
埼玉県には、埼玉に関する歴史的・文化的に価値のある行政文書や記録資料を収集・整理し、県民共有の財産として保存に努めている県立文書館があります。
その文書館で、現在、企画展「新収集公開文書 古沢家文書-近代熊谷の発展に尽くした名士-」が開催され、江戸時代の熊谷の様子や、明治期の熊谷の名士であった 古沢家の足跡などが紹介されています。熊谷女子高校の前身である埼玉県立熊谷高等女学校に関する資料も展示され、熊谷地域に関係する教育などについても知ることができます。
熊谷女子高校は、明治44年に埼玉県立熊谷高等女学校として創立され、今年で112年を迎える県内有数の伝統校です。貴重な展示資料を通して、本校のあゆみや、当時の地域社会の様子をご覧ください。
埼玉県立文書館 企画展のご案内はこちらです。
https://monjo.spec.ed.jp/page_20230224023332
後輩からの贈り物
今週は卒業式がありますが、その前日は予餞会を行い、在校生から卒業生への感謝のメッセージや演技、出し物などが贈られます。
本日7日の夕方には、予餞会のリハーサルが行われました。司会の生徒や、文化委員の生徒、発表する各団体などが時間管理や動きの確認などを丁寧に行っていました。
生徒主体、お互いを大切に思い合う、共に創り上げる、そんな熊女の伝統を感じるリハーサルでした。
卒業生の皆さん、楽しみにしていてくださいね。