2023年2月の記事一覧
新3年生に向けて 2年生進路行事
2月20日(月)6時間目に、2年生は第一学習社から講師をお招きしてオンラインでの小論文講座を行いました。2年生は秋から小論文の練習に取り組んでいます。これまでの生徒の記述傾向を踏まえて、具体的に指導をいただきました。続けて7時間目は、進路指導主事の先生から大学入試に向けて、これから取り組むべきことなどについて話がありました。大学入試に向けて、2年生も早い時期から頑張っています。
3名表彰 県読書感想文コンクール表彰式
第68回青少年読書感想文全国コンクール(主催:公益財団法人全国学校図書館協議会・毎日新聞社)の県表彰式が先日開催されました。
熊女からは、「自由読書部門」で、2年生の中島ひかりさん(「生きづらさを感じる前に」)が最優秀賞、2年生の深野長月瑠さん(「夏が背負う記憶」)が優秀賞、「課題読書部門」で、1年生の強瀬ゆみさん(「私の心の扉をたたく音」)が優秀賞を受賞し、表彰を受けました。
3人ともに、それぞれの本のテーマを自分と重ね合わせ、繊細な自分の心の動きを丁寧に言葉にしています。
読書は自分の世界を広げ、心を豊かにしてくれますね。おめでとうございます。
ムサシトミヨが来ました
皆さんは、「ムサシトミヨ」をご存じですか?
埼玉県の「県の魚」であり、熊谷市の「市の魚」でもあります。
埼玉県のホームページを見ると、「トゲウオ目トゲウオ科トミヨ属のトゲウオの仲間で、寿命約1年の冷水魚です。
体長は3.5~6センチメートルで、水温10~18度のきれいで冷たい湧き水があり、水草が茂る細い川の流れの川に生息しています。」「環境省や埼玉県のレッドリストで『絶滅危惧IA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)』に分類されています。」とあります。また、熊谷市を流れる、元荒川の上流部が世界で唯一の生息地となっているそうです。
そのような貴重なムサシトミヨが、熊谷市のムサシトミヨ保護センターから熊女にやってきました。
早速見に行くと、恥ずかしがり屋なのか、水草の中に隠れて姿を見せてくれないムサシトミヨもいます。
一生懸命元気に泳ぐ姿を見ていると、優しい気持ちになりますね。
本校の自然科学部の生徒たちが大切に育てます。
熊女・熊高データサイエンス合同発表会
熊女は熊高とともに、埼玉県教育委員会から「データサイエンス・AIリテラシーを活用できる高校生育成研究事業」の指定を受けています。熊女では1年生の生徒が「総合的な探究の時間」の中で、ビッグデータを活用した探究活動を行ってきました。
2/14(火)の放課後の時間を使って、2校の研究成果を発表する会を開催しました。前半は、両校の代表者が発表を行い、後半は小グループでの相互発表を行いました。生徒は自分の興味ある地域を選び、地域課題を解決するアイデアを考えます。その際に、提携するJTBのもつ観光や気象、人流データを根拠としながら、オリジナルの解決策を提案していました。例えば、次のような研究テーマがありました。「貴方が草津を愛せば草津も貴方を愛してくれる」「秩父に行くだんべえ」「長瀞に行くとろ~」。どんな研究内容なのか知りたくなりますよね。
発表会には、埼玉県教育委員会やJTBの御担当者にも出席いただき、生徒たちの研究成果についてあたたかな御助言をいただきました。
春を待ちながら 中庭の雪景色
学校の中庭を見ると、先日ご紹介した紅梅も、今日は雪の帽子をかぶり始めました。
気温もポカポカとひんやりを繰り返しながら、春に近づいていくのですね。
今日は寒い1日になりそうです。皆さん、お体に気を付けてくださいね。
ALTの先生からの毎月のメッセージ
熊女には、「ALTボード」という、ALTの先生から生徒へのメッセージが書かれた黒板があります。
その月ごとに、母国のことや英語に関することなどを発信してくれています。
2月の今月は、ALTのアナ先生の母国であるジャマイカのレゲエ音楽についてや、バレンタインデーについての紹介がされています。
「折り紙でハートを作ってみよう」というメッセージもありました。折り紙も一緒に置いてありますので、生徒の皆さん、ぜひ作って箱に入れてください。みんなで、あたたかな優しい気持ちを共有したいですね。
第2回学校評議員会・学校評価懇話会
本日2月8日(水)は、第2回学校評議員会、その後、学校評価懇話会を開催しました。
学校評議員会では、今年度の本校の教育活動について、校内の担当者から委員の皆様に説明を行い、委員の皆様からは、広い視点から御助言をいただきました。
その後の学校評価懇話会では、生徒の代表にも参加をしてもらい、熊女の学校生活についてや、今年度の自身の取組の成果と課題等について意見を述べてもらいました。委員の皆様からは、学校外にも活動の場を積極的に求めている生徒の姿勢や、成長しようと努力をする姿に対して、温かな励ましや助言のお言葉をいただきました。
委員の皆様、お忙しいところに御出席をいただき、ありがとうございました。いただいた御意見を、よい良い教育活動に生かしてまいります。
体育授業の風景
今日7日は、風もなく穏やかな1日でしたね。5時間目の校庭では、1年生が体育の授業でハンドボールを行っていました。
熊女では、3月にハンド・バスケ大会があり、生徒たちはそれに向けてパスの出し方やシュートの仕方などを練習しています。初心者の生徒がほとんどかと思いますが、担当の先生の指示の下、「ナイスシュート!」「ナイスカット!」と声を掛け合い、楽しそうに活動していました。大会での熱戦の様子が楽しみです。
熊女生の本領発揮 総合探究校内発表会
熊女では、探究学習にも力を入れています。
本日2月6日(月)の午後は「総合的な探究の時間」の1年間の研究成果発表会を行いました。
1年生は5・6・7時間目を使い、体育館での各ゼミ代表者発表の後、ポスターセッションを行いました。
2年生は視聴覚室で代表者8名が発表を行い、各教室でそれを視聴します。
例えば次のような研究テーマの発表がありました。「日本人の英語の発音とローマ字の影響~英語は書けるのに正しく発音できないのはなぜ?~」「我が国の学校教育はいかにして『新時代』を迎えるのか」「K‐POPから学ぶ日本と韓国のつながり」など、身近なテーマや社会的な課題について、自身の興味・関心を発端とし、研究課題として設定していました。各研究ともに、仮説を設定し、背景分析、データによる調査、考察、結論と探究活動を行いました。
研究を行うことで、仮説が証明されたり、仮説とは異なる結論が導かれることがわかったり、新たに解明したい課題を見つけたりと、それぞれの生徒が学びを深めたようでした。
発表者の生徒たちは、身振り手振りを取り入れたり、英語による発表を行ったり、伝える工夫をしながら堂々と説明をしていました。質疑応答にも落ち着いて対応し、さすが熊女生です。
聞き手側の生徒たちも各発表を聴き、良かったポスターに「いいねシール」を貼ったり、評価シートに基づき、各発表にコメントを付けるなど、相互に学び合っていました。
熊女では、各行事を生徒主体に実施します。今日の発表会も司会進行やタイムキーパーも生徒が分担し、それぞれの生徒が力を発揮していました。
第6回学校見学会
本日2月4日(土)は、土曜授業です。あわせて第6回学校見学会を行いました。
今回は、中学3年生に加え、多くの1・2年生にも参加をいただきました。内容について、これまでと最も違うところは、進路の決定した本校3年生が運営の主体となっているところです。受付や会場への案内、司会や学校行事の説明等も生徒が行ってくれました。
参加くださった中学生の皆さん、熊谷女子高校の魅力を感じていただけましたか。本校生徒のはきはきとした言動や、時にユーモアを交えた説明に、数年後の自分をイメージできたことと思います。
中学3年生の皆さん、体調管理に気を付けて、主体的な進路選択をしていただきたいと思います。