2015年11月の記事一覧

米国ハーバード大学・MIT 研修の報告


 11月に本校生徒の山口(1年)が、県立高校グローバルリーダー育成塾のアメリカ派遣事業のメンバーに選ばれ、県内のほかの高校の生徒と一緒に、11月5日から14日まで10日間の日程でアメリカのハーバード大学、マサチューセッツ工科大学(上左の写真)などに行きました。

『続き部分』に参加生徒からの報告と写真を掲載しましたのでご覧ください。
【参加生徒からの報告】
 私にとって、この研修は夢のような十日間でした。初めてのアメリカは自分にとってとても大きく、背中にかかる重圧を感じさせるものでしたが、このような機会を得られたことに感謝し、全てを吸収してこようという意気込みで臨みました。ハーバード大学や、マサチューセッツ工科大学(MIT)での講義はどれも魅力的なものばかりで、特にロボット工学の授業は自分の新たな境地を拓くものでした。これらを通じて自分の成長を感じたと同時に、未熟さを痛感し、自分は変わっていかなければいけないと思い知りました。
また、この研修で出会った仲間たちが最高で、大きな人生の宝物となりました。皆の見ているものはとても大きく、これからの未来は自分たちで創るものなんだといった勢いを感じました。私もその勢いに乗りたい!皆と同じ世界が見たい!そう思いました。私たちは研修中に「この研修は旅行じゃない、帰ってからが本番だ」と何度も言われていました。そこで私は、日本に帰ってきてから始めることリストを作り「自分から何かを始める」という気持ちをずっと忘れないようにしています。
この研修に参加したことで私の人生の指針を見出すことができました。一度きりの人生を、クリエイティブでエキサイティングなものにするよう、努力を惜しまずこれからも頑張っていきたいと思います。そしてその経験の全てを糧にして社会に貢献していきたいと思います。(山口)


(左)ワールドトレードセンター跡地の記念碑にて (右)自由の女神

(左)国連本部前   (右)ニューヨークのBUBBA GUMP (有名なチェーン店)で食べたハンバーガー

(左)(右)ニューヨークのタイムズスクエア

(左)ジョン・ハーバード(ハーバード大学創立者)の像の前で (右)ハーバード大学 図書館
 
(左)ニューヨーク マンハッタン (バスの中から) (右)マサチューセッツ工科大学の校章
【参加生徒からの報告】

第4回学校見学会

 11月21日(土)、今年度4回目の学校見学会をおこないました。この日は300名ほどの中学生・保護者の方にお越しいただき、11時から校内の3つの会場で生徒・教員による学校紹介、4時間目に授業見学・施設見学・食堂の利用、放課後は部活動見学をしていただきました。次回の見学会は1月9日(土)で、年内の見学会はこれで終了となります。高校選択の一助としていただけたと思います。最後に参加した中学生の感想を一部掲載します。
「女子だけの学校のよさや学習・部活動・学校行事に全力で取り組むことの素晴らしさがわかりました。後輩が先輩に憧れる気持ちがよくわかりました。」
「個々の個性を生かし、生徒の自主性を尊重し、生徒が伸び伸びしていてとてもよいです。先生と生徒が信頼していると感じ、とてもよい学校だと思いました。」
 
   今回も多くの中学生・保護者が来校        熊谷女子高校は・・・教員の説明
 
      校内はどうなっているかな?             部活動はどうかな?

埼玉県英語弁論大会入賞

11月14日(土)に不動岡高校で行われた
埼玉県英語弁論大会(埼玉県高校英語教育研究協議会主催)で
1年生の酒井萌さんがブロンズ賞を受賞しました。

同英語弁論大会は33校より33名が出場して競われ、
帰国生徒も大勢参加する中で、酒井さんは日本国内のみで英語を学び、
見事ブロンズ賞に入賞しました。


Rear-car Santa というタイトルでスピーチしました。
酒井さんは、10歳の時から、毎年クリスマスに福島県に行き、サンタクロースの衣装をまといリアカーを引きながら募金活動をしました。募金によって、視覚に障がいを持つ方々のために、信号機に音声を出す機械が取り付けられました。そのボランティア活動の経験をスピーチしました。
震災のあった年にも例年通り参加し、
「参加することは小さいけれど重要な第一歩。みなが幸せになる社会を作りたい」
と語った言葉は、審査員にも高い評価を受けました。

今後も本大会での入賞体験を自信にして
勉学に、ボランティア活動に励んでいくことと確信しています。

陸上部・チアリーディング部壮行会

 本日、高校駅伝で関東大会出場を決めた陸上部と全日本学生チアダンス選手権全国大会出場を決めたチアリーディング部の壮行会をおこないました。両部とも昨年に続いての出場となります。壮行会ではそれぞれの部長が力強く大会でがんばることを宣言し、校長先生、生徒会長から激励のことばをいただきました。陸上部は11月21日(土)に千葉県旭市の千葉県総合スポーツセンター東総運動場で、チアリーディング部は11月28日(土)に東京都渋谷区の東京体育館で競技となります。両部の健闘を期待します。
 
        陸上部のあいさつ              チアリーディング部のあいさつ
 
         校歌合唱で応援!             部活の仲間もエールを送る!

がん教育授業研究会

 11月13日(金)、本校を会場にがん教育授業研究会が開かれました。日本人の死亡原因として最も多いがんですが、その理解は十分でないところがあり、がんについて学ぶことで健康に対する関心を高め、発達の段階に応じて適切な指導が行えること等を目的として、研究授業が行われました。
 当日は県内の高校や特別支援学校の先生方30名程にお越しいただき、研究授業を実施し、生徒はがんについて積極的に前向きにとらえ、学びました。その後研究協議が行われ、さかんに意見交換が行われました。
 

11/9 1学年LHR 進路座談会


 11月9日(月)、LHRの時間に1学年の進路座談会を実施しました。1学年の教員と養護の先生にも加わって頂き、それぞれの先生方が大学で学んだ体験を語るという内容でした。生徒の進路意識を高め、目標を持った高校生活を送る上での参考になるようにと思い企画しました。工学、理学、文学、教育、体育、芸術、看護など18の分野を設定しました。生徒は各自の希望に応じてそれぞれの会場に分かれ、教員が高校時代その学部・学科を選ぶにあたりどのように考えたか、各学部・学科では何を学ぶか、どのような資格が得られるか、どのような就職先が考えられるか、また、高校生の時に身に付けておきたいこと、選択科目はどれを取ったらよいか、などについて話を聞きました。
 30分程度の話でしたので、不十分な点も多々あったと思いまが、生徒のアンケート結果からは、おおむね良好との結果が得られました。不十分な部分は、生徒自身が自分で調べたり、先生に質問するなど、具体的な行動となって行くこと、さらに目標を持って高校生活を送っていくことを期待します。『続き部分』にアンケート結果と生徒の感想を載せておきます。

 

【進路座談会アンケート結果】
1.あなたの進路選択にとって、進路座談会は役に立ちましたか。
  大いに役に立った(47.6%)、まあまあ役に立った(42.6%)、何とも言えない(7.3%)
2.参加した分野の知識は以前より深まりましたか。
大いに深まった(44.5%)、まあまあ深まった(43.1%)、何とも言えない(10.1%)
3.参加した分野に関する興味・関心は高まりましたか。
大いに高まった(42.6%)、まあまあ役に立った(37.6%)、何とも言えない(16.5%)
4.学部・学科、大学について調べてみようという意欲は高まりましたか。
大いに高まった(62.5%)、まあまあ役に立った(32.2%)、何とも言えない(4.5%)
【生徒の感想】
・私は文学部史学科志望ですが、本を読むことも好きなので、今日の話を聞いて、日本文学にも少し興味が湧きました。大学に受かったらそこがゴールではなく、大学で本当に自分がやりたいことを見つけ、研究できるように頑張りたいと思いました。
・職業について聞いた時、自分には合わないような気がしました。中途半端な選択をしないようによく調べてやりたいことを見つけたいと思いました。理系科目が苦手で逃げていましたが、将来の可能性を広げたいので、文系にかたよらずしっかり勉強しようと思いました。
・私はこの話を聞くまで、大学は自由に遊んだり・・というイメージを持っていたので、結構ハードなスケジュールで驚きました。ネットや本では分からない学生生活などの話も聞けたのですごく参考になりました。
・学部の選択を間違えてしまって、少し落ち込んでいました。しかし、実際に先生から大学の授業の様子などを聞いたら、面白くてますます大学生になるのが楽しみになりました。教育学部で司書さんの免許や学芸員の免許が取れるというのは驚きました。

第2学年 大学模擬授業

  

  11月9日(月)のLHR・総学の時間を使って、第2学年を対象に「大学模擬授業」が行われました。
  国公立(東京外語・埼玉・群馬・埼玉県立・群馬県立女子・高崎経済など)や、
 私立大学(上智・明治・法政・日本女子・東京薬科・北里など)の教授の方々が
 20分野に分かれ、「実際の大学の授業とはどのようなものか」「研究するとはどのようなことか」について、
 実際に授業をし、ご指導していただきました。
  主体的に取り組む生徒が非常に多く、進路の実現に向けての契機となりました。

 
  

         ①日本文学(群馬県立女子大学)              ②社会学(日本女子大学)

  
          ③経済・経営・商(高崎経済大学)                  ④心理(法政大学)

   

                ⑤教育(埼玉大学)      ⑥児童・保育・幼児教育(東京家政大学)

  
                ⑦薬学(東京薬科大学)         ⑧美術・デザイン(多摩美術大学)

 

 以下は、生徒の感想の一部です。


 初めての大学授業だったため、少し不安でしたが、全くそんなことはなく、あっという間でした。『中国語と日本語の違い』を学んだことで、両者の発想の違い、それはどこから生まれるのか、疑問がたくさん生まれ、中国語についてもっと知りたい、もっと学びたいと思いました。日本語以外の言語を学ぶことは、日本語について知ることにも繋がります。また、その言語を扱う人々の文化・考え方を知ることにも繋がります。言語は本当におもしろい興味深いものだ、と実感しました。~外国語学(東京外国語大学)~

 私は、作業療法と理学療法のどちらを学ぶべきか、とても悩んでいます。今回の授業で二つの違いを学び、視野が広まると同時に、リハビリテーションについての関心が更に高まりました。それだけでなく、医療関係に進むということは、他の医療メンバーや患者とのコミュニケーション能力が必要であることも分かりました。この機会を無駄にせず、「今」できることを精一杯努力し、医療に携わるという夢を実現していきたいです。~医療・保健(埼玉県立大学)~

晩秋になりました

 晩秋になりました。朝晩の冷え込みが強く感じられ、校内のいたるところで木々の葉が姿を変え、その生を終わらせるものも・・・。生徒は元気に毎日活動しています。
  
  
  

協調学習公開授業

 昨日、6時間目の数学と英語で公開授業を実施しました。これは県教育委員会の「未来を拓く学びプロジェクト」と教科力向上のため県北部の進学指導充実連絡協議会が連携して、協調学習の授業づくりと実践に取り組んだものです。この日は県内の教員の他長野県からの先生方や大学生も参加し、協調学習の授業を参観しました。担当の先生方もはやくから準備に取り組み、生徒も積極的に授業に参加しました。授業終了後は研究協議が行われ、充実した公開授業となりました。
 
     今日の授業のポイントは・・・             先生方も熱心に授業参加

後期生徒総会

 本日、後期生徒総会をおこないました。今回の議題は①土足禁止区域をはっきりさせる。②季節によって完全下校時間を変えるの2点でした。それぞれの立場から意見が述べられました。また、この日をもって生徒会役員も前期から後期へバトンタッチされました。
 
         意見があります!                 生徒会役員の引継