校長日誌

No.22 5月18日(月)「卒業生であるということ」

 熊女の同窓会は「さくら会」と言います。昨日、さくら会の総会にお招きをいただき参加しました。会場には90名ものさくら会会員が出席しており、大勢の視線を浴びながら校長挨拶するのはとても緊張をしました。ご参会の多くが私よりも年齢が上ですので粗相があってはいけませんので。ちなみに、御年70を超える方々は「大先輩」という称号を与えられていました。

 挨拶の中で、熊女の近況報告とともに、昭和40年卒の永山妙子氏のご紹介をしました。先日、知り合いを通じて、永山氏が本を出版されるということで母校に寄贈してくださったことがきっかけで知ったのですが、永山氏は日本金融界に女性活躍の余地がなかった時代に、アメリカやフランスの外資の金融企業や銀行で勤め、現在も経済同友会や様々な分野でご活躍されている方です。著書のタイトルが「国際金融ひとり旅 一途に迷わず生き抜いた(海外生活出版)」です。機会があれば後輩である現役の熊女生のためにご講演をお願いしたいと思っています。

 総会の後に会食があり、その後、アトラクションとして「ひびきの会」(47年卒含む4名)による琴の演奏と歌のひとときがありました。本格的な芸術鑑賞会のような演奏で始まり、最後は歌も交えてディナーショーのようでした。このような格式の高さは熊谷女子高校の伝統と矜持に裏付けされたものです。年齢層は幅広く、世代を超えて母校熊女を愛する気持ちでつながっている様子を見て、熊女の校長として身の引き締まる思いがしました。最後に琴の伴奏で全員で歌った校歌は格別でした。

 現役の熊女生もいずれさくら会の会員になります。先輩方の熊女愛はこの高校3年間で培われたものです。皆さんが過ごしている「今」を懐かしむ時がいつか必ず来ます。何歳になっても同窓生として集まれるような仲間をぜひ作ってください。また、校長挨拶の中で鈴懸祭文化の部で是非ご来校くださいとお伝えしました。現役の熊女生の皆さん、くれぐれも粗相のないようにお願いします。