校長日誌

校長日誌 No.73 9月7日(月)「備えること」

 本日は不測の事態に備えるため7時30分前に学校に来ました。始発から3本目の電車に乗りましたが東武伊勢崎線も秩父線も通常通りの運行でした。熊谷に着いてみればちょうど小雨で服が濡れることもありませんでした。熊女生が登校する時間帯も大雨の心配はいらないようです。

 昨日の日曜日は休んだ気になりませんでした。午前中からずっと天気予報とにらめっこでした。昨日の午前中の予報では熊谷方面は登校時間帯がちょうど豪雨の真っただ中だったので、教頭に連絡して1時間遅れになる可能性があることを先ず教職員に連絡してもらいました。その後、教務主任に連絡し、1時間遅れにした場合の対応について意見交換しました。午後から講師を呼んで講演会を予定しているので大幅に時間を動かすこともできず、変則的な短縮授業も視野に考えてもらいました。

 午後からが大変でした。天気予報がころころ変わるのでどう判断したらよいか非常に迷いました。複数の天気予報を確認しましたがどれも違っていましたし、テレビのニュースは関東地方に線状降水帯が発生する可能性を示唆し予測が困難になると伝えていました。しばらくすると豪雨の時間帯が早まりました。それでも遠くから登校する生徒や通勤する先生方のことを考えると、電車が止まっていたり、道路が冠水して道がふさがっていたり、バスの運行も通常通りではなくなったりするかもしれません。あらゆる可能性を検討の材料にしないといけません。

 他校の校長にも連絡して対応について聞いたりもしましたが、あまり判断が遅くなると周知が徹底できなくなるので、教頭と相談し17時に最終判断をしました。生徒のみならず保護者も気が気ではないでしょうから早めの判断が必要です。本校は1学期に「台風・降雪・地震等の自然災害による学校の対応について」を決めておいたのでそれに従って登校するよう全校生徒にメールを送付してもらい、HPも随時更新してお知らせしました。

 その後、小中学校は10時からの登校にすることになったり、2時間遅れとした高校があったりと判断が正しかったのかと考えてしまいました。連絡内容を変えることはよくないだろうと朝6時の段階で最終的に連絡することにしました。1学期も先生方には伝えましたが、授業確保ももちろん大切ですが、生徒の安全を第一に判断しないといけません。学校は結果オーライではいけないのです。

 もし1時間遅れと判断したら当日の雨は大したことはなく、通常通りにできたじゃないかと言われることがあるかもしれませんが、「こうすれば良かった」「ああすれば良かった」とならないようにすることが「備えること」なのだと思います。