2023年3月の記事一覧

受賞 お茶大連携研究発表会 

 3月29日(水)本校生徒が、お茶の水女子大学で開催された「令和4年度 SSH指定女子高校等課題研究発表会」に参加をしました。これは、前橋女子高・宇都宮女子高・水戸第二高・浦和第一女子高・川越女子高・お茶の水大学附属高・熊谷女子高の7校がお互いの研究成果を発表し、交流を深める会です。

 本校の自然科学部1年生 福島萌花さん、井草理恵さんの研究発表「マグネシウムイオンのリーゼガング現象」が口頭発表の部で、見事、プレゼンテーション賞を受賞しました。おめでとうございます。大きな会場での口頭発表は初めて行ったそうですが、落ち着いて堂々と発表をしていました。

 当日はポスター発表、口頭発表が行われ、それぞれについて質疑応答の時間が設けられました。各校の生徒たちは、初めて聞いた発表にも関わらず活発に質問をしており、生徒たちの日頃の勉強の成果を感じました。

 熊女では、このように学びの機会や刺激を受ける場が多く設定されています。

ムサシトミヨの赤ちゃん誕生

 先日から本校の自然科学部の生徒たちが飼育を始めた、埼玉県の「県の魚」・熊谷市の「市の魚」であるムサシトミヨですが、赤ちゃんが生まれたという報告を聞きました。

 ぜひ写真に収めようと水槽を見に行くと、以前よりも大きく成長した親ムサシトミヨは見つかりましたが、赤ちゃんを見つけることができません。顧問の先生に聞くと、とても小さいそうなので、見落としてしまったようです。

 飼育を始めて間もないですが、安心して子育てをしているムサシトミヨたち。熊女の環境が気に入ったのですね。

自然科学部の生徒たちが大切に世話をしているおかげですね。

県連携 企業との教育プログラム

 熊谷女子高校では、生徒の学びを広げる機会が多く設定されています。

 その1つとして、令和4年度には、埼玉県教育委員会のプログラムである「越境×探究! 未来共創プロジェクト 教育プログラム」を本校で実施しました。これは、地域や社会の力を教育活動に活用し、学校と地域をつなぐ取組です。

本校では、株式会社明治から講師をお招きし、運動部活動で一層効果的なパフォーマンスを行うための体づくりや栄養の取り方について、生徒を対象とした講習を行いました。

 その様子が県の情報誌に掲載されましたので、該当記事をご紹介します。どうぞご覧ください。

 熊谷女子高校×(株)明治.pdf 

 (埼玉県教育局市町村支援部生涯学習推進課 発行

 「埼玉県地域学校協議活動情報通信 COLLABO」2022 VOL.5 より一部抜粋)

多くの表彰とともに 令和4年度修了式

 本日3月24日(金)は令和4年度修了式です。

 校長先生の講話、生徒指導部主任からのお話、校歌斉唱を行いました。

 その後、7団体24人と、多くの表彰がなされました。すべての生徒たちが普段から頑張っているからこその成果ですね。

 令和4年度も本日で一区切りで、明日から学年末休業・春季休業となります。

 生徒の皆さん、それぞれが充実した1年を過ごせたことと思います。新しい年度に向けて、自分自身の「花の冠」(夢・希望・目標)を設定し、追い求めて(かざさん)いきましょう。

 本校校歌の一節には、「かざさん 花の冠を」と詠われ、この言葉は、本校の特色を表すものとなっています。

 

 

校章デザインも 熊女と桜

 熊谷も桜が開花し、暖かい日が続いています。

 熊谷女子高校にも桜の木々があり、柔らかなピンク色が陽射しを受けています。

 熊女の校章のデザインも、桜をモチーフにしたものです。その由来を抜粋してみます。

「明治44年の開校当初、荒川堤にはきれいな桜並木があり、市民に愛され熊谷の名所となっていたことから、本校にも桜が植えられました。そして、本校が1年1年と年輪を重ね大きな桜の木となるように発展してほしいという願いと、生徒たちが美しく咲く桜の花のように成長し、巣立ってほしいという願いをこめて、桜をシンボルとして本校の校章が設定されました。その後、校章は桜のシンボルを残したまま、2回ほどデザインを変え、現在のものとなっています。」

 写真の桜は、敷地内にある、さくら会館横の桜です。だいぶ花を開いています。

正門前の枝垂桜が咲くのも楽しみです。

   

入学許可候補者説明会

 3月17日(金)の午後、入学許可候補者説明会を行いました。

 初々しい入学許可候補者の皆さんと保護者の皆様に来校いただき、4月に向けて準備をしてほしいことや、高校生活について説明をしました。入学許可候補者の皆さんは、熱心にメモを取りながら参加をしてくれました。

 4月に元気いっぱいの皆さんに会えることを楽しみにしています。

修学旅行の思い出を詠む 短歌コンクール入賞

 第28回「前田純孝賞」学生短歌コンクール 中・高校生の部で、本校の2年生2名が見事入賞しました。

 このコンクールは、明治13年に兵庫県新温泉町に生まれ、生涯2000首にもおよぶ短歌を残し、その才能を「東の啄木、西の翠渓」と称された、前田純孝(号・翠渓)を冠するものです。

 熊女の2年生たちは、修学旅行で関西へ行った際の心の機微を歌に詠みました。

【準前田純孝賞】深野 長月瑠さん「吸い込んできた潮風が帰路に就くわたしの中でまだ鳴っている」

【佳作】磯海 未来さん「悠々と泳ぐジンベイザメの目に映る私のちっぽけなこと」

 それぞれの短歌から、状況や心情が浮かんできますね。おめでとうございます。

熊女生のエネルギー発揮 ハンド・バスケ大会

 3月14日・15日は、校内ハンド・バスケ大会を行いました。

 1年生はハンドボール、2年生はバスケットボールです。開会式は、恒例の体育委員のパフォーマンスからスタート。脚本を考えたり、演技をしたり、生徒の力の高さに毎回驚きます。

 1つ1つのプレーに応援の声援が湧き、生徒たちは元気いっぱいに取り組んでいました。13日には一時雨が降り、校庭の状況が心配されましたが、体育科の先生方・運営委員の生徒たちのおかげで予定通り実施をすることができました。学校行事は、縁の下の力持ちがいるからこそ、安心・安全に、笑顔で実施できています。ありがとうございました。

第75回卒業証書授与式

 3月10日(金)は、埼玉県立熊谷女子高等学校 第75回卒業証書授与式が挙行されました。

 暖かな1日となり、卒業生の門出を、来賓の皆様、在校生、保護者の皆様とともに祝いました。

 卒業生の皆さん、これからの人生を「まっすぐに、しなやかに」歩んでください。

 母校は、皆さんを応援し、見守っています。

 

卒業生から在校生へのメッセージ

 3月10日(金)は卒業式でした。

 夕方、卒業式後の校舎内を歩いていると、1年生の教室の黒板にはメッセージ、教卓にはお菓子の山が置かれています。体育祭の縦割りで、同じ「団」であった、3年生からの感謝の贈り物です。

 月曜日の朝、これらを見た1年生の驚きと笑顔が目に浮かびます。

 これも熊女の優しさのバトンですね。