2022年9月の記事一覧
授業紹介 知識をつなぐ、働かせる英語
今日は3年生の時事英語の授業を紹介します。
大学入試問題を教材にして学びを深めていました。
1つのクラスでは、文章構造を的確に捉えながら文章を読み進めています。授業者の先生の発問に対し、生徒はペアワークを積極的に行いながら理解を進めていました。
もう1つのクラスでは、似ている2つの英文を提示し、どのように訳が変わってくるのかや、文章内容と関連してフランスと日本を比較させるなど、生徒に考えさせる場面を多く設定していました。
どちらの授業でも、生徒は自分の疑問点や理解しきれていないことを付箋やノートに書き込みをするなど、工夫をしながら学習に取り組んでいました。
授業紹介 芸術の秋
今回は、音楽と書道の授業を紹介します
音楽の授業では、発声練習や体をほぐすストレッチから授業スタートです。中島みゆきさんの「糸」をソプラノとアルトに分かれて2部合唱していましたが、授業者の先生の助言を受けて、生徒の声もどんどんと柔らかく伸びやかに変わっていきます。生徒たちはその日によって、ソプラノ・アルトを自分で選択してパートを担当しているようでした。その後は、ドイツ語の歌唱練習をしたり、音楽史や作品の背景理解を深めていました。
書道の授業では、書画カメラを活用し、授業者の先生が範書をする手元を生徒に投影し、書き方のポイントを解説していきます。生徒たちは、それを見て、自分の手元にある手本にも自発的にポイントを書き込んでいました。
机間指導や添削指導により一人一人の生徒に丁寧に助言をしており、生徒たちも、自分の作品に赤丸をつけてもらい嬉しそうです。
どちらの授業においても授業の振り返りシートを活用し、自分の学びの成果や課題を確認していました。
先輩に学ぶ 1年生キャリア教育講演会
本日9月26日(月)6・7時間目に、1年生対象のキャリア教育講演会を実施しました。
社会の第一線で活躍する先輩として、卒業生の神宮桃子さん(朝日新聞文化部記者)、石川麻乃さん(東京大学大学院准教授)のお二人を講師にお招きしました。
新聞記者として国内のみならず海外でも取材を行う神宮さんや、生物学者として自分の研究室をもちながらテーマへの研究を続ける石川さんからは、社会人になってからどんな仕事を担当してきたのか、職業選択について、働くことの意義、女性としてのキャリア形成など、ご自身の経験を踏まえて生徒たちにお話しをいただきました。
講演後には、生徒から積極的に質問がなされ、生徒自身も「20年後にどんな自分でありたいか」を考えたことと思います。
令和4年度 生徒保健委員研修会を開催しました
日時:令和4年9月20日(火)15:10~16:00
講師:東洋羽毛北関東販売株式会社 法人営業担当 星野 知 先生
(社)日本睡眠教育機構認定の睡眠健康指導士
今年度の、生徒保健委員会研修会は、睡眠健康指導士としてご活躍されている講師をお招きして「睡眠術~意外と知らない上手な眠りと下手な眠り~」についてお話しいただきました。日本人の5人に1人は睡眠に関して悩みを持っている人がいるという現状であり、睡眠に関する正しい知識を高校生のうちから身につけ、質のよい睡眠をとることの大切さが伝わる講演でした。
限られた時間でしたが、星野先生の具体的でわかりやすい講演で、生徒達からの質問(・音楽を寝る前に聴いてよいのか・授業中に眠くなった時の対処法・二度寝について・すっきり朝起きるための方法)にも丁寧に答えていただき有意義な研修会になりました。
新聞掲載 熊谷空襲戦跡巡り
9月17日(土)午後、本校日本史部や有志生徒が、市内の熊谷空襲の戦跡を巡りました。
企画をしてくださったのは「熊谷空襲を忘れない市民の会」の皆さんで、会代表の米田主美さんは、本校卒業生でもあります。
まず熊谷市立図書館で学芸員の方に、熊谷空襲の概要を説明いただきました。その後、生徒は3つのグループに分かれ、市民の会の方の説明を伺いながら市内8か所を歩きました。戦火を生き抜いた熊女の北門、中央公園の平和の鐘や戦災けやき、厄除け平和地蔵など貴重な戦跡を見て回りました。
米田さんは「若い人たちに平和のバトンを渡したい」とおっしゃっていました。生徒たちの心にもしっかりと刻まれたことと思います。
この様子は、9月18日(日)朝日新聞埼玉版、9月19日(月)埼玉新聞にも掲載していただきました。