図書館より

図書館ハロウィン開催!

10月30日(木)に図書館でハロウィンイベントを行いました。

オレンジ色の物を身に付けるか持って本を借りると、可愛く仮装した図書委員の生徒からちょっとしたプレゼントをもらえるというもの。

110名以上の生徒が図書館に足を運んでくれ、用意していたお菓子は全てなくなりました。

オレンジ色の物という条件が案外難しかったようで汗・焦る

ジャックオランタンなどハロウィン感バッチリの小物を持って来てくれた生徒もいた中、

オレンジ色の表紙の教科書や付箋、教室で使っている黒板消し(持ち手の部分がオレンジ色)や、掃除用具(こちらもオレンジ色)や、オレンジ色が使われた教室の掲示物を拝借してくる生徒もいて、

図書館にシュールな物を持って本を借りに来た様子が可笑しくて、たくさん笑わせていただきました。

普段、図書館に来ない生徒も来てくれたようで、嬉しかったです。

       

 

2025年度図書委員会文化祭の様子

昨年度に引き続き、今年の文化祭も「熊女のスモールライブラリー」と題しまして、図書委員の生徒一人一人が理想とする自分だけの夢の本棚を表現しつつお気に入りの本やおすすめの本を紹介しました。

来場者の皆様には、いいね!と思った展示に付箋で感想を書いていただくようにしているのですが、今年の一番人気の展示は『猫』をテーマにした展示で、23枚もの感想の付箋をいただき、作成した生徒はビックリ&大変喜んでおりました。

どの展示も一人一人の個性が表現され、解説も充実し、大変すばらしいものでした。展示の一部をご紹介します。

また3年生の図書委員は恒例のステンドグラスで図書館内を華やかに涼やかに飾ってくれました。こちらも一部をご紹介します。

図書室に立ち寄ってくださった皆様、感想を寄せてくださった皆様、大変ありがとうございました。また来年度も、ご来場をお待ちしております。

図書委員会2025年度第1回読書会開催

1学期期末考査から文化祭といった慌ただしい日々が過ぎ、ホッと一息、あとは成績表をもらって夏休みを迎えるだけキラキラといった頃合の7月17日(木)に、今年度の図書委員会の第1回読書会を行いました。

読書会の題材となる本は、図書委員会の読書班メンバーがそれぞれリサーチし、プレゼン大会をして決定しています。その中で一番人気で選ばれたのが今回の題材である『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治著)です。

今回は新たに1年生がメンバーに加わり、たくさんの質疑応答があり、とても充実した読書会となりました。

中には、物語は初秋の設定だけど物語に出てくるさそり座のアンタレスが見えるのは7・8月なはずで、この季節感のズレは何を意味しているのか?といった理系の観点からの質問もあって面白かったです。

ひんやりと澄んだ空気感と透明感にあふれたこの本は、暑い時期に読むのにピッタリ。”ほんとうの幸い”について語り合ったひと時でした。

図書館だより「あすなろ」713~721号発行

図書委員の生徒が中心となって作成している図書館だより「あすなろ」の713号~721号が発行されました。生徒・教員のおすすめ本や、読書会の様子などを掲載しています。下のページをクリックしてお読みいただけます。

2024年度第3回読書会開催

図書委員会の読書班の生徒による2024年度最後の読書会を開催しました。その報告書(あすなろ第721号掲載)が完成したのでお知らせします。

今回の題材は、生徒達のプレゼンテーションによって選ばれた江戸川乱歩の『赤い部屋』です。『赤い部屋』という作品について調べていると、乱歩が『赤い部屋』を書くにあたっては、谷崎潤一郎の『途上』という作品に大きく感銘を受けて書いたことが分かりました。また、近年になって法月綸太郎さんが『赤い部屋異聞』という『赤い部屋』のオマージュ作品を書いていることも分かりました。

今回は開催日まで時間的に余裕があったので、せっかくだから3作品とも読んで作品への理解をより深めてみよう!ということになりました。

結果的に、一つの作品についての深く突き詰めて理解することができ、大変充実した読書会になったと思います。

  

 

図書委員研修交流会に参加

今年も、北部地区の埼玉県立高校の図書委員の生徒が集うイベント「図書委員研修交流会」に参加してきました。

こんな可愛い栞を作成したり、

ブックカバーを作成したりしました。

今日体験したしおり作りやブックカバー作成は、今後の図書委員会の活動でもぜひ取り入れていこうと思いますキラキラ

また、推し本紹介の分科会に参加した本校生徒が紹介した『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』が「一番読みたいと思った本」としてチャンプ本に選ばれていました王冠昨年度の本屋大賞翻訳小説部門第1位の本です。この本を読むと「人間、完璧じゃなくてもいいんだな」と思えて心がホッとして、絶対にヒュナム洞書店みたいな本屋さんに行ってみたくなること請け合いだそうですハート動物

いろんな刺激や発見があり、大変勉強になる会でしたキラキラ

令和6年度埼玉県高等学校読書感想文コンクール表彰式へ

本校では毎年、1・2年生が埼玉県の読書感想文コンクールに挑戦しています。

今年度は、3名の生徒が入賞を果たしましたお祝いキラキラ

優秀賞を受賞したのは、茶道部に所属している1年生の生徒。

茶道をテーマにしたエッセイ『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(森下典子著)を読んで、コスパやタイパという言葉が流行り、要領と効率の良さが求められる現代社会において、自分の茶道部での体験と重ね合わせて、何事に対してもじっくりと丁寧に手間と時間をかけて自分だけの答えを見つけていくことの大切さを訴えるものでした。

優良賞を受賞したのは2名の2年生。それぞれ『アンネの日記 増補改訂版』(アンネ・フランク著)、『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬著)の戦争文学を読み、戦争の悲惨さと平和な日常の尊さを訴えかける感想文でした。二人とも「戦争」という言葉は知ってはいても、読書で追体験することで初めてリアルに認識することができたようです。

3人とも受賞したことに対しては、「家に帰って家族に自慢しますーピース」と喜んでいました。

これからもたくさんの豊かな読書体験を重ねていってほしいと思います本

 

図書委員会2024年度第2回読書会開催

図書委員会活動の一環として、定期的に読書会を開催しています。

題材となる本は、一人1冊以上読みたい本を探してきて、プレゼン大会をして、投票で選ばれます。

今回の題材は、村上春樹さんの『バースデイ・ガール』記念日でした。

中学校の国語の教科書に採用されていたそうで、印象に残っているので今一度みんなで考察してみたい、

ということで1年生の生徒が推薦してくれました。

記念すべき二十歳の誕生日だというのに、いろんな不運が重なって、特別な予定もなく虚しくバイトとして働いていた主人公を不憫に思い、何でも願いを叶えてあげようという不思議な人物が現れるというお話なのですが、

読書会の中で、「もし何でも願いが叶うなら何を願うか」という話題も出まして、今時の女子高生は何を願うのかなーと聞いていたら、「色んなことに対して努力できる力」「計画力」「実行力」「強い精神力と根性」といった大変堅実でシビアな答えが返ってきたのが、なんとも熊女生らしい気がしました了解

また「二十歳の誕生日はどのように過ごしていたいか」という話題にもなり、各自、夢や理想を語ってくれましたキラキラ

どうか叶うといいですねハート応援していますお知らせ

読めば読むほど、人生について考えさせられる奥深い作品でした。

この読書会の詳しい様子は後日発行の「あすなろ」でも報告予定ですのでお楽しみに鉛筆

図書委員会文化祭企画 熊女生のスモールライブラリーの様子

今年の文化祭では「熊女生のスモールライブラリー」と題しまして、図書委員の生徒のキラキラ理想の本棚キラキラを表現する企画を行いました。そこで、各自のおすすめ本やお気に入りの本を紹介しました。それぞれ、美的感性を発揮して個性豊かな本棚が出来上がりました!!!

           

 

来場者が気に入った展示に付箋で感想を貼っていただくというコミュニケーション要素も持たせてみました。

生徒達も、自分の興味関心を自由に深め自己表現をする貴重な機会となり、また来場者の方々が目を輝かせてご覧くださっている姿が印象的でした。

来場者の方々や本校の生徒にとって、新たな本との出会いをご提供できておりましたら幸いです。

 

3年生は、毎年恒例のステンドグラスで図書館内を涼やかに華やかにしてくれました。ステンドグラスにも、何人もの方が付箋で感想を書いてくださって、とても嬉しかったです。

    

 

夏休み中の図書館の様子+図書委員会「あすなろ」708~712号発行

夏休み中もお盆を除いて図書館は通常通り開館しています。

夏休み中は、毎日、朝の開館時から閉館時まで図書館で受験勉強に取り組んでいる生徒でいっぱい。

館内は静寂が保たれ、落ち着いた深い集中力が醸し出す独特の空気感が支配しています。

本当に、教職員側から「私語がうるさいですよ」なんて一度も働きかけたことがないにもかかわらず、です!

多少気が散っている日も”場の雰囲気”に助けられて自然と集中できるし、つい怠け心が出てしまいそうな時も隣の席のライバル達が目に入るので自然と気が引き締まるようです。

このような生徒同士の良き刺激の循環や、目標に向かって戦っている者同士としての連帯感によって、素晴らしい学習環境が自然と出来上がっています。

勉強は自分との闘い。毎日図書館で一心に黙々と努力する姿には、非常に胸を打たれます。

 

図書委員会の生徒が中心となって作成している「あすなろ」は708~712号が発行されました。

ぜひご覧ください。