2024年5月の記事一覧
海外交流に向けて 校長先生の講義
熊女はニュージーランドのインバーカーギル市に姉妹校があります。
コロナ禍のため、この数年はオンラインによる交流をしていましたが、今年度は派遣・受入を行います。
派遣・受入に参加をする生徒たちの事前学習プログラムとして、初回は校長先生が講義を行いました。
校長先生は、ニュージーランドのインバーカーギル市にある高校に、これまで何度も引率をなさっています。その経験や、地理の先生としての知識を踏まえ、ニュージーランドの地理的・社会的なことがらなどについて詳しく説明をしてくださいました。講義後に質問をする生徒もおり、生徒たちも、わくわく!が強まったようです。
生物実験授業
3年生の生物の授業で実験を行うと聞き、見学に行きました。「光合成色素の分解」の授業です。
授業前の休み時間に実験室に行くと、授業担当の先生と実習教員の先生が実験手順を板書したり、グループごとに実験器具を準備してくれていました。冷凍したほうれん草が乳鉢に入っています。
授業が始まると先生から実験の目的や手順の説明があり、生徒たちはその後、グループごとに協力して実験を行います。ほうれん草をつぶしながら「お醤油が欲しいなあ」「ポン酢ちょうだい」などの声も聞こえ、ユーモアのある熊女生です。(もちろん、お醤油やポン酢はありません)さて、どんな実験結果になったかな?
未来への一歩 埼玉大学連携「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」
本日5月27日(月)の6・7時間目は、1年生全員が大学の授業を体験しました。
埼玉大学の「WISE-P」(Women in Science and Engineering Program)事業を活用し、6名の埼玉大学の先生方をお招きしました。生徒は自身の興味・関心に応じて、次の6つの講座から2講座を選択し、講義を受けます。
「女性とキャリア」「感染症と数学」「植物バイオテクノロジーで環境問題に挑む」「太陽光発電とLEDの意外な関係」「ホルモンとは何モン」「今、シリコンがおもしろい!~岩石から医療材料まで~」
熊女に入学して2か月の1年生ですが、高校の学びが大学の研究にどのように繋がっていくのか、学びが身の回りの出来事とどのように関わっているのか、学問や研究が社会にどのように貢献していくのか、ということを感じる機会となったことと思います。
熊女ではこの取組を始めて3年目となりますが、理学部や工学部への進学希望者も増加しています。生徒たちには学ぶことの楽しさを感じ、広い視野をもって自分の進路選択をしてもらいたいと思います。
難関大学受験対策講演会
5月23日(木)定期考査終了後の午後に、2・3年生の希望者を対象とした難関大学受験対策講演会が開催されました。会場の視聴覚室いっぱいに、多くの生徒が参加をしました。
駿台予備学校から講師をお招きし、将来の夢の実現のためにはどんな力を身に付ける必要があるのか、最近の大学入試の動向、学習習慣の付け方など具体的に説明をいただきました。
熊女では、このような様々な進路行事を多数開催しています。生徒の皆さんには、自分を広げる機会や情報を収集する機会を積極的に活用し、自分の第一志望を設定してもらいたいと思います。
力強く主張 前期生徒会役員選挙
本日の定期考査終了後、前期生徒会役員選挙が行われました。
候補者の生徒たちは、自分がこれからの熊女をどのようにしていきたいのか、役員となったら取り組みたいことなどについて堂々と述べました。
ある候補者は、昨年度の「総合的な探究の時間」での経験を通して、熊谷市や地域と連携した取組を増やしたいと述べました。SNSなどを効果的に活用し、熊女の魅力を積極的にPRしたいと述べた候補者もいました。主体的に考えること、皆で意見を出し合うこと、行動すること。熊女生の強みですね。伝統を引き継ぎながら、アイデアを出し合い、より良い熊女をつくっていきましょう。
中間考査中の校内
熊女は中間考査中です。廊下を見ると、荷物のたくさん入ったカバンが置かれています。
考査が終わった放課後も、教室や自習スペースで熱心に勉強する生徒が多く見られます。このため、カバンの中には教科書や参考書など、たくさんの学習道具が入っているのでしょうね。
中間考査は明日が最終日です。生徒の皆さん、もうひと頑張り!
卒業生の集い「さくら会」総会
5月18日(土)は令和6年度さくら会総会が盛大に開催されました。
さくら会は、熊女の同窓会組織であり、大正3年に設立された伝統ある会です。今年度は熊女が創立されて114年になるので、さくら会は111年目となります。
事業・決算報告等が行われた後、今年度は役員改選の年であり、栗原会長様、清水副会長様、堀副会長様が退任され、時田新会長様をはじめ、新役員の皆様が紹介・承認されました。旧役員の皆様、永きに渡り、母校の発展のためにお力添えをいただきありがとうございました。新役員の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。
午後からは、熊女卒業生であり、現在、京都で「地方(じかた)」(舞踊を披露する芸舞妓の傍らで、三味線や唄を担う芸妓さんのこと)として活躍されている、満彩希(まさき)さんの舞いや三味線を鑑賞しました。
熊女の伝統は、校歌の一節である「かざさん花の冠を」(夢・希望・目標を常に追い求めていこう)、そして自分の良さ・相手の良さを認め合い伸ばしていこう、という「出る杭は打たれない」という言葉で表現されます。満彩希さんや卒業生の皆様の姿からは、まさに熊女の伝統を感じました。
満彩希さんから写真掲載許可をいただいたので、雅なお姿をご覧ください。
昼休みの図書館
熊女の図書館が、癒しと知的好奇心の場所であることは、これまで何度もお伝えをしてきました。
昼休みに図書館へ行ってみると、多くの生徒が思い思いに時間を過ごしていました。
図書委員の生徒たちは返却された図書を整理する仕事をしていたり、借りていた本の感想を司書の先生に熱心に話す生徒がいたり、読書・学習スペースで真剣に自習する生徒がいたり。
図書館の入口には、本校で導入している駿台サテネットのテキスト見本や、各教科の先生方のおススメする学習本も設置されています。
図書館は「熊女らしさ」がよく表れている場所です。
Wednesday English Lunch
熊女にはALTの先生がいます。今年度はフィリピン出身のElla先生です。
今年度から新たに、水曜日のお昼休みの時間に、Ella先生を囲んだEnglish Lunchを行っています。
本日15日、私も参加をしました。お昼ごはんを食べながら英語でおしゃべりをしたり、ゲームをし、笑いっぱなしのとても楽しい時間でした。学年を超えて希望生徒が参加する、このEnglish Lunch、次回開催は中間考査終了後です。
生徒の皆さん、ぜひ参加してみてください。
熊女の月曜日
熊女の月曜日6時間目はLHR・7時間目は「総合的な探究の時間」という時間割です。
今日の6時間目の各学年の様子を見学してきました。1年生は「科目選択オリエンテーション」、2年生は、これから取り組む探究活動に向けた説明、3年生はクラスごとにLHRを行っていました。
1年生にとっては入学して1か月ですが、次年度に向けた科目選択について考え始めます。そのためには、高校卒業後に自分がどんな学問を学びたいのか、将来、どんな職業に就きたいのかをよく考えることが必要です。熊女では授業に加えて、大学との連携やキャリア講演会、大学を招いての説明会など、自分の興味・関心を広げたり、自分の適性を知る機会が多く設定されています。ぜひそれらを活用して、幅広い選択肢の中から自分の進路を考えてほしいと思います。