校長日誌

No.21 5月15日(金)「スマホにけじめをつけること」

 今日は1本早い電車にしました。学校には7時30分前に到着できます。既に早くから登校している熊女生がいました。業務さんが気を遣って熊女生のために7時30分前に昇降口の鍵を開けてくれています。校長室の前の廊下から向かいの校舎の自習室が見えますが、毎日朝早く登校して勉強している熊女生がいます。後ろ姿しか確認できないのですが、おそらく同じ生徒がいつも自分の「指定席」で勉強しているようです。

 ここのところ、朝の熊谷駅はジャージ姿の高校生でいっぱいです。熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で大会があるのでしょう。熊谷ドーム行きのバス停は長蛇の列でした。そのバスはちょうど熊女の正門前の道を通ります。高校名の入った色とりどりのジャージに身を包んだ高校生たちで満杯のバスを見送りました。

 校長室に着くと空気の入れ替えのために校長室の廊下側のドアを開けたままにします。校長室の廊下を熊女生が通ると、「おはようございます!」と明るく挨拶してくれます。私も「おはよう。ありがとうね。」と返します。

 昨日から考査一週間前となり、何となく熊女生の顔つきに真剣味が増してきたような気がします。私が高校生の頃は家には大した娯楽はありませんでした。せいぜいテレビくらいですが、テレビは居間にあるものの自分の部屋にはありませんでした。だから、自分の部屋に入れば外部と遮断されていました。しかし、今はそういうわけにはいきません。それは何かというとスマホです。本気で集中したいならスマホは自分の勉強部屋には持ってこないこと強くお勧めします。

 勉強は一度集中を切らすと再度エンジンをかけるのが大変になります。スマホは集中の邪魔となります。そう言えば、私が熊高の教頭時代、3年の学年集会である儀式が行われました。進路担当の先生が、「手元にあるスマホを出してください。これからみんなでゲームアプリを消去します!」と言いました。生徒たちは今まで育ててきたゲームのアイコンに人差し指を向けながら「あああ~」と叫び、アイコンの消えてなくなった画面を見てしばらく呆然としていました。それから、その先生は「夜の8時以降はお互いにSNSなどで連絡を取らないように」と伝えていました。お互いに勉強の集中を邪魔しないためです。

 熊女生はそこまで心配はいらないと思いますが、スマホの自己管理は学習にとって大きな問題です。今のうちに気を付けておくとよいと思います。