2012年1月の記事一覧

センター試験

 1月14(土)、15(日)日にセンター試験がありました。
本校の生徒は全員埼玉大学で受験しました。
校長、教頭、3学年の教員が正門前で激励しました。
とても寒かったです。

本校生徒 海外派遣プログラム 参加報告

 本校2年の輿水さんが、埼玉県の県立高校海外派遣プログラムのメンバーに選ばれ、
昨年11月にアメリカのハーバード大学、マサチューセッツ工科大学などに行き、大学
の授業を受け、現地の高校生、大学生と交流してきました。
★続きの部分に輿水さんの報告があります。
 写真の下にある「輿水さんの報告へ」をクリックすると読むことができます。

 今回の海外派遣で、世界の広さを感じ、多くの人と出会い交流する中で、
様々なことに対する自分の意識が変わった。
 その一つが、勉強は自分を豊かにするためにするということだ。ハーバード
大学やマサチューセッツ工科大学で出会った学生達は学ぶことにとても貪欲
だった。両大学とも世界中から人が集まっており、講義中は発言がとても
さかんで、自分から知識を得ようとする学生の姿が印象的だった。授業の合間も
ほとんどの学生が勉強していて、そんな彼らを間近で見て、本気で何かを学ぼう
とする姿勢を心から尊敬した。そして、自分もそういう貪欲さを持って勉強に
打ち込みたい、そういう人達のいる環境で学んでみたい、と強く思った。

 もう一つはもっと早い時期から海外に興味を持ち、実際に海外へ行ってみる
べきだったということだ。派遣での10日間で本当にたくさんの刺激を受けた。
多くの人と交流したことで様々な考え方を知ることができ、自分自身の視野も
広がった。また、日本人学生が減少している話を聞き、海外に目を向ける時期が
早ければ早いほど、進路の選択も広がり海外の大学に入学する意識も高まる
のでは思った。道を決めているのは常に自分だということも気づき、もっと挑戦的に
生きるべきだと感じた。

 今回の海外派遣は、自分の英語力の低さを痛感すると共に、自分自身を見つめ直す
きっかけにもなった。地道に勉強を重ね、英語で発言できるようになるのが目標であり
今後の課題だ。性格についても積極性を高め、色んな人と意見交換をしたいと思って
いる。派遣中、交流の機会は何度もあったが、自分の積極性の無さでそれらのチャンス
を生かしきれなかった。派遣メンバーには尊敬できる人が多く、日々刺激を受けた。
 何事も挑戦するかしないかは自分自身の問題だ。しかし、マイナスの部分を恐れて
行動しないのは、とてももったいないことだと思う。なぜなら予期せぬ出会いや経験こそ、
自分をより豊かにしてくれると学んだからだ。派遣を終え、私は大学生の間に長期留学を
しようと決めた。実際に学生たちと勉強するなかで自分を成長させたい、そしてより多く
人と出会いたいと強く思ったからだ。
 私は今回運良く海外に行く機会を与えてもらったが、もっと多くの人に留学を経験して
もらいたいと心から思った。きっと日常生活に安住するより、挑戦的に生きる方が楽しい
と感じると思う。そのためにも友達や周りにいる人だけでなく、学校でも文章や発表を
通して留学のよさを伝えていきたい。そして私自身、将来の夢のためにもこの経験を
始まりとして色々なことに挑戦しながら、日々の努力を続けていきたいと思う。