「文月」七夕を前に

 7月の第1週が終わりました。7月は「文月(ふみつき)」とも言います。「文月」の語源には諸説あるようですが、その一つに、七夕に願い事や短歌を短冊に書いたことから、文(ふみ)をしたためる月になったという説があります。 

    この「文をしたためる」という行為は、私たちの日常生活や人生にとって非常に重要な意味を持っています。特に手紙は、お祝いのメッセージやお願い事、近況報告など、自分の思いを相手に伝えるための有効なツールとなります。デジタルツールが主流の現代だからこそ、その温かみのある言葉が相手の心に深く届くのだと思います。

   「文月」にちなんで、忙しい毎日の中で気づいたことをメモしたり、長期的な目標を書き出してみたりなど、「書くこと」を意識してみる、そういった小さな行動から大きな変化が生まれるかもしれません。