昨日は「文化の日」『踊るハニワ』

 昨日11月3日は、言わずと知れた「文化の日」、文化の発展と平和の尊重という重要な意味が込められています。日本の文化の多様性を祝い、平和と自由の重要性を再確認する機会です。さて、本校の図書館西側の渡り廊下には歴史を感じるスペースがあります。様々な埴輪や土器などが展示されています。 国立博物館に所蔵される有名な「踊るハニワ(埴輪 踊る人々)」は、昭和5年に、埼玉県大里郡小原村(現在の熊谷市野原)の野原古墳群で出土されました。熊谷出土の二体の人物形象埴輪、今では全国的に知られる「踊るハニワ」です。手を上げたポーズと、愛らしい顔の表情が印象的ですが、実は「踊っている」のではなく、手綱を持ち馬を引く「馬飼」を表現したとする説もあります。

 本校にお越しになる際には、熊谷駅から本校に向かう途中の「筑波歩道橋」に設置されている令和元年度の本校美術部の生徒が描いた絵画「踊るハニワ」とあわせて、本校展示の埴輪と土器も心に留めてみてください。