2015年6月の記事一覧

教育実習(6/27内容追加)


 6月1日(月)から19日(金)までの3週間(一部の実習生は2週間)の間、前期教育実習がありました。
今年度実習生24名のうち19名が実習を行いました。短い期間ではありましたが、授業、生徒の指導、部活動と、
実習生の皆さんは朝早くから放課後7時ごろまで、一生懸命多くのことを学んでいました。実習期間の最後には
研究授業があり、多くの教員が参観に訪れ(上の写真参照)、授業の評価を実習生に伝えていました。

≪ 実習生の感想 ≫
(1)教育実習で最初に印象に残ったのは、廊下を歩いている時、すれ違うたびに「おはようございます」と元気に挨拶を
する生徒の姿です。「ああ、熊女生だなあ…」と感じ、緊張している私の心を和らげてくれました。最終週には
バレーボール大会にも参加させて頂きましたが、カラフルなクラスTシャツやクラスが一致団結して応援する姿に
懐かしさを感じつつ、4年経っても変わらない“くまおんな”を感じました。
 私は現在、大学で経済学・経営学について学んでいます。もともと公民の授業は好きだったのですが、大学でその学問に
深く触れるにつれて、教師になってこれを伝える仕事がしたいという気持ちが強くなりました。しかし、実習では自分で勉強
するのとそれを生徒に伝えるというのは全然違うということを痛感し、どうしたら分かりやすく伝えることができるのか、
試行錯誤の毎日でした。実習授業も朝のHRも最初は全てが不安な気持ちでいっぱいでしたが、生徒と掃除中に話したり、
授業終わりに授業の質問や進路の相談にきてくれたり、学級日誌で会話をしたり…日を追うごとに生徒と関わる時間が
増えて、その度に沢山のパワーをもらいました。研究授業が終わった日のSHRで生徒達が拍手してくれた時は、本当に
嬉しかったです。
 3週間、沢山のことを学ばせて頂いた熊女の先生方、温かく迎えてくれた生徒の皆さん、そして、毎日一緒に実習を
頑張ってきた実習生の仲間には本当に感謝しています。
 この教育実習で学んだことを忘れず、熊女の卒業生であることを誇りに思って、これからも頑張ります。そして、いつか
教師として熊女の教壇に立ちたいです。ありがとうございました。【教科:地歴公民(政治経済)、高崎経済大学】

(2)私は畑や田んぼが身近にある、教員家庭で育ちました。大学では植物の病気(植物病理学)に興味を持ちつつも、
理科・農業という教科の切り口から学ぶことの楽しさや学ぶことの意義を伝えていくことができればと思い、教職を目指す
ことにしました。
 私は今回の教育実習を通して、授業だけでなく、SSHの活動(研究発表、講演会(日本語・英語))や文化祭準備(校門の
アーチ装飾)といった課外活動・学校行事まで幅広く、教員としての仕事に触れることができました。
 熊谷女子高校は、高校時代の私にとってだけでなく、教育実習生としても、何事にも全力で取り組める環境が整って
いました。慣れないながらも行った授業に対して、生徒の皆さんからは素直な反応が返ってきました。授業では、自分の
思っていたように表現できなかったり、伝えられなかったりしたことも多々ありましたが、無事に伝わったときの生徒の
皆さんの目は、本当にキラキラしており、嬉しさと同時に「もっと頑張りたい!」という励みにもなりました。
 学校内で生徒の皆さんと交わす挨拶からは、毎日笑顔と元気をもらっていました。今回、母校で教育実習を実施させて
いただき、感謝しています。先生方、生徒の皆さん、本当にありがとうございました!
                                            【教科:理科(化学)、東北大学】



(3)小さい頃から絵を描くこと、ものをつくることが好きだったこともあり、美術系の大学への進学を決めたのは
熊女に入学する以前でした。

 熊女時代は美術部に所属し、2年生の頃から大宮の美術予備校に通い始め、デッサンや色彩などについて
勉強しました。3年次にはほぼ毎日、熊谷と大宮を往復していました。

 現在は武蔵野美術大学で、日本画を学んでいます。同時に立体作品の制作、演劇にも興味を持ち、幅広く
制作しています。
 公務員である両親の勧めもあり、大学で教職を履修しました。学んでいくうちに、「教育」という新しい視野から
「美術」を見つめ直す面白さ、また、日本画という自分の専門分野を越えて、「美術」を広い視野で見つめることの
面白さに気づきました。

 教育実習では、「授業は生き物である」と教えていただいたことが印象に残っています。実際に授業をするにあたり、
生徒と直接関わる楽しさ、難しさを感じました。教員は非常にやりがいのある仕事だと、再確認しました。お世話に
なった先生方、3-5の皆さん、美術部の皆さん、ありがとうございました。
                                           【教科:美術、武蔵野美術大学】

(4)私は高校時代の家庭科の授業がきっかけで栄養学に興味を持ち、大学では栄養学を専門に学んでいます。
そして、高校時代にお世話になった先生方のように愛情を持って生徒に接せる家庭科教諭になりたいと思い、
教職の勉強もしています。

 教育実習では、被服製作と保育の授業を担当しました。被服製作では、わかりやすく教えようと試行錯誤の
毎日でしたがなかなか上手くいかず悩んだこともありました。しかし、きちんと授業についてきてくれて、真剣に
作業に取り組む生徒の姿に心を打たれ、私ももっと努力しようと意欲が高まりました。保育の授業は私自身、
毎回楽しみでした。指導教官の先生に丁寧に指導していただいた結果、生徒がくれた「今日の授業、楽しかったです。」
という一言は私の宝物になりました。

 教えるのことの難しさを感じた一方で、自立のための教育の一端を担うことは責任があるけれども
喜びでもあるのだと気付きました。
実習では、勉強だけでなく行事にも部活動にも全力で取り組む熊女生との
日々のかかわりの中で、たくさんのパワーをもらいました。そして、高校時代にお世話になった先生方に
もう一度エールを送っていただいたことが本当に嬉しかったです。多くの人に支えてもらった教育実習での経験を糧に、
教員になるという自分の夢を必ず実現させようと思いました。本当に、ありがとうございました。
                                            【教科:家庭科、東京家政大学】