校長日誌

校長日誌 No.75 9月9日(水)「奇跡の鈴懸祭体育の部」

 昨日、帰宅するため電車に乗ったら私の向かいに熊女生が座っていました。何年生かわかりませんでしたが、スマホを横にして動画を見ている様子でした。ちらっと見たら、リズムよく手と頭を動かしていました。おそらく応援合戦のダンスの復習をしていたのでしょう。それほどまでに体育祭を楽しみにしている生徒もいるのですから何とかしてあげたいと思いました。

 本日の朝6時に決行の判断をしました。熊谷スポーツ公園陸上競技場の天然芝は水はけも良く応援合戦が可能だということがポイントでした。ふたを開けてみれば、明日は曇りの予報です。昨日の段階では10日が終日雨予報だったので昨日決めた通りに実施することにしました。これも結果論です。明日に回せばよかったじゃないかと思われるかも知れませんが、急な変更は混乱を招きます。昨日の予定通りとして正解だったと思います。

 体育委員が7時過ぎには集合してきぱきと準備を進めてくれました。先生方も臨機応変に動いてくれていました。生徒たちもスケジュール通りによく動いてくれました。9時からのリハーサルの様子も見ていました。3年生がリードして短時間で最終確認をしていました。熊女生にとって体育祭のこの応援合戦は特別なものです。まさに熊女の伝統です。

 11時からの応援合戦で奇跡が起こりました。予報では11時過ぎから雨だったのですが晴れ間が見えたのです。応援合戦の途中からは完全に晴れ、暑いくらいでした。生徒たちも太陽の光の下パフォーマンスができて喜んでいました。審査員として8つの演技を見させていただきましたが、どの団も素晴らしい演技で甲乙つけるのが非常に難しく、全てに1位をあげたいくらいでした。保護者やPTA役員の方も急な変更の中、会場に足を運んでくださいました。本校の応援合戦は観客席に向かって演技するので保護者の存在が必要です。生徒への応援をありがとうございました。

 応援合戦後は学年種目なのですが、私は残念ながら今日も午後から出張で最後まで見ることはできませんでした。3年生の全員リレーだけ見て、先生方に後を任せました。天気予報を見ると雨が降り出すのは14時頃に変わりました。応援合戦は最優先し、雨が降り出した時点で終了と決めていましたが、このままなら最後までできるかもしれません。3年生にとって最後となるこの鈴懸祭体育の部は本来のスケジュール通りで思い切りやらせてあげたかったですが、それでも今日の体育祭は彼女たちの思い出に残るものになると思います。