校長からのメッセージ

熊女の魅力とは
~「自分の『色』を追い求められる学校」~


 本校は、埼玉県立熊谷高等女学校として明治44(1911)年に開校以来、百十余年の歴史と伝統を誇る学校です。地域からは永く「熊女(Kumajo)」の愛称で親しまれてきました。歌い継がれてきた校歌には、「学びの道に進まばや」「やさしき心養はん」「かざさん花の冠を」とあり、学びの道を追究せんとし、他人を思いやれる優しい人になって、それぞれの目標に到達するために、たくましくしなやかに人生を歩んでいくことを高らかに謳っています。
 その熊女では、今、iPadの活用により最適化されたデジタルツール、オンデマンドによる講義動画、チューターやチャットボットによる学習支援など、DX時代を先取りした学びが進展中です。この学びは「いつでもどこでも何度でも」という段階まで来ており、日常の授業支援から資格や難関大学進学に向けた実力錬成まで、一人一人の学習到達度に合わせた学びに進化してきました。こうした環境の下、自己実現を図るため、自らの目標を設定し、現状とのギャップを正しく測ったうえで、そのギャップを埋めるための取組が求められます。この「学びのマネジメント力」は、どんなリソースを用いて、どのように時間管理を行えばよいのかなど、熊女生たちは、教職員のサポートを受けながら、個別最適化した学びを自ら極めていきます。様々な場面でこの力を発揮することで、自らの道が切り拓かれていくのです。
 そんな熊女には、熊谷駅から徒歩7分という立地のよさから、熊谷市内はもとより県内広域から生徒が集まります。県内には多様な県立高校がありますが、別学校ならではの明るく伸びやかに成長できる環境の中で、生徒一人一人の個性が光り輝いていく、そんな学校です。
 一生ものの友を見つけ、学業にも課外活動にも生き生きとぶつかっていく姿は、まさに「青春(あおはる)」そのものです。そして、皆さんは高いポテンシャルをもった原石です。その皆さんならば熊女の3年間で美しく輝く宝石になることは間違いありません。そして、ここなら学業・学校行事・部活動の3つから、本当に夢中になれるものがきっと見つかるはず。

 熊女では生徒一人一人が色とりどりの個性という花を咲かせています。勉強に頑張る、学校行事に精力的に取り組む、部活動に夢中になる、様々な場面を通じて、それぞれのゴールを追い求め続けます。熊女の矜恃は「3ばる」から生まれます。自分の本当の「色」を追い求めることのできる学校、それが「熊女」なのです。

                                                           令和8年4月

  埼玉県立熊谷女子高等学校長 関 根  憲 夫

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