2017年10月の記事一覧
生徒の統計グラフ入賞作品が展示されました(新宿駅西口広場)
・上の写真で右側のものが本校生徒の作品です
2年 修学旅行
1日目:広島で平和学習
2日目:広島から京都へ班ごとに移動し、神戸、姫路、大阪など、
各班が決めたコースで研修
3日目:京都・奈良1日班別研修
4日目:京都・奈良班別研修(午前)
(広島市平和記念公園にて)
朝8時に東京駅に集まり、出発式のあと新幹線で広島まで行きました。生徒全員が時間までに集合しました。
平和記念公園内でクラス別に平和を祈るセレモニーを行い、語り部の方の案内で碑めぐりを行いました。
*生徒の感想*
今まで原爆の被害について、少し信じられない部分もありましたが、やけどを負った子供の写真や破れた服などの遺品を見たり、語り部の方の話を聞いたりして、72年前に本当にこんな出来事があったんだということを実感しました。
もう一度大人になってから訪れたいと強く思います。この事実を次の世代に伝えていきたいです。
その後平和記念公園を後にして、フェリーに乗って宮島に渡り、厳島神社を見学しました。
*生徒の感想*
厳島神社といえば海上に立つ鳥居しかイメージにありませんでしたが、ガイドさんの話を聞きながら見て回ると、鳥居に限らず、本殿にも昔の人の建物を長い年月残して行くための工夫があり、縁起がいい数字である「8」が色々な部分の長さや個数に生かされているなど、興味深いところがたくさんありました。
また、太陽光や潮の満ち引きなどの関係で、見る時間や場所によって全く違う光景を見ることができるそうなので、今度来たときは1日ゆっくりと時間をかけて厳島神社を堪能したいと思いました。
宮島の街並みの雰囲気は、まるで昭和の時代に戻ったような古い建物がそのまま残されていて、懐かしい感じがしました。
鹿が住宅街にも普通にいて、人間を警戒しないのを見て、町の人の動物への思いやりが感じられました。動物と人間がこんな感じで共存できたらいいな、と思いました。
(左)(右)平和記念資料館を見学しました。
(左)(右)平和記念公園での碑めぐり
(左)宮島の鹿 (右)厳島神社にて
【2日目】
今日も昨日に続き、晴天に恵まれました。宮島からフェリー、新幹線で京都まで移動しました。この途中で班別研修を、広島・宮島、尾道、大阪、神戸、姫路、京都で行いました。班ごとの行動なので、電車・バスの乗り換えを自分たちの判断で行わなければならず、皆緊張しながらも自主的に行動していました。
【 神戸 】
(左)風見鶏の館(右)異人館街
*生徒の感想*
異人館街はのどかで落ち着いた雰囲気だった。埼玉では見られないようなオシャレな建物がたくさんあり、町の雰囲気が統一されている感じだった。建物が文化財になっているスタバがあってびっくりした。
【 尾道 】
(写真)レンタサイクルでしまなみ海道を走っているところ
*生徒の感想*
レンタサイクルで因島に行った。とにかく自然と海に溢れていて、普段見ることのない風景で感動した。空気がとても澄んでいた。このコースにしてよかったと思った。
【 姫路 】
(左)(右)姫路城
*生徒の感想*
姫路城はすごくきれいでした。間近で見て、その迫力に驚いた。当時の状態がよく保存されている城を見学できて、良い経験になりました。
好古園では心の底から癒されました。青い空、白い城、緑の自然が際立って美しく見えました。また違う季節に来たら、景色も違って見えるのではないかと思いました。
【 大阪 】
*生徒の感想*
道頓堀では大きなグリコ看板の前で班員みんなで念願のグリコポーズをして写真を撮りました。その後、お好み焼、たこ焼き、串カツなど大阪名物を食べ、アメリカ村に行って古着を見ました。
古着屋の店員さんは、気軽に関西弁で話しかけてくれました。フレンドリーだから服のことだけでなく私たちの制服について質問してくれたりして会話が盛り上がりました!東京だと店員さんは敬語で話しかけてくるので少し距離ができちゃうけど、関西弁で話しかけられるとすごく短時間で距離が近づいた感がありました。
【3日目】
1日京都・奈良方面の班別研修でした。 京都の宿舎を出発し、班ごとに決めた目的地に向かいました。生徒の行き先で多かったのは、伏見稲荷、清水寺、二条城、京都御所、太秦映画村、銀閣寺などでした。
*生徒の感想
『出発してまず二条城に向かいました。ホテルを早く出たおかげで一番に入場することができ、門が開く瞬間を見ることができました。
教科書で見たことのあるお城の風景や、大政奉還が行われたという部屋などを見て、ここで歴史が変わったんだ、と思うと不思議な気持ちになりました。
祇園では着物を着て街を歩きました。祇園の街並みを歩いて神社やお店を巡ると、昔にタイムスリップしたように感じ、日常とは違った経験ができ、忘れられない思い出になりました。』
『まず、最初に10円玉の裏に描かれている平等院に行きました。初めて実物を見て、鳳凰堂が予想していたよりも明るい感じだったので驚愕しました。予想をはるかに超える大きさと美しさに目を奪われました。復元された直後だったので大分新しくなっており、職人さん達の努力が詰め込まれて仕上げられていました。平等院鳳凰堂は修理の際に、かつて色鮮やかであったと専門家たちが分析し、それを基に色をつけて、本来の姿で展示されているとのことです。専門家の技術は凄いと思いました。外国人の方と一緒に写真を撮り、英語で話したことも大きな経験でした。
その後は、祇園を巡り抹茶ティラミスを食べ、八坂神社に行きました。こちらもまた、太陽に照らされて赤色が鮮やかに輝いていました。班のみんなで参拝をし、神様にお願いしました。これからの大学受験に向けての合格祈願なのかはわかりませんが、みんなで必死になってお願いをしました。お土産もたくさん買い、たくさん歩き回った充実した1日でした。』
『着物を着て清水寺周辺をまわりました。清水寺は工事中で舞台は狭くなっていましたが、胎内巡りなどが出来てまたひと味違う清水寺を楽しめました。
欲を言えば中学の時のガイドさんや、歴史の先生の話をもっと覚えていればより楽しめたかなと思います。着物を着て2年坂・3年坂のお店巡りも出来たので、大満足の1日になりました!』
*能楽体験
午後4時半に班別研修を終えた生徒全員が金剛能楽堂に集まり、「能楽おもしろ講座」を体験をしました。各クラス2名ずつの生徒が足袋をはいて舞台に上がり、太鼓をたたいたり、能の歩き方を体験したりしました。
*舞台に上がった生徒の感想*
『観客席から舞台を見たら、ただただ感嘆。役者の方の間近に行くと、楽器の叩くときや立ち姿など、
汗をかきながらで、舞台の上の大変さを肌で感じることが出来てよかったです。』
*夕食
3日目の夕食は、クラスごとに京都ならではのメニューを頂きました。9組はすき焼きでした。
『夕食はクラスみんなで賑やかにすき焼きを食べました。とても美味しく、そして楽しかったです。
【4日目】
最終日の4日目は朝から雨が降り始めましたが、午前中京都市内班別研修を行いました。
(写真は天龍寺の庭園です)
午後1時30分に京都駅前に集合し、その後、2便の新幹線に分かれて移動し、午後4時、4時半にそれぞれ東京駅に無事到着し、解散となりました。
**生徒の感想**
『最終日、わたしたちは伏見稲荷大社、北野天満宮、下鴨神社に
早朝から行った伏見稲荷大社は人が少なく、きれいな写真が何枚も!!
統計グラフコンクール 知事賞受賞しました!
新聞活用しての授業
1年生の生物基礎の授業において、「新聞記事を活用してレポートを作成しなさい。」という夏休みの課題をもとに、発表を行っているという内容です。
課題の内容は以下のとおりです。
<1>動物、<2>植物、<3>医療関係、<4>環境・農業
の4つの分野において、興味のある新聞記事をそれぞれ選び、記事の要旨をまとめ、
自分の意見を記述する。
生徒が扱った記事は、「相次いで発見されたヒアリ」「上野動物園のパンダ」「大地震・大噴火」「iPS細胞」等、多様な記事に及びました。ネット社会で新聞の活字に親しむことが少なくなっている昨今、新聞をじっくり読み、考えることができ、生徒にとって良い機会となりました。
読売新聞の10月1日(日)の埼玉県版に取り上げられています。是非、ご覧ください。