2022年4月の記事一覧

東北大学総長賞の受賞!

 2016年3月に本校を卒業し、東北大学医学部医学科に進学をした本校卒業生の新井朋代さんが、この3月に東北大学総長賞を受賞されたという大変嬉しい知らせが学校に届きました。

 東北大学のホームページによると、総長賞は、大学や学部の「教育目標にかない、かつ、学業成績などが特に優秀な学生を表彰するもの」とあります。

 

 熊女の3年間では、高校卒業後も学び続ける力、自分の人生を切り拓く力を身に付けられていることを、多くの卒業生が口にしています。

 熊女の2022年学校案内では、「先輩よりメッセージ」として、次のような言葉が挙げられています。

 「日々向上心を持ち前進していく姿勢は、高校時代に身に付いたと思っています。」

 「熊女時代に、将来の選択肢は自分の努力次第で広がること、周囲はそれを認めサポートしてくれることを実感できました。」

 

 新井さん、受賞おめでとうございます。  

  

活発な優雅さ

  不思議なタイトルだと思われた方もいることと思いますが、今回は熊女の2つの面をお伝えします。

  今日は、全学年で新体力テストを行いました。

  各学年2時間ずつの授業を使って、50m走やハンドボール投げなど、全7種目の記録を測定します。

  計測は体育科やその時間の授業担当者の先生方も行いますが、開会式の諸注意等をはじめ、生徒が中心に活動します。

  計測前には、まずピアノの音楽に合わせて「自校体操」で体を温め、ほぐします。

   

  各会場に分かれ、自分と向き合いながら記録に挑戦。

  

  体育館前には、きれいに一列に並べられた運動靴が。

  

  このように、はつらつと活動する姿と、自らの行動を律する振る舞いをあわせもつ熊女生たちです。

 

伝統をつなぐ

  4月25日は、本校の開校記念日でした。

  熊谷女子高校は、明治44年(1911年)に、埼玉県立熊谷高等女学校として開校され、創立112年を迎えます。

  4万人近い卒業生がそれぞれの分野で活躍し、社会の中核を担っていらっしゃることは、現在連載中の「青春スクロール母校群像記」からも、広く知られているところです。

  本校では生徒の委員会活動もとても盛んで、月に2回「委員会の日」が設定されています。その日の放課後には委員会が行われ、例えば、文化委員会では、コロナ禍においてどのような工夫をすれば安心・安全な文化祭が実施できるかを検討するなど、生徒が主体となって活動をしています。これも熊女の伝統のひとつです。

  また、先日、剣道部が創部以来初となる関東大会出場権を獲得した記事を掲載しました。創部50年目の素晴らしい快挙です。

  4月24日には、ギターマンドリン部の第54回定期演奏会が開催されました。感染症対策として、学校関係者のみの公開とさせていただきましたが、生徒たちは練習の成果を存分に発揮し、会場はあたたかな音色に包まれました。

  多くの先輩方からの伝統のバトンは、現在の熊女生にも受けつながれています。 

「青春スクロール母校群像記⑨」

 朝日新聞埼玉版で連載中の「青春スクロール母校群像記」第9回が、4月16日(土)に掲載されました。

 今回は、秩父鉄道で通学し、それぞれの分野で活躍している卒業生が取り上げられています。

 現在も秩父鉄道・秩父本線を利用して通学をする生徒は100名程度おり、単語帳を開いたり、読書をしたり、時々は電車の心地よい揺れにうとうとするなどして、電車での時間をそれぞれが工夫しています。

 記事の中で、電車内で他校の生徒とも仲良くなったというエピソードが挙げられていましたので、熊谷高校の生徒であった当時、秩父線を使って通学をしていた本校の先生にインタビューをしてみました。

 すると、乗車時間が毎日決まっていたため、名前はわからないけれどもお互い顔見知りになった熊女生がいたと話してくれました。緊張して声は掛けられなかったそうです。青春時代の甘酸っぱい思い出ですね。 

 

 新聞記事の掲載については、朝日新聞より許可をいただいています。

新入生もだんだん熊女生に・・・

4月8日に入学した令和4年度新入生。

9日には実力テスト、翌週11、12日には進路指導部から進路についての話や、生徒会から委員会、部活動についての説明、校歌練習などの新入生オリエンテーションが行われました。また、iPadが配付され、使い方についての説明を受けました。部活動も20日から本入部となります。だんだんと熊女での学校生活が本格始動、がんばれ1年生!

 

  

校内でプラネタリウム

  本日まで1年生は部活動の仮入部期間となっています。

  校内には、生徒会の許可を受けた入部を誘う各部のポスターが掲示されています。

  いずれもイラストやデザインに工夫がなされ、どの部活に入ろうか迷ってしまいそうです。

   

  部活動の活動内容を書いた黒板を見ると、そこには「19日まで毎日プラネタリウムやってます」の文字が。

  同好会の「宇宙研究会」です。ぜひ行ってみようと、地学室に足を運びました。

   

  すると、生徒が白い大きな傘のようなものを組み立ててくれ、この傘の中に満天の星空が広がりました。

  同じくプラネタリウムを見に来ていた1年生の星座を聞いて、その星座を星空の中から探し、

 星座の由来を解説してくれました。すぐに解説ができるなんて、本当にすごいですよね。

  熊女では、部活動でも生徒が生き生きと活動しています。 

  

ICTの授業活用②

 本日は、ICTを使った授業の様子についてご紹介します。

 古典の授業では、本文が黒板に投影され、学習のポイントが視覚的にもわかりやすく説明されていました。

 また、英語の授業では、担当の先生からの発問が黒板に投影され、生徒たちはペアで相談をしながらテンポよく解答をしていました。

 いずれの授業においても、生徒は机の上にipadを置き、いつでも使うことができるようにしています。

 学習場面に応じたICT活用の工夫について、今後も考えていきたいと思います。

  

  

ICTの授業活用

 本校ではICTを活用した授業にも積極的に取り組んでいます。

 先日は1年生を対象にipad活用説明会を行いました。

 設定の仕方について確認後、担当の先生から、ipadを上手に活用するための心構えについて説明がありました。

 生徒の皆さん、自分の思考を整理したり、クラスメートと考えを伝え合ったり、意見を発表したりする際などにも

 ICTを上手に活用してみてくださいね。

 

 また、今年度着任をした先生方を対象に、ICT活用の研修会を行いました。

 説明の後、相互に質問をし合ったり、実際に操作確認をするなど、先生方も熱心に学び合いました。 

 今後は、授業での活用の様子についてもお伝えしたいと思います。

  

 

 

  

 

面談週間

 現在、校内では各学年ともに担任の先生と生徒との2者面談を行っています。

 生活リズムを正しくつくることができているか、自己学習時間を十分に確保できているかなどの確認や、

 苦手科目の学習方法について担任の先生から具体的な助言がなされたり、これからの進路について話し合ったりしています。

 このように、本校では一人ひとりの生徒に対して、きめ細やかな指導を行っています。

 生徒の皆さん、不安や悩み事は遠慮なく相談してください。

 また、自分の好きなことや得意なことも、どんどん先生に伝えてくださいね。

  

 

 

 

教室以外の場所も、面談会場に早変わりです。

 

「青春スクロール母校群像記⑧」

 朝日新聞埼玉版で連載いただいている「青春スクロール母校群像記」第8回が、4月9日(土)に掲載されました。今回は、文芸にゆかりのある卒業生が特集されています。

  新聞記事の掲載については、朝日新聞より許可をいただいています。

 記事にもある現在の熊女の図書館は、約41,800冊の蔵書を持ち、新書や小説、生物学や芸術など多くの書籍を備えています。

 本校卒業生が手掛けた本をまとめた「熊女コーナー」に加え、新着図書コーナーや図書委員会おすすめ本のコーナーなど、ポップも可愛らしく作られ、読んでみたい!、ずっとこの場所にいたい!と思う空間です。今日も早速多くの生徒が訪れ、お気に入りの1冊を手にしていました。

 現在は感染症対策のため座席数を減らしていますが、授業においても図書館を活用し、資料を調べたり、生徒の知的好奇心を高めたりしています。

 生徒の皆さん、柔らかな空気の流れる図書館で、新しい世界との出会いをしてくださいね。

 司書の先生も丁寧に教えてくれますよ。