校長日誌

No.31  6月4日(木)「判断」

 台風6号は昨日21時頃、関東の東側で温帯低気圧に変わりましたが、九州、四国、神奈川等で大雨による甚大な被害をもたらしました。昨日は県内では臨時休業や始業時間を遅らせる対応を取った高校が多くありました。

 結果的には、JR高崎線や秩父線もほぼ通常通りに運行し、雨脚は強かったものの暴風ではなかったので駅から本校まで歩いてびしょ濡れになるほどではありませんでした。実際、朝のSHRの時点では9割以上の生徒が登校していました。私も7時30分頃に学校に到着する電車で通勤しましたが、学校で着替えなくてはならないほど濡れることはありませんでした。ただ、秩父線の中はいつも乗車する私立高校の生徒たちがいなかったので、果たして本校の対応が良かったのか、その時は不安な気持ちになりました。

 2日は、随時、天気予報やニュースとにらめっこしながら3日の対応を考えました。午前7時から10時台まで台風の影響で降水量が多くなり、登校時間と重なります。JR高崎線は一部運行を取りやめる情報がありましたが、熊女生が通う範囲では影響はなさそうでした。秩父線は特に変更はありませんでしたが、秩父地域では雨による土砂崩れ等の危険性があるということでした。本校は駅から近いので、暴風域でなければ歩いて来られそうだということでした。実際に天気予報でも横風で傘が差せなくなるほどの風ではなさそうでした。問題は自転車通学者です。本校は自転車通学者の人数は少ないものの合羽を着て土砂降りの中を自転車で来るのは危険です。昨日はご家庭のご協力により、車で送ってくださっていました。ありがとうございました。

 最終的に、公共交通機関が通常通りに運行しているならば、安全に十分気を付けて登校し、台風の影響による遅刻は不利な扱いにしないということになりました。早めにホームページに掲載し、安心メールで保護者に連絡したものの昨日の早朝はアクセス数が多くてパンクしてしまいました。テレビのニュースを見れば不安になりますし、始業を遅らせている学校や臨時休業にした学校があることを知れば更に不安になるでしょう。すぐに、改めて教頭に安心メールを送ってもらい、朝SHR後に登校した生徒数を確認し、ホームページに掲載しました。学校に直接問い合わせる電話はなく混乱することはありませんでしたが、結果オーライではいけないと強く感じました。

 近隣の高校では、あらかじめ公共交通機関の運行状況を時間帯で区切り、それに合わせて1時間遅れ、2時間遅れと規定していました。また、警戒レベルにより判断する高校もありました。臨時休業にする場合は、前日には判断して周知しないといけません。当日の朝の判断ではご家庭も困ります。本校でも早急に自然災害による学校対応についての判断基準を作成して教職員で協議し、その情報を保護者の皆様とも共有したいと思います。