校長日誌

No.25 5月26日(火)「記憶の定着」

 中間考査最終日。1年生は①数学A②歴史総合、2年生は①古典探究②数学B、3年生は①論理国語②論理・表現Ⅲです。その後、生徒会選挙立会演説会があります。

 昨日は天気が良かったので中庭のベンチに座ってランチを食べている熊女生たちがいました。おそらく学校に残って勉強するのでしょう。校長室前の廊下から見るとちょうど向かいにベンチがあるので生徒たちとガラス窓越しに目が合いました。すると元気よく私に手を振ってくれました。私も手を振ってお返ししました。少しずつ校長として認識されてきているようです。

(まだ終わっていませんが)お疲れ様でした!ベストを尽くせましたか?私も高校時代、考査の最後のテストが終わった瞬間に「終わった~!」と叫んでいたことを覚えています。考査が終わると部活動も再開されるのですが、大抵、一夜漬けの寝不足だったので体が動かなくて辛かったですね。いずれにせよ、勉強からの解放感でいっぱいでしたが、今から思うとせっかく覚えたことも考査が終わると忘れてしまうのは勿体ないことでした。

 そう言えば、以前ある教員が考査が終了して数週間後に同じテストを生徒に解かせるという実験をしました。見事に点数が下がっていたそうです。しかし、同じ問題を時間を空けて再度解いて解答を確認したところ、生徒の記憶の定着が図られたそうです。熊女の皆さんもドイツの心理学者エビングハウスの忘却曲線は知っているでしょう。忘れ始める頃に復習すると記憶の定着が図られることを研究したものです。

 復習のタイミングとしては、1回目が翌日、2回目が1週間後、3回目が2週間後、4回目が1か月後、5回目が2か月後が理想的らしいですが、これだけ真面目に復習できる人は本物の努力家ですので、私みたいな凡人には無理です。ただ、英単語は寝る直前に暗記して、翌日起きたらすぐに復習するとかなり記憶の定着率が上がりますよ。

 また、忘却を防ぐ効果的な復習方法は以下のとおりだそうです。①苦手なことほど早く復習すること。苦手教科で解けなかった問題ほど後回しにしてはいけません。②覚えたことをアウトプットすること。覚えたことを人に話したり、教えたりすると頭に情報が整理されて記憶が定着します。③ストーリーづけて覚えること。歴史なども年号だけを覚えようとすると頭になかなか入りませんが、漫画や小説だとよく頭に入ります。

 また受験勉強で覚え直さなければならないなんて非効率的ですね。というわけで、考査が終わったばかりですがお節介ながらお伝えしておきます。