校長日誌

No.20 5月14日(木)「中間考査一週間前」

 今月の21日(木)から土日を挟んで4日間、1学期中間考査が行われます。考査一週間前からは部活動の活動が禁止となりますが、大会前の部活動もあるので時間を限って練習をする場合もあります。4月9日の実力テストは「一夜漬け」で難を凌いだ熊女生もいたかもしれませんが、定期考査はそういうわけにはいきません。1年生にとっては入学後初めての定期考査ですね。実力を発揮できるようしっかり計画を立てて試験勉強してください。また、計画には「目標」を立てることが必要です。具体的な目標を掲げてください。私の場合は、クラス平均点+20点を常に自分の目標にしていました。

 私は高校時代バスケットボール部に所属していたので、部活動が休みとなるこの考査一週間前は勉強に集中するようにしました。考えてみれば考査は試験範囲が限定されているので普段の授業でしっかりと理解できれば高得点が狙えるはずなのですが、大抵はそう上手くはいかず、考査前にまとめて復習することになります。

 考査一週間前は計画作りから取り掛かりました。カレンダーの裏紙に格子状に線を引き、縦軸に考査第一日目の科目から第四日目の科目までを順に書き、横軸は一週間前の日程から日にちを書き入れていきます。それぞれの科目の欄に勉強する問題集のページややることの予定・ノルマを書き込んでいきます。土日を挟む場合は、それを見越して計画を立てていきます。2時間近くかけて綿密に作成した計画を机の前に貼り、それを眺めては「これで完璧!」と自画自賛したものです。

 しかしながら、完璧な計画は2日もすると予定から遅れはじめ、計画の修正を余儀なくされます。世界史などはやめればよいのに参考書などを使ってノートにまとめ始めたら夜も遅くなって寝不足になり、他の勉強ができなくなるということもしばしば。土日があるから挽回できると思っても、たまの休みは少しゆっくり起きようという甘い考えから結局一日だらだらとしてしまい、焦り始める頃に考査前日となり、結局は徹夜の一夜漬けというパターンを何回経験したことか…。

 そんな私が熊女生にアドバイスできることは以下のとおり。①暗記物は早めに手を付け、最初から完璧に覚えていこうとするよりは、乾いたら色を塗り重ねる水彩画のように3回繰り返して無理なく覚えること(英単語などは忘れにくくなります)。②演習問題を数多くこなすことを中心にしてできなかった問題を確実に押さえること。くれぐれもきれいにノートにまとめてから覚えようなんて思わないこと。③まずは教科書をしっかり読み込むこと。参考書はわからないことを自分で調べるときに活用すること。そして、遠慮なく先生に質問に行くこと。④試行錯誤して自分なりの勉強法を見つけることが考査の試験勉強の目的の一つだと心得ること。

 試験勉強がインプット中心、しかも一夜漬けだと点数は何とか取れるかもしれませんが、結局は考査が終わると忘れます。演習問題を多くこなす、つまりアウトプットしながらわからないところを1つ1つ確認していった方が絶対効果的です。そして答案返却の際に見直しをしっかりやってできなかったところを潰していけば、それで大学入試共通テストの基礎を押さえたことになります。これを1年生の時から意識してやっていけばその積み重ねがあなたの実力になります。さあ、熊女生の皆さん、頑張ってくださいね!