教職員の方へ
H28.11.25 埼玉県北部5校英語研究会 公開研修会
「埼玉県北部5校英語研究会 公開研修会」を開催します。
多くの方々によるご参加をお待ちしております。
*内容の詳細、参加申込については、次のPDFファイルをご確認ください。
【公開研修会】H28.11.25 北部5校英語研究会.pdf
・日 時 平成28年11月25日(金)13:30~17:00
・場 所 埼玉県立熊谷女子高等学校
・指導者 東京学芸大学名誉教授 金谷 憲
・取組の概要
埼玉県学校間ネットワーク会議C-9グループに本庄高校を加えた
北部5校(熊谷・熊谷女子・熊谷西・秩父・本庄高校)で、
熊谷女子高校を事務局として研究会を行ない、
金谷先生のご指導のもと、授業力向上を図るべく、研修を続けてきました。
今年度は、中学校既習事項復習活動(通称コアラ)を、
熊谷女子高校で試行し、その授業をビデオ撮影して、
研究協議会をしております。
今回の公開研修会でも、コアラ授業をビデオで撮影して
研究協議会を開き、ご参加の皆様からのご意見や
ご指導をいただく予定です。
(熊谷女子高校 事務局 本多綾子)
公開授業(授業担当者からの報告)
11月6日(金)に本校で数学、英語の公開授業を行いました。
知識構成型ジグソー法(CoREF:東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構HP内の解説ページはこちら)を用いて、協調学習の授業を実施しました。担当した教員からの報告を掲載します。


【1年 数学】
データの分析を利用した仮説検証型の課題解決授業を、ジグソー法を用いて実践した。テーマは、「デリバリーの遅延理由を解析しよう」である。遅延理由の仮説を3つ立て、それぞれの仮説ごとにグループに分かれ、データの分析で学習した「平均値」や「箱ひげ図」、「散布図」などを使いながら問題を検証していった(エキスパート活動)。その後、それぞれの仮説を検証した生徒が集まり結果を報告し、話し合いながら遅延理由をまとめていき(ジグソー活動)、グループごとに発表した(クロストーク)。
多くのデータを一度に見た経験がなく、最初は戸惑っていたが、次第に慣れてきて議論も活発に行っていた。普段、あまり数学が得意ではない生徒も、積極的に発言していたのが印象的であった。また、学習した内容を利用し、話し合いながら問題を解決していこうという姿勢が多く見られ、今後の「データの分析」における授業展開の一つの方向性が見えた気がした。 (丸木)


【1年 英語表現I】
英語表現 I の授業で協調学習の一環としてジグソー法を実施した。英文法の知識をインプットしつつ、生徒が楽しみながら自主的に学び合うにはどうすれば良いか考えた結果、 “Chain story” と呼ばれる活動を採用することにした。この活動では3~4人が1つのグループになり、英文をリレー形式で書いて物語を創作する。
教室の後方から10名以上の教員が見ているにもかかわらず、Chain story活動が始まるとすぐに、生徒は物語のストーリーを考えるのに没頭し始めた。また当初の狙い通り、文法事項でわからない所をグループ内で教え合う行動が随所に見られた。一方で、約半数のグループがストーリーの中身に凝りすぎ、英文を書くのが遅くなった。この点は時間配分の点ではマイナスだったが、これまでになく集中力が高まったという点ではプラスの結果として受け取っている。
ジグソー法は生徒の自主性を高める手法としては有効だと思う。一方で、一人ひとりの生徒の理解度を測るには不向きであることもわかった。発展途上の授業形式なので課題も多いが、学習効果と楽しさが両立する授業形式を今後も追求していきたい。(岩根)
◎授業後の研究協議の様子です。(11/10掲載)

知識構成型ジグソー法(CoREF:東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構HP内の解説ページはこちら)を用いて、協調学習の授業を実施しました。担当した教員からの報告を掲載します。
【1年 数学】
データの分析を利用した仮説検証型の課題解決授業を、ジグソー法を用いて実践した。テーマは、「デリバリーの遅延理由を解析しよう」である。遅延理由の仮説を3つ立て、それぞれの仮説ごとにグループに分かれ、データの分析で学習した「平均値」や「箱ひげ図」、「散布図」などを使いながら問題を検証していった(エキスパート活動)。その後、それぞれの仮説を検証した生徒が集まり結果を報告し、話し合いながら遅延理由をまとめていき(ジグソー活動)、グループごとに発表した(クロストーク)。
多くのデータを一度に見た経験がなく、最初は戸惑っていたが、次第に慣れてきて議論も活発に行っていた。普段、あまり数学が得意ではない生徒も、積極的に発言していたのが印象的であった。また、学習した内容を利用し、話し合いながら問題を解決していこうという姿勢が多く見られ、今後の「データの分析」における授業展開の一つの方向性が見えた気がした。 (丸木)
【1年 英語表現I】
英語表現 I の授業で協調学習の一環としてジグソー法を実施した。英文法の知識をインプットしつつ、生徒が楽しみながら自主的に学び合うにはどうすれば良いか考えた結果、 “Chain story” と呼ばれる活動を採用することにした。この活動では3~4人が1つのグループになり、英文をリレー形式で書いて物語を創作する。
教室の後方から10名以上の教員が見ているにもかかわらず、Chain story活動が始まるとすぐに、生徒は物語のストーリーを考えるのに没頭し始めた。また当初の狙い通り、文法事項でわからない所をグループ内で教え合う行動が随所に見られた。一方で、約半数のグループがストーリーの中身に凝りすぎ、英文を書くのが遅くなった。この点は時間配分の点ではマイナスだったが、これまでになく集中力が高まったという点ではプラスの結果として受け取っている。
ジグソー法は生徒の自主性を高める手法としては有効だと思う。一方で、一人ひとりの生徒の理解度を測るには不向きであることもわかった。発展途上の授業形式なので課題も多いが、学習効果と楽しさが両立する授業形式を今後も追求していきたい。(岩根)
◎授業後の研究協議の様子です。(11/10掲載)
授業公開・授業研究協議会が開催されました
11月27日(水)に本校で
「リーダー育成・進学重点推進校 授業公開および授業研究協議会」
が開催されました。
13:25-14:15 授業公開(1,2年すべての授業)
13:25-14:15 授業公開(1,2年すべての授業)
14:25-15:15 研究授業
国語(古典講読 近藤教諭)、数学(数学I 吉沢教諭)
社会(政治経済 小口教諭)、理科(化学II 小山田教諭)
英語(コミュニケーション英語I 関根教諭)
15:30-16:50 研究協議会(下の写真)
今回、研究授業のテーマを「生徒が主体的に取り組む授業の展開」と
設定し、6時限目に5教科5人の先生方による研究授業が行われました。
それぞれの授業で、生徒が生き生きと取り組んでいる姿が印象的でした。
また、その後の研究協議会では他校からの先生方を交え、活発な質疑や
意見交換がなされ、充実した協議会でありました。この研究授業を機に先生
方がさらに自らの授業改善を進めて、生徒一人一人の学力向上に努めてい
くことを願っております。研究授業された先生方大変お疲れ様でした。
★11/27学校教員向け 授業公開・研究会を開催します
学校教員の皆様へ
本校で11月27日に、
「リーダー育成・進学重点推進校 授業公開および授業研究協議会」
を開催します。
日程と内容は以下のとおりです。
11月27日(水)
13:00-13:20 受付
13:00-13:20 受付
13:25-14:15 授業公開(1,2年すべての授業)
14:25-15:15 研究授業
国語(古典講読 近藤教諭)、数学(数学I 吉沢教諭)
社会(政治経済 小口教諭)、理科(化学II 小山田教諭)
英語(コミュニケーション英語I 関根教諭)
15:30-16:50 研究協議会
★参加をご希望される先生は、本校(電話048-521-0015)小泉教頭まで