2018年8月の記事一覧

SSH指定女子高校等研究交流会(お茶の水女子大学)に参加しました


 8月20日(月)に、お茶の水女子大学で「SSH指定女子高校等研究交流会」が開催され、本校からは科学部1年生の5名を含む9名の生徒が参加しました。
 茨城県立水戸第二高校、群馬県立前橋女子高校、栃木県立宇都宮女子高校、浦和第一女子高校、川越女子高校及び本校の6校から、総勢140名の生徒が集まりました。
 開会行事のあと、お茶大副学長の千葉和義先生から課題研究で重要な2つのことは「驚くこと」と「勇気」だというお話がありました。
 研究テーマを見つけるにあたって、他の人が何とも思わないことに気づき、「驚く」こと、そしてそれを研究テーマとして、うまくいかないのではないか?という不安を乗り越えて研究を進めていく「勇気」が大切だとのことです。
 その後、各分野に分かれて実験や講義に参加し、最後に各校の生徒が各自の課題研究について話す交流会を行いました。

(左)生物:花の色素を取り出す実験         (右)数学講義「パラドックスについて考える」

(左・右)体の動きを計測し、データをもとに、高齢社会に対応した機器のデザインについて考える

【 参加した生徒の感想 】
・知らなかったことを学べた。
・他の学校の生徒と話すことで刺激を受けた。
・物理の考え方を学ぶことができた。
・生きたままの細胞が見られた。
・「工学」とは何なのかが分かった。
・大学の先生の講義を受けて、大学生のイメージを持つことができた。

京都大学研修


 7月25日(水)から27日(金)までの3日間、北関東の女子高校(群馬県立前橋女子高校、茨城県立水戸第二高校、浦和第一女子高校、川越女子高校、本校)が合同で京都大学研修を行いました。全体では15名、うち本校からは6名の生徒(1年生4名、2年生2名)が参加し、理学部(数学・物理分野、化学・地学分野)および放射線生物研究センター(生物分野)にそれぞれ分かれて研修を行ってきました。
 内容は講義、実験のほか、京都大学の学生さんとの懇談会もあり、生徒は大学の雰囲気や、大学での研究や講義はどのようなものかを感じ、多くの刺激を受けてきました。

・京都大学の雰囲気や、大学での実際の研究の様子について深く知ることが出来ました。講義では聞いた事のない用語も多くあり難しかったですが、とても面白く、数学や物理の面白さを体感しました。
 私は最初、宇宙物理に興味がありましたが、他の分野の講義を聞いて、他の分野にも興味が湧き、もっと良く知りたいとも思うようになったので、色んな事に興味を持って学習していきたいです。
 今回の研修では、専門的な事だけでなく、自分の好きなことやこれからやりたい事についても考える事が出来、本当に貴重な経験が出来たと思います。この経験をこれからの高校生活に生かしていきたいと思います。
・理学部は男性に比べて女性が少ないそうなので、女性が社会でより活躍するために、私も将来に向けて勉強を頑張りたいと思いました。
・授業ではやらなかったぺーパークロマトグラフィーの実験を行えたのは嬉しかったです。
・最終日の京都大学の学生の方との懇談会で、これからどのように生活して学んでいくか、を聞くことができてとても参考になりました。特に「勉学を強いると書いて勉強だから、自分は好きなことは勉強だと思っていない。」と聞き、そのように好きで勉強だとは思わないようなものを一つ作りたいと思いました。今回は滅多にない機会を過ごせたので有意義な3日間となりました。