未来を見つめるために、過去を知る

 私たちはスマートフォンひとつで世界中とつながれる時代を生きています。現代においては、「持続可能性」「多様性」「共生」といった、より人間的で長期的な視点が求められています。社会全体の調和をどう実現するか。2025年の大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」が掲げられています。「人がよりよく生きるとはどういうことか?」という本質的な問いに向き合う場であるのだと思います。

 

 

 「未来を見つめるために、過去を知る」。過去は今に通じており、過去を究明することは、現在が抱えるさまざまな問題・課題を考えるための手がかり・足がかりになります。その視点を大切にしながら、日々の生活の中でも、自分たちがつくる「進歩」と「調和」を意識することが大切であると思います。