熊女日記

第5回学校見学会 ご参加ありがとうございました

 本日11月2日(土)は5回目の学校見学会です。熊女では外部会場で行う学校説明会を8月に、学校を会場とする見学会を年回7回実施しています。

 本日も中学3年生を中心に、中学1・2年生の皆さん、教育関係者の皆様と、多くの方々に参加をいただきました。

 中学3年生の皆さんは、いよいよ志望校を定める時期となってきたと思います。見学会でもお伝えしましたが、今年度の熊女のキーワードは「授業力の熊女」「学びのマネジメント力」「かざさん花の冠を」です。

 ICTを積極的に活用した授業で理解を深めたり、駿台サテネットの映像授業や本校教員の補習や個別指導による個々の学びに丁寧に寄り添う学習指導、「自分の行きたい大学」にこだわった進路指導、そして、「出る杭は打たれない」という一歩踏み出せる環境と校風。これらは熊女の強みです。ご参加くださった皆様には、それらをお伝えできたことと思います。

   教務主任による学校概要説明では、途中、数学の問題演習(入試ワンポイントアドバイス)も行い、中学生の皆さんにもペンを動かしていただきました。また熊女生からも高校入試に向けた勉強方法紹介や熊女の魅力等についてお話ししました。

 学校見学会は11月16日(土)にも行います。授業の様子や生徒が生き生きと高校生活を送る様子など、ぜひ直接ご覧ください。

   

衣類のお手入れについて学ぼう 家庭科授業

 今日は家庭科の授業を紹介します。2年生が「衣服の選択から管理まで」の単元で、衣服の手入れについて学んでいました。

 授業の導入は洗濯の手順の確認です。「洗濯機に衣類を入れる際に、どんなことをしていますか?」生徒たちは「ティッシュペーパーがポケットに入っていないことを確認する」「靴下を丸めたまま入れない」など意見を出していました。ティッシュペーパーを入れて洗濯をすると大変なことになりますよね...。私もあります。

 その後は、衣類を傷めないための工夫や、漂白剤の種類、染み抜きの方法、アイロンの効果的な使い方、衣類の保管など、毎日の生活にすぐに役立つ知識を身に付け、グループワークによる活動や学びの振り返りをしていました。

 自分で洗濯や衣類管理をしている生徒はまだ少ないようでしたが、「自分ができることを増やそう」という授業担当の先生の言葉のように、知識を生かしながらより良い生活者になってほしいと思います。

1年生 OG講師によるキャリア教育講演会

 熊女では、高校卒業後の自分の在り方を考えるキャリア教育のひとつとして、講演会を行っています。

 本日10月28日(月)の6・7時間目には、本校卒業生であり、現在、聖徳大学准教授として活躍されている諸井彩子さんを講師にお迎えし、キャリア講演会を行いました。

 諸井さんは平安文学を専門とし、現在NHK大河ドラマで放送中の「光る君へ」に関する特別番組にも出演されました。

  諸井さんからは、熊女時代にどんなことを頑張っていたか、勉強のモチベーションの保ち方、『源氏物語』の魅力など幅広くお話をいただきました。自分の「好き」を見つけ、伸ばしてほしいことなど熊女生へのアドバイスも生徒たちの心に響いたことと思います。

 熊女は今年度で創立114年になります。これまでも現在も多くの卒業生の皆様が自分を生き生きと発揮し、社会で活躍をされています。生徒たちのこれからの一層の輝きが楽しみです。

力強い演説 後期生徒会役員選挙

 中間考査最終日の本日は、考査終了後に後期生徒会役員選挙を行いました。

 まず、生徒会長・副会長・監査委員長の各候補者が自身の決意や役職に就いた後に取り組みたいことなどを述べました。いずれの生徒も、熊女の未来を考え、より良い熊女を創っていきたいと力強く主張し、さすが熊女生だなと改めて感心しました。

 投票後には、全国大会・関東大会に出場した陸上競技部の2人の生徒から大会結果報告を行いました。

 熊女には「出る杭は打たれない」そして「一歩前に出てやってみる」という校風があります。本日、全校生徒の前で自分の考えを述べたり、自分の頑張りを報告した生徒たちが、まさにその校風をあらわしてくれていると感じます。

 

PTA研修旅行

 10月23日(水)PTA主催による上級学校を訪問する研修旅行を行いました。行きの車内では、丸木進路指導主事より、熊谷女子高校の進路実績と進路状況、多様化する入試方法についてのガイダンスがありました。

 午前は、早稲田大学の早稲田キャンパスを訪れ、学生ガイドの方の案内で、文化遺産である大隈記念講堂を含むキャンパス内の施設見学をしました。また、午後は、お茶の水女子大学を訪れ、大学の魅力、教育の特色、卒業後の進路等の説明の後、キャンパスツアーに参加しました。キャンパスツアーには在学中の2名の卒業生が参加し、保護者の質問に親身になって答えていただきました。

 今回訪問した2大学とも、大学の概要だけでなく、大学の魅力や学生生活についての具体的な話を、在籍する学生の目線で聞かせていただくことができて、大変有意義な研修となりました。ご協力いただきました大学関係者の皆様、ご参加いただいた保護者の皆様誠にありがとうございました。

考査期間の放課後

 ただいま熊女は中間考査期間です。考査後の放課後は、生徒たちは自分に適した環境を選び勉強をしています。熊女には自習室や図書館、廊下の学習スペースなど、自学自習できる環境が設けられています。放課後に校舎内を回ってみると、黙々と勉強に励む姿が多く見られました。教科担当の先生に質問をする生徒もいました。

 熊女では「学びのマネジメント力」の育成をキーワードとしています。自身のニーズや自分の特性を踏まえ、学習方法や学習場所を選択したり、時間管理等をうまくコントロールしてほしいと思います。

 

体育授業 「よっしゃー!」「ナイス!」の掛け声

 数日続いている授業シリーズです。今回は体育の授業の紹介です。来月のマラソン大会に向けて持久力を高める授業を行っている時期ですが、雨空だったこの日は、卓球の授業でした。3年生なので、卓球台の設置も分担して行い、とてもスムーズです。各台に分かれ、練習をしてから試合形式で 対戦をしていました。2分毎に台を移動し、次のペアと試合を行います。

 熊女生は、体育の授業も夢中になって取り組み、1点取るたびに「よっしゃー!」「ナイスー!」「惜しい、惜しい」と掛け声が飛び交います。換気良く授業を行っているので外気がよく感じられたのですが、卓球場の下の階は食堂です。ランチの準備をする揚げ物のにおいと、卓球場の外に植えられている金木犀の香りがしました。秋になりましたね。

漢文授業 演じて理解を深めます

 昨日は2年生の漢文授業を見学しました。「鴻門之会・剣の舞」の場面です。ペアでの音読練習から、書き下し文の確認、内容理解と授業が展開します。学習範囲の読解が終了し、まだ10分程、授業時間がある時です。担当の先生が、「では、この場面を皆さんに演じてもらいます。」「〇〇さん、◇◇さん、お願いします。」というと、生徒たちからは、キャーという声があがりました。項荘、項伯の役は決定し、生徒からは「沛公の役は誰がやるのですか?」と。先生が「私がやります。」というと、再び、キャーという声が。

 この場面は、どの登場人物がどちらの方角を向いて座っているかという位置関係や、それぞれの登場人物の動きなど、読解が難しいところでもあります。このため、観客役の生徒たちからは「ここは、こうやって舞うんだよ」というアドバイスの声もあがっていました。文字を追って理解するだけでなく、実際の動きを通して、その場の状況を理解したため、生徒たちの理解も一層深まったことでしょう。

iPadを使って学びを深めます

 今日は保健の授業を見学しました。「生涯を通じる健康」の単元で、労働災害の防止について学んでいました。

 一人一台のiPadを活用し、先生は今日の授業で使うワークシートをひとりひとりに電子で配信します。生徒たちはペンを使って直接書き込みをしており、まさに筆記用具としてiPadを使っています。

 事例をもとに、労働災害を防ぐための対策をグループで考えていました。個人ができる対策、会社などの雇用側が考えるべき対策の両面から意見を出し合っていました。

 生徒たちも数年後には社会人となります。自分自身を大切にしながら、社会で力を発揮してもらいたいです。

10/5 学校見学会 ご参加ありがとうございました

 熊女は積極的に学校見学会を開催しており、本日10月5日(土)は、2学期3回目の見学会です。本日は土曜授業日でもあるので、参加者の皆様には授業見学もしていただいています。

 中学3年生の皆さんは、本格的に志望校を定める時期だと思います。熊女の説明会・見学会に参加してくださった中学生のアンケート結果からは「熊谷女子高校は生徒が大きく成長する可能性をもった学校である」「別学校ならではの自由で伸び伸びとした雰囲気を感じる学校である」という質問項目について「そう思う」という回答を非常に多くいただいています。

 土曜授業にあわせた学校見学会は、今後も11月2日・11月16日、中学1・2年生を主に対象とした2月8日に開催します。ぜひ、お越しいただき「大きく成長できる」「伸び伸びとした雰囲気」を感じてください。