2023年1月の記事一覧

頑張れ3年生 

 3年生は1月30日(月)から家庭研修に入り、自分のスケジュールに従って各大学の受験に臨みます。

27日(金)は学年集会を行い、担当の先生方から激励のメッセージや、卒業式までの過ごし方、進路の連絡などについて、お話がありました。

 先生方からの話にもありましたが、「挑戦し、精一杯取り組んだことには悔いは残らない。挑戦をしないことの方が悔いが残る」「プラスの状況をイメージし、自分の心の健康も保つ」「規則正しい生活を続ける」「受験は団体戦」。これらの言葉は皆さんの心にも残ったことと思います。

 これまでの皆さんの努力は確実に土を固め、根を張り、枝を伸ばしています。不安になり過ぎず、睡眠と栄養を大切に、自分に挑戦をしてください。応援しています。

現代文 定番教材から学ぶ

 2年生の現代文の授業を見学すると、夏目漱石の『こころ』を教材に、心情描写などを的確にとらえ、表現を味わう力を高めていました。

 『こころ』はいわゆる定番教材で、この記事を読んでくださっている皆さんも、高校時代に学習した方も多いことと思います。生徒たちは、文章を丁寧に読解しながら理解を深めていました。

1学年 ドッジボール大会

1月23日(月)LHRの時間を使って、8クラス総当たりのリーグ戦でドッジボール大会を行いました。1年生で初めての学年レクですが、LHR委員の生徒を中心に運営を行いました。「友達の新たな面が見られた」「みんなで盛り上がって良いリフレッシュとなった」「1年生ももうすぐ終わるので、よい思い出になった」

寒い冬に負けず、みんな元気に楽しんでいました。

探究学習 ゼミ発表会

 昨日23日(月)の6・7時間目は、2年生の総合的な探究の時間 ゼミ内発表会が行われました。

 生徒たちは、自分の興味・関心に応じて各ゼミに所属し、その中で自分の研究テーマを決め、探究活動を行っています。例えば、「幸せ探究ゼミ」「人生100年ゼミ」「国際情勢と人権問題」など、多様なテーマでゼミが設定されています。

 生徒たちは、自分の研究テーマについて、先行研究を調べたり、アンケート調査を行うなど、データを収集・分析しながら活動を進め、研究内容をスライドにまとめて発表を行います。グラフやイラストなど、視覚的な伝える工夫を取り入れながらデータをまとめていました。聞き手の生徒たちは、ルーブリックに基づき、各発表の良さを評価します。本日の発表でゼミ内の代表発表者を決定し、今後、学年全体での発表会を行う予定です。

 生徒たちの根拠をもった発表や、スライド作成の巧みさに、さすが熊女生だなと感じました。

 

先生方の学び合い 授業見学週間

 本校では、各学期ごとに先生方がお互いの授業を見合い、学び合う期間を設けています。

 私も早速、2年生の数学の授業を見学に行きました。

 コロナやインフルエンザによる欠席生徒が自宅で授業を受けられるよう、オンライン配信も行っていますので、教卓には配信用パソコンが置かれています。

 生徒たちは一人一台端末のiPadとノートとを使い分けながら、微分について学んでいました。

 熊女では、先生方がそれぞれの授業づくりの工夫を共有し、質の高い授業を行っています。 

 

書道作品 大切な言葉は何ですか

 本日21日は土曜授業です。

 熊女の校舎と校舎とをつなぐ通路には、美術や探究、華道などの生徒作品が展示・入れ替えされています。

 今日は書道作品について紹介します。

 現在は、授業で書道を選択する生徒が、自分の好きな言葉を色紙に書いた作品が展示されています。

 書体や字の大きさ、配置のバランスなど、それぞれに工夫されています。

 作品の横には、その言葉を選んだ理由が示されていますが、歌の歌詞や、部活動の先生に言われた言葉、

 偉人の言葉などを出典は様々です。一人一人の生徒の大切にしているものを感じることができ、立ち止まって一つ一つ鑑賞しました。皆さんは、どんな言葉を書きますか?

 

世界史へのアプローチ 新たな興味・関心へ

  熊女には、学びへの興味・関心を高める環境が豊富にあります。

 その1つは「世界史へのアプローチ」コーナーです。

 教科を担当する先生が、学習に合わせて関係資料を展示しています。現在は、「中国三大石窟寺院」として、

敦煌・莫高窟、雲崗、竜門が紹介されています。担当の先生が以前実際に現地に行った際の写真や、所有する貴重な資料が展示され、その隣には、本校図書館にある関係資料も並べられています。

 展示を見て、生徒たちは知識を深めたり、新たな興味を引き起こしたりと、次の学びに向かう原動力になっています。「次はどんな企画かな」と私も毎回の展示を楽しみにしているひとりです。

 

生徒作品 絵具からネコが!

 過日の第65回埼玉県高校美術展 立体部門で優秀賞を受賞した本校美術部の生徒作品が、現在、熊女の事務室前に展示されています。

 2年生 加藤あゆみさんの作品「ねこがでます」です。

 ネコがどこから出てくるのかというと・・・絵具のチューブから、まるでヨガのポーズをしたようなネコが出てきました。裏側に回ると、チューブには「三毛猫」と表示され、さらに近づいてみると、「勢いよくとび出る場合があります」と注意書きがなされています。その発想力と丁寧で可愛らしい作品に、自然と笑みがこぼれます。

 

 

未来の先生を目指して 教員志望者説明会

 昨日、熊女の生徒を対象とした「高校生のための教員志望者説明会」が開催されました。

これは、埼玉県教育委員会の教職員採用課担当者が来校し、教員の魅力や埼玉県の求める教員像などを高校生に伝えるものです。当日は県担当者に加え、本校卒業生で教員を目指して勉強中の大学生2人も来校し、教員を志望する理由などについて説明をしてくれました。

 熊谷女子高校の多くの卒業生が、県内の小・中・高・特別支援の各学校で活躍をしています。

説明会に参加をした1・2年生の生徒たちも、自分の将来の職業選択について具体的に考える機会となったことと思います。

図書館 1月の特集は

 熊女の図書館には4万冊を超える蔵書があり、司書の先生が各時期に合った特集コーナーを設置しています。

1月は、と言うと「うさぎ」「江戸」「着物」です。干支や大河ドラマ、お正月を意識したものです。

うさぎをテーマにした本もいくつもあるのですね。可愛らしいうさぎのポップは図書委員の生徒がつくったものだそうです。生徒の皆さん、ぜひ図書館に足を運んでください。自分の世界を広げるわくわくが待っていますよ。