GKP高校生下水道体験プログラム【水質分析体験】

 2019年7月22日(月)の1日、GKP高校生下水道体験プログラム【水質分析体験】に参加しました。共催として、公益財団法人埼玉県下水道公社荒川左岸北部支社 水質調査センターと、下水道広報プラットホーム(GKP)が、企画をしてくださり、準備から施設説明・実験実習、実施まで、すべて整えてくださいました。これから社会へ向けて視野を広げていく高校生に、現在自分たちが活用している水、上水道と下水道の準備と経路や処理の様子を、一貫して観察してもらい、考えてもらいたいとの想いから、熊谷市役所をはじめとして、各方面に連絡をして、協力をいただきながら企画・実現したプログラムです。

 実は、昨年、本校の自然科学部員と熊谷高校の化学部員と合同で、部活動の一環として参加しました。その時のプログラムと午後の部の内容は共通します。しかし、その後、熊谷女子高校は、合併浄化槽ではなく下水道につながり、その起点に位置している高校であることから、今回の一連のプログラムを思いつき企画してくれたとのことです。本校だからこそ実施できるこの企画に公募をして、自然科学部を含め本校は生徒9名、熊谷高校は生徒9名、引率を含め総勢22名が参加しました。移動は、マイクロバスです。

 主な日程は、次の通りです。

1 上水道・下水道についての講義

 

2 熊女の敷地から、下水道に入る過程の観察

 

3 マンホール内を、点検のためにモニターする機械です。

  

 

 4 下水道の中の様子をマンホールに入り、観察。マンホールの模様は、個性的です。

 

5 マイクロバスに乗車、下水本管に沿って移動し、下水の流れと経路を実感。下水本管は、道路下に埋設してある。

  

6 鴻巣中継ポンプ場の見学(熊谷市から遠く桶川市まで下水を送るのに必要)

      

7 水循環センターの処理施設の見学   最初に、講義を受講。

  

8 水循環センターのコントロールセンター ・ 下水の汲み上げるポンプ等  

  

9 水の浄化区域へ    ・    曝気槽    ・         浄化された水(取水し確認します)

   

重要な「曝気槽」。ここで空気を送り込み、微生物に有機物を分解してもらいます。

この過程を経て、浄化され透明な水になっていきます。水の色が変化しています。

 

10 水質分析のグループワーク:男女混合班で、水溶液内の成分を分析して、7種を解明していきます。

   

11 浄化された水は河川に放流されます。充分に浄化されているため、無色透明な綺麗な一筋となり、河川に入ります。濁っている河川水とは明確に違いがわかります。

 

これらの見学後、マイクロバスにて、本校まで帰校しました。普段できない有意義な体験をさせていただきました。

 

<生徒の感想の一部です>

・排水がどう浄化されるかがわかり、環境問題への関心が高まった。下水道処理場の設置は付近の住民に好感はもたれにくい話を聞き、自分たちが出した汚水は私たち消費者が責任を持つべきだと感じた。また、下水処理場に微生物の生態系が偶然できたと聞いて驚きました。

・設備内には防臭装置がしっかりあり、見学中に臭いはほとんど気にならなかった。

・水の浄化等の循環を学び、私たちの生活の改善点と、それを支えてくださる方たちへの感謝の気持ちを持てました。

・害のある成分と、それを検出するための方法、アプローチの仕方、そのための高度な機器の観察と体験ができ、科学分野の視野を広げることができました。

 

 今回のこの企画を、準備・実施・説明をしてくださった多くの方々と、日々、水を安全で便利に提供し処理してくださる方々に、心より感謝申し上げます。水を使うたびに、思い出すことでしょう。ありがとうございました。