2年生「人文科学探究」公開授業

2月9日(水)3・4限に2年生「人文科学探究」公開授業を実施しました。

この「人文科学探究」は、本校独自の科目(学校設定科目)であり、人文科学探究Ⅰが国語、人文科学探究Ⅱが地理歴史、人文科学探究Ⅲが美術、人文科学探究Ⅳが英語の教科目として設定されています。この4科目のうち1科目を文型生徒が選択・履修し、それぞれの分野でアクティブ・ラーニングの視点を取り入れた探究活動を行っています。生徒の、論理的思考力や課題設定能力・解決力、表現力等の育成を目指して指導に取り組んでいます。

 

人文科学探究Ⅰの国語はポスターセッションを行いました。会議室と小会議室で3~6人のグループに分かれて、各自のテーマごとに探究の発表を行いました。1学期は探究の基礎を学び、2学期から探究活動(問いの設定、情報収集、情報の整理・分析、まとめ・表現)に取り組み、今回2サイクル目のポスター発表。さらにレポート提出がゴールとなります。

 

人文科学探究Ⅱの地歴公民はプレゼンを行いました。HR教室を3教室使用し、選択生徒全員が5~10分程度にまとめたプレゼンテーションを順番に行いました。最終課題の課題設定は「地理・歴史や社会にかかわっていればどんな探究活動をしてもよい」としました。生徒たちは個性を発揮して、十人十色で個々に課題を設定し探究に取り組んできました。多種多様な内容のレポート作成及び発表があり、毎年豊かな発想に驚かされる授業となっています。

 

人文科学探究Ⅲの美術は展示とポスターセッションを行いました。HR教室2教室を使用して黒板や壁・窓などを利用し制作物や探究内容を1枚のポスターにまとめ、生徒や教員に説明しました。質問や感想などもその場で出るなど、議論する場面もあり、さらに内容を深めることができていました。SDGsの視点を取り入れた作品にも美術選択者らしい工夫がありました。

 

人文科学探究Ⅳの英語はディベートを行いました。視聴覚室を使用し、英語によるディベートをクラス対抗で2試合行いました。「AIは人間の教師にとって代わるべきである」という議題で取り組みました。英語4技能にわたるコミュニケーション活動を通して探究成果をアウトプットすることをねらいとして指導してきました。スピーチ、プレゼンテーション、そして今回の最終発表活動をディベートとして位置付けました。生徒たちのアンケートにも「英語で討論していて、その場で意見を考え発言するなどしていて凄かった」「ハイレベルで見ていてワクワクした、圧巻だった」などの感想もあり好評でした。

 

4クラスの生徒約160名が、自分の選択科目で自分の研究成果を発表したり、選択外の科目も含めて友達の発表を聞いて納得したり質問したりなど、生徒にとっては普段触れることのない他教科の学習内容や様子を知ることができて大変貴重な機会となったのではないかと思います。

先生方からも、「自分で考え、調べ、判断し、発信する、こうした指導が世界に通用する人材育成につながる」「生徒同士の意見交換があり大変効果的な学習活動であると思う」などの感想もありました。