2023年12月の記事一覧

　１２月２６日（火）に、埼玉県教育委員会が主催する「探究活動生徒発表会」が日本薬科大学を会場に行われました。

　県内から２５校が参加し、「データサイエンス事業」に指定をされている熊女からも４グループの代表生徒が発表をしてきました。口頭発表では「あのー、なんだろう昆虫食について詳しくなるのやめられないんですよね」というタイトルで、コオロギなどの昆虫食についての探究成果を発表しました。発表者の生徒が「聴衆と双方向のやり取りをしたい」と言った言葉そのままに、聞き手の皆さんからは多くの質問が挙げられ、生徒は１つ１つに落ち着いて丁寧な応答をしており、さすが熊女生でした。ポスター発表の生徒たちも、他校の生徒や大人たちに対して堂々と説明をしていました。

　今年も１・２年生の生徒たちはグループや個人で探究活動に取り組んでいます。研究成果を発表し他者とのやり取りを通して、自分が立てた「問い」がさらに深まったり、新たな気づきがもてることを、発表会に参加をした生徒たちは感じることができたと思います。

　学校は冬休みになりましたが、進学補習や部活動など、生徒は元気に活動をしています。

　２５日・２６日は３年生は大学入学共通テストの校内練習会です。

　時程も本番に合わせ、実施しています。ペース配分や休み時間の過ごし方など、事前に体感しておくことは大切ですよね。健康に留意して、充実した冬休みを過ごしてください。

　本日１２月２２日（金）は２学期の終業式でした。全校生徒が体育館に整列し、校長先生からのお話をいただいた後、生徒指導主任の先生からの話がありました。

　その後、表彰を行いましたが、１７団体４３名と、多くの生徒の頑張りを称え合いました。運動部・文化部の活動に加え、税の作文コンクールや英作文コンクールなど、熊女生は幅広く挑戦し、素晴らしい結果をおさめています。

　表彰後には関東大会に出場する卓球部の壮行会が開かれ、大舞台に挑む仲間の健闘を全校生徒で応援しました。

   動画は卓球部部長の挨拶です。

　２学期も勉強・部活動・学校行事いずれも夢中になって取り組んだ熊女生。３学期も自分の良さ、相手の良さを認め合い、伸び伸びと、自信をもって目標に向けて挑戦してもらいたいです。

　１２月２１日（木）は防災訓練を行いました。

　火災が発生したと想定し、全校生徒が校庭に避難をする訓練をしました。その後、熊谷中央消防署の方から指導講評をいただき、学年ごとに分かれての防災訓練です。

　１年生は救助袋による降下訓練、２年生は水消火器を使った消火訓練、３年生ははしご車による救出訓練でした。生徒たちは真剣に訓練に取り組みました。

　先日の放課後、高校卒業後の進路が内定している生徒を対象とした説明会を実施しました。

   校長先生や学年主任の先生、進路指導、生徒指導担当の各先生から、今後の高校生活の過ごし方や４月からの新しい生活に向けてどんな準備ができるかなどのお話がありました。勉強というのは受験のためだけのものではありません。少しゆとりをもつことができた今だからこそ、興味をもったことを深く調べたり、読書をしたり、広く社会や世界に目を向け、自分を豊かに成長させてほしいと思います。

　多くの生徒は、これからが大学入試本番です。進路が内定した生徒たちも、これから入試に挑む生徒たちも、残りわずかな高校生活を大切に、全員が笑顔で卒業の日を迎えてほしいと思います。

　学習指導要領の改訂により、公民の授業で金融経済教育の内容が拡充されています。それを受けて、２年生の「公民」の授業で株の模擬売買を行うと聞き、見学に行きました。

　生徒たちは仮想所持金1000万円を資本として、「四季報」を見たりタブレットで検索をしながら実際の企業情報を集め、グループでディスカッションをし、どの会社の株を模擬購入するのか検討していました。売買記録表に記入し、年明けに変動の様子を確認するそうです。生徒たちは手際良くiPadを使いながら、意見を出し合っていました。

　実際の素材を通して、経済の仕組みや社会の動きなどを学ぶことができる授業でした。

　先日の放課後、１・２年生の美化委員の生徒たちが「彩の国ロードサポート活動」として、埼玉県熊谷県土整備事務所の皆様たちと一緒に、ラグビーロード沿いの花壇の花植え活動を行いました。
　今年の夏は非常に暑かったため花の生育が例年よりも遅くなったとのことで、昨年度よりも時期を遅らせてのロードサポート活動です。

　生徒たちは手分けをしてお花の植え替えを行いました。これから一層寒さも厳しくなり、体も縮こまりがちですが、色鮮やかな花々を見ると、体も心も、すっと伸びるような気持ちになりますね。環境整備をしてくださった皆さん、どうもありがとうございました。　

　２年生の美術の授業で作品鑑賞をすると聞き、行ってみました。

　まず自分の作品について、小グループで説明をした後、聞き手はさらに質問を行いました。

　その後、作品を展示し、クラス内で鑑賞をし合います。作品の良いところ、工夫してあるところ、取り入れたいところなどを付箋に書いて、鑑賞シートに貼り付けていきます。一生懸命に制作した作品を友人たちにじっくり鑑賞してもらうことはとても嬉しいですよね。皆、笑顔で付箋を読んでいました。

　 色鮮やかな作品が一面に並べられ、とても華やかな美術室でした。

　以前もご紹介しましたが、熊女では「ムサシトミヨ」を飼育しています。自然科学部の生徒がまとめた掲示物によると、平成23年から「熊谷市の魚」となっており、熊谷市にある元荒川の上流部が世界で唯一の生息地だそうです。また、環境省のレッドリストで絶滅危惧種ⅠA類（ごく近い将来における野生での絶滅の可能性が極めて高いもの）に分類されている、とまとめられていました。

　そのような非常に貴重なムサシトミヨですが、水槽に「熊女生まれのムサシトミヨの稚魚がいます」と書かれていました。中を覗いてみると、水槽の角に１匹のムサシトミヨがいました！

　生物の先生に聞いてみると、この水槽の角は熊女のムサシトミヨのお気に入りで、水槽内には５匹いるそうです。私は１匹しか見つけられませんでした。

　水温管理や水槽の手入れなど、自然科学部の生徒たちが丁寧に行っています。熊女生まれの稚魚たちも大きく元気に育ってもらいたいです。

　１２月１３日（水）は授業の後、午後から熊谷のさくらめいとを会場に芸術鑑賞会を行います。

　昨年度は落語鑑賞でしたが、今年度は演劇の年であり、オペラ「カルメン」を鑑賞します。

　テレビ以外でオペラを観たことのある生徒は少ないのではないでしょうか。

　芸術に親しむひととき、とても楽しみですね。