Principal's log
始業式・校長講話「大雪などの有事に備えよ」
第3学期始業式
熊谷市の最低気温が氷点下3.5度を記録した寒い朝。冷蔵庫のような体育館ではありましたが、熊女の第3学期始業式を行いました。新年の希望に燃える900余名の熊女生の元気な姿を見てとても嬉しくなりました。令和7年度の集大成として、今年の干支である午(馬)のように、最後まで力強く走り抜けてほしいと思います。
【校長講話】
皆さん、おはようございます。
約束どおり、こうして皆さんと再会できたことをうれしく思います。
さて、二十四節気では、今週「小寒」、そして20日には「大寒」を迎え、冬の寒さが最も厳しい時期となりました。日本では、この時期の水「寒の水」は雑菌が少なく、発酵がゆっくり進むことから、酒や味噌、しょう油などの「寒仕込み」が珍重されてきました。厳しい環境が、よりよいものを育てるという考え方があります。
今朝はそんな寒さの中で起きた大雪災害のお話をします。
平成26年、2014年2月、関東地方は2週続けて記録的な大雪に見舞われました。高校3年生の皆さんが小学校1年生のときの出来事ですので、記憶に残っている人は少ないかもしれませんね。
地学基礎や地理総合で学習したように、関東地方に雪がもたらされるのは、西高東低の冬型の気圧配置ではなく、大気下層に寒気が入り込んだところに、湿った暖かい大気からなる南岸低気圧が発達した場合に限られます。この時の大雪では、秩父で98センチ、熊谷でも62センチの積雪を観測し、首都圏の交通は完全にマヒ状態となりました。死者は9県で26名(うち埼玉県内は3名)、重軽傷者は21都道府県で701名という、平成で最大規模の降雪被害となりました。
この大雪の中で、皆さんの先輩である熊女の3年生が大学受験に向かった日の話を、その先輩の母親、実は私の知人なのですが、その目線でお話しします。
2月15日、母親は夜明け前に目を覚ましましたが、カーテンを開けた瞬間、言葉を失いました。外は一面の雪、熊谷の街が、音を失ったように静まり返っていました。時計を見るとまだ午前4時でしたが、テレビをつけると、「全線運転見合わせ」「再開の見通し立たず」そんなテロップばかりが流れています。実際に、JR高崎線は前日の深夜から全線で不通、都内から鴻巣駅までの区間は15日の夜に復旧することになりますが、北鴻巣駅以北は終日運休という状況でした。「今日は無理かもしれない」、そう思ったとき、隣の部屋から聞こえてきたのは、娘が受験の準備や身支度をする音でした。その姿を見て、母親の胸に浮かんだのは不安よりも悔しさだったといいます。「この子は、どれだけ準備してきたのだろう」「どれだけ我慢して、どれだけ自分を律してきたのだろう」。
母親は、「行けるかどうかは分からない。でも、行こうとした人だけが後悔しない」と娘に伝え、二人で雪の中に出ました。駅に着くと人が集まっていました。同じように、子どもの横に立つ母親や父親の姿がありました。誰もが口数は少ない。でも、その沈黙の中に、「どうか、この子たちの努力が報われますように」という祈りが、確かにありました。長い行列を待ち続け、なんとかタクシーに乗れました。タクシーも雪道に苦戦を強いられていましたが、大宮から都心方向が運転再開となると、親子はタクシーを降り、電車で移動しました。
親子が大学に着いたのは、3時間遅れで実施されることとなった試験開始の直前でした。娘は濡れた靴のまま、試験会場に向かいました。その背中を見送りながら、母親は思ったそうです。「ここまで来た。あとは信じるしかない」と。
果たして、その先輩は第一志望に合格しました。
母親は後にこう語っています。「合格したことよりも、あの雪の日に前を向いて歩いた娘の姿を、私は一生忘れない」。
実は、昨年も大雪で試験会場になんとか辿り着いたという女子中学生の話をしました。私も皆さんを信じて送り出す側の人間です。ここまで来たら、皆さんの努力を自然災害なんかで無に帰させたくはない。昨年、大雪の話をしたら、関東地方はほとんど雪の降らない受験シーズンとなりました。なので、ゲンを担いで、再び大雪に打ち勝った話をしてみた、というわけです。人生、何が起こるかわかりませんが、備えあれば憂いなしです。大雪等のトラブルが起こらないことを祈っています。
1・2年生の皆さん向けに、違うお話をします。
この冬休み中に「土曜授業のアンケート」を実施させていただきました。回答は本日までですので、まだの人は、Google Classroomから回答をお願いします。今回の目的は、皆さんが熊女の土曜授業をどのように受け止めているかを調査するためのものです。 皆さんからの意見を読む中で、皆さんの側に誤解があるようでしたので、ちょっと解説をさせていただきたいと思います。「土曜授業について、改善してほしい点があれば書いてください」という問いに対して、次のような意見が多く見られました。
・土曜授業を月1回にしてほしい
・土曜授業、模擬試験、土曜授業と連続するとキツイので、模擬試験を土曜授業にカウントしてほしい
というものです。結論から言うと、どちらも現状ではできません。その理由を説明します。
まずは単位について解説します。
高校では、50分の授業を週1回、年間35週受けると1単位を履修・修得したことになります。1単位とは、1年間を通した学習量を示しているとお考えください。土曜授業については、文部科学省および埼玉県教育委員会の定めた基準により、月に2回程度までが原則、それも授業公開を前提として実施することが条件です。そして、その授業を単位として認定するために、土曜授業を隔週で4コマ実施して、その学習量2単位分を確保する必要があります。つまり、土曜授業で2単位を履修・修得するには、年間35週にわたり隔週で4コマの授業を行う必要があり、月1回の実施では必要な学習量を賄うことができないわけなのです。
次に教育課程について解説します。
熊女の教育課程は年間34単位で編成されています。このため、平日の授業で32単位、隔週土曜授業で2単位を履修・修得し、合計34単位としています。別の土曜日に実施している模擬試験については、業者に学校を提供しているだけで、本校の教育課程外の活動であるため、たとえ土曜日に実施されていても、土曜授業の日数や単位数としてカウントすることはできません。これも、文部科学省および埼玉県教育委員会の定めによるものです。
残念に思う気持ちは分かりますが、本校はこの制度の枠組みの中で、生徒の学びを保障する時間割を編成しているのです。
令和8年、新たな年の始まりです。
今年の干支は「丙午(ひのえうま)」です。かつては迷信から敬遠された年ですが、今日では「情熱と刷新の年」と前向きに捉えられています。変化を恐れず、一人一人が自らの力を信じて、新しい一歩を踏み出す一年にしていってほしいと願っています。
時には困難に直面することもあるかもしれませんが、負けずに粘り強く頑張っていきましょう。特に、大学入試共通テストまで残り9日となった3年生の皆さん、強い心をもって、粘り強く最後まで頑張り抜いてください。
熊女では生徒一人ひとりが色とりどりの個性という花を咲かせています。
それぞれのトゥルーカラーが輝く学校、それが熊女なのです。
お願い
広報と広聴活動に力を入れている本校では、ホームページを通じた皆様とのコミュニケーションを大切にしたいと考えています。お手数ですが、この記事を見て「校長の思いがわかった!」と思った方は、下の「いいねボタン(手のマーク)」を押してください。よろしくお願いします。
終業式・校長講話「空は、場所を越えて、私たちの心をつなぐ」
皆さん、おはようございます。
突然ですが、皆さんは空って好きですか。星って好きですか。
今日は、2学期を締めくくりにあたり、私の好きな空にまつわる話を少しさせていただきます。
実は私は、小さい頃から空が大好きでした。特に飛行機を見るのが好きで、幼いころは、「いつかパイロットになりたい」と本気で思っていた時期もありました。飛行機に乗って大空を自由に駆け巡りたい、地球上のあらゆる場所に立って、素晴らしい自然をこの目で見てきたい、そんなことを夢見ていました。
大人になった今でもその気持ちはずっと続いていて、飛行機が飛ぶ姿をぼんやり眺めたり、星空を見上げたり、時間があれば空の写真を撮るのが私のささやかな楽しみです。地理教師になったのも、元をたどれば、この空好きが高じたのかもしれません。 そして今、私は、縁あって宇宙研究会のゲスト顧問を務めています。先日も、会員のみんなと一緒に校舎の屋上で、ふたご座流星群を観測しました。寒い夜でしたが、澄んだ冬の空を流れていく光跡を見ながら、改めて「空は勇気をくれる」と感じました。
だから私は、壮行会で関東大会や全国大会に挑戦する熊女生に向けて、いつもこう伝えているんです。「熊谷の空と大会会場の空はつながっている。空を見上げれば、いつだって熊谷から応援しているみんなの思いが届く」と
空は、場所を越えて、私たちの心をつなぐ存在なんです。そんな「空」に惹かれて生きてきた私が、皆さんに紹介したいお話が二つあります。
一つ目は、かつてJAXAの宇宙飛行士だった山崎直子さんの物語です。
大学卒業後はメーカーの技術者として働き、やがて結婚し、出産し、一度は「宇宙飛行士なんて自分には無理」と思っていました。しかし、育児休職中のある夜。泣きやまない赤ちゃんを抱っこしてベランダに出ると、澄んだ冬の夜空に星が広がっていました。その瞬間、胸の奥にしまい込んでいた思いがよみがえったといいます。「そうか、私は本当は宇宙に行きたかったんだ」と。そこから山崎さんは、過酷な宇宙飛行士選抜に挑戦します。何段階もの試験、極限状態を再現した訓練、、、娘はまだ幼く心が折れそうな日もあったそうです。そんなとき、夫の一言が支えになりました。「できない日があっていい。挑戦している君自身が尊いんだよ。」この言葉に背中を押され、山崎さんは諦めず努力を続け、ついに宇宙飛行士に選ばれました。
そして2010年、スペースシャトル「ディスカバリー号」で宇宙へ。無重力の窓から青い地球を見下ろしながら、こう思ったそうです。「あのとき、星空を見て夢を思い出して本当に良かった。」
二つ目は、アポロ13号の物語です。
これはトム・ハンクス主演、ロン・ハワード監督による1995年制作の映画「アポロ13」にドラマチックに描かれているので、興味のある人はそちらを是非観てほしいのですが、1960年代、米ソの東西冷戦下で、ミサイル技術の開発でソ連としのぎを削り合っていたアメリカは、有人宇宙船で人類を月面に送り込むというアポロ計画を打ち立てました。アポロ13号は1970年に計画された7度目の有人飛行でしたが、打ち上げから 56時間後、酸素タンクが爆発。宇宙船は生命維持機能をほぼ失い、世界中の人々が帰還は不可能と絶望しました。しかし、乗組員も地上のNASAの職員も、誰ひとり諦めなかったのです。「戻ってくる可能性は0.1%しかないのか?」と記者に問われたNASAの管制官は、こう答えています。「0.1%もあるなら、諦める理由はそこにはありません」と。
膨大な計算、限界までの工夫、眠らない管制室。そして互いを励まし合い、絶望の中でも挑戦を続けた結果――アポロ13号は奇跡の地球帰還を果たしたのです。地上管制チームの指揮官ジム・ラヴェルは後にこう言いました。「あれは奇跡なんかじゃない。私たちが諦めなかったから帰れたんだ」と。
これらが皆さんに伝えるのは、夢は一度諦めても、また拾い上げればいい、ということです。これは 山崎 直子 さんが教えてくれました。夢には年齢制限も期限もないのです。仲間の思いやりが、挑戦を支える。パイロットも宇宙飛行士も、一人では空を飛べません。そして、可能性はゼロでない限り、諦める理由にはならない。これは、アポロ13号が証明しました。こうした物語は、諦めないこと、努力し続けることが大切なのだと教えてくれています。逆転不可能と思われる危機的な状態でさえも、目のまえの困難から脱しようとする力が、不可能を可能にしてくれるのです。この力のことをレジリエンスと言いますが、皆さんにも、是非このレジリエンスを身に付けてほしいと思います。
この2学期、教室でも、部活動でも、進路でも、皆さんはそれぞれの挑戦をしてきました。うまくいった人、悔しい思いをした人、いろいろな経験があったと思います。でもどうか忘れないでください。挑戦を続ける限り、皆さんの空は開けていきます。諦めなければ、道は必ず現れます。そして、あなたが困ったとき、きっと誰かが支えてくれます。
冬休み、ふと空を見上げてみてください。美しい夜空の星々が皆さんに勇気を与えます。空はいつだって、皆さんに何かを語りかけてくれるのです。
令和7年が終わります。皆さんにとってこの1年はどんな1年だったでしょうか。年が改まり、新たな希望の1年がスタートする3学期、また元気な皆さんと会えることを楽しみにしています。どうか良い冬休みを迎えてください。
3年生の皆さん、ここが踏ん張りどころ。頑張ってください。応援しています。
「熊女では、生徒一人ひとりが、夜空にきらめく星々のような美しい輝きを放っています。ぞれぞれのトゥルーカラーが輝く学校、それが熊女なのです。」
それでは新年1月8日(木)、皆さんと元気に再会できることを、、、
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校長講話「防災訓練:天災は忘れずにやって来る!」
本日は熊谷中央消防署から消防隊員の皆様に来校していただき、本校の防災訓練にご協力いただきました。救助袋(脱出シューター)、水消火器による消火訓練もさることながら、熊谷消防が配備する30m級はしご車による高所救出の体験は圧巻でした。正式にははしご付き消防自動車と言いますが、この消防車両は、1フロアあたり3mと考えると、30mの高さ、つまり10階建ての建物まで届くことになります。熊女生もヘルメットとハーネスを装備し、頼もしい消防隊員がアテンドする中、校舎屋上からはしご車のゴンドラに乗って地上まで降りるという訓練に参加しました。
現在、熊谷消防には熊女OGの3名の消防職員が配属されているとのことですが、女性消防士も全国各地で活躍しています。市民の生命や財産を守るというお仕事-もはや正義の味方に近いですが-に興味がある人は、熊谷消防までお問い合わせください。
【校長からの講評】
皆さん、本日の防災訓練はいかがだったでしょうか。今朝は熊谷消防の皆さんにも見守られる中での訓練でしたが、緊張感を持って臨むことはできたでしょうか。訓練というと、どうしてもリアルさや緊迫感に欠けがちですが、身体を使って避難行動を確認すること自体に大きな意味があります。
最近、国の中央防災会議のワーキンググループが首都直下地震の被害想定を12年ぶりに見直したと発表しました。首都直下型の想定地震域は複数あり、そのうちの一つ「深谷断層帯」を震源とする地震が発生した場合、この熊谷の地も震度6強以上の地震動に見舞われる予測となっています。この国に暮らす以上、大きな地震やその他の災害が襲ってくるという前提を理解し、日頃から防災意識を持つことがとても大切です。そして、これまで何度もお話ししきたように、「天災は忘れた頃にやって来る」のではなく、「忘れずにやって来る」という時代です。気象庁も最近、「想定外をなくす」という言い方をしていますが、これは、異常気象や自然災害が激甚化している今、昔の経験や前例に頼っていては命を守れない、ということを意味しています。災害は私たちの都合とは関係なく起きます。だからこそ、日頃から“最悪の事態を想定して動けるか”が大切になります。
火災も予告なしに発生しますが、自然災害と異なり、その多くは人の不注意によるものですから、日頃の心がけ次第で失火を防ぐことができます。火災で発生する煙は、水平には毎秒0.3~0.5メートル、垂直方向にはその10倍の速さで広がると言われています。建材や家具に含まれる化学物質が混ざることもありますが、何より怖いのは一酸化炭素です。一酸化炭素は血液中のヘモグロビンに酸素の200倍という強さで結びつきます。一度結合すると、血液はほとんど酸素を運べなくなり、体は急速に酸欠状態に陥ります。火災による死因は火傷と思われがちですが、実に8割以上が一酸化炭素中毒による酸欠だと言われています。それほど危険なのです。
今日の訓練は、実際の火災時にどう行動し、安全に避難するかを体験する場でした。そして皆さんは高校生です。小さな子どものように「とにかく逃げる」だけでなく、災害のメカニズムを理解し、防災・減災の視点から“自分の命をどう守るか”を主体的に考える存在であってほしいと思います。
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校長挨拶「チアリーディング部全国大会出場の激励」
全国大会への出場が決まったチアリーディング部の壮行会を行いました。
(校長は出張が重なり、直接激励の言葉を述べることができませんでしたが、教頭先生にメッセージを託しました。)
【激励のメッセージ】
この度、チアリーディング部におかれましては、全国大会への出場、誠におめでとうございます。我らが熊女チアリーディング部「Sparkly(スパークリー)☆Blossom(ブロッサム)」は、10月下旬に行われた「All JAPAN Cheer Dance Championship 2025 関東予選大会」において、持ち前の集中力と力強いパフォーマンスで、見事第4位となり、12月1日、東京都渋谷区の東京体育館で行われる「All JAPAN Cheer Dance Championship 2025 決勝大会」に出場することとなりました。本当におめでとうございます。
ここまで努力を積み重ね、全国大会という大舞台への切符を手にしたチアリーディング部の皆さんに、心からの敬意と祝福を送ります。日々の練習で培った技術、仲間との絆、そして「応援する心」を大切にしてきた皆さんの姿は、すでに熊女の誇りです。全国大会は、技術の高さだけでなく、チームワークや精神力が試される場でもあります。皆さんがこれまで積み上げてきた努力は、必ずや大きな力となり、観客の心を動かすことでしょう。どうか自信を持って、笑顔で、全力を尽くしてください。
それでも、もしも不安な気持ちになったときは空を見上げてください。渋谷の空は熊谷の空とつながっています。当日は熊女のみんなが同じ空を見上げ、皆さんのことを応援しています。どうか安心して戦いに臨んでください。
熊女では、生徒一人一人が色とりどりの個性という花を咲かせています。
勉強に頑張る、学校行事に精力的に取り組む、部活動に夢中になる、様々な場面を通じて、それぞれのゴールを追い求め続けます。熊女の矜恃は3ばる(Tri-bal)から生まれます。
それぞれのトゥルーカラーが輝く学校、それが熊女です。
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校長挨拶「Kumajoパークマラソン開会式」
皆さん、こんにちは。
予報が外れて晴れ間が出てきた熊谷文化スポーツ公園ですが、「熊女パークマラソン」の当日を迎えました。
気温が高くなるかもしれませんが、そこそこのコンディションです。
このパークマラソン、旧国名「武蔵(むさし)」にちなんでなのか、6,340メートルという距離となっています。ちょうど東京スカイツリーを横倒しにして、その上を5往復すればゴールです。そう考えると頑張れそうですね(笑)。
さて、今日も恒例の「熊女(く・ま・じょ)」あいうえおソングで、皆さんにエールを送りたいと思います!
まずは熊女の「く」!
♪「悔しくて 眠れなかった 夜があった」、これはゆずの『栄光の架橋』の一節です。“悔しい”って、頑張った人にしか感じられない特権なんです。勉強でも、部活動でも、そして、このパークマラソンでも。昨日の悔しさは、今日の力になります。皆さんの描く放物線は栄光への架け橋だ!
次は熊女の「ま」!
♪「負けない何かがほしい 私だけの愛がほしい」、これはMs.GREEN APPLEの『ダーリン』です。6,340メートルのゴールを目指すのは、自分との闘い。人と比べるのではなく、昨日の自分を超えるために走る。その“まっすぐな気持ち”が、最後まで走り抜く力になります。真っすぐ、でも、カーブではちゃんと曲がってください(笑)。
そして最後は熊女の「じょ」!
♪「情熱の赤いバラ」、もう「じょ」で始まる歌詞も尽きました(笑)。これは、アニメ『あたしンち』で、お母さんが唄っていた歌です。明るく、元気、そして真剣。これは熊女スピリットそのものです。皆さんの胸に真っ赤なバラを咲かせて、仲間と声をかけ合いながらゴールを目指しましょう!
今日の合言葉は、「悔しさを力に、まっすぐ走って、情熱のバラを咲かせよう!」です。何よりも安全第一で、昨日の自分を超え、そして、笑顔でゴールを目指すことができるよう頑張ってください。
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校長挨拶「陸上競技部・競技かるた同好会壮行会」
この度の陸上競技部、競技かるた同好会の関東選抜、関東大会への出場、誠におめでとうございます。
陸上競技部は9月下旬に行われた埼玉県高等学校陸上競技新人大会に出場した2年生の柴﨑芭奈(しばさき はな)さんが、持ち前の集中力と力強いパフォーマンスで、女子400mで見事第3位となり、今月18日から山梨県甲府市で行われる関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会に出場することとなりました。今年は9月に開催された「東京2025世界陸上」の影響もあってか、陸上競技が非常に注目されています。ぜひ、関東高校選抜でも、もてる力を発揮して熊女の名を関東に轟かせてください。
他方、競技かるた同好会は10月上旬に行われた埼玉県高等学校新人かるた大会(関東大会出場者選考の部)に出場した1年生の金子 絢(かねこ あや)さんが、熊女の競技かるた同好会史上初となる4回戦まで勝ち進み、待望の関東大会出場権を手に入れました。金子さんは、来月2日に茨城県牛久市で行われる関東地区高等学校小倉百人一首かるた大会に出場します。競技かるたの世界でも、熊女生が頑張っていることをしっかりアピールしてきてください。
関東選抜、関東大会に出場することとなった陸上競技部の柴﨑さん、競技かるた同好会の金子さん、本当におめでとうございます。それぞれ、高い身体能力や頭脳の良さをフルに発揮されましたか、それは普段からの努力の積み重ねと諦めないという強い精神力やレジリエンスの素晴らしさがあってこそ、関東選抜・関東大会への出場につながったのだと思います。指導に当たられた顧問の先生方をはじめ、部や同好会の仲間・チームメイト、そして、ご家族がいてくれたからこそ、こうして大きな成果を達成することができたのだと思います。皆さんを支えてくれている方たちへの感謝も忘れてはいけません。
もしも不安な気持ちになったときは空を見上げてください。甲府も牛久も、それぞれの空は熊谷の空とつながっています。当日は熊女のみんなが同じ空を見上げ、柴﨑さん・金子さんのことを応援しています。どうか安心して戦いに臨んでください。
熊女では、生徒一人一人が色とりどりの個性という花を咲かせています。
勉強に頑張る、学校行事に精力的に取り組む、部活動に夢中になる、様々な場面を通じて、それぞれのゴールを追い求め続けます。熊女の矜恃は3ばる(Tri-bal)から生まれます。
それぞれのトゥルーカラーが輝く学校、それが熊女です。
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鈴懸祭「体育の部」開会のあいさつ
校長挨拶「鈴懸祭・体育の部」
皆さん、おはようございます。
空の気まぐれは今に始まったわけではありませんが、昨日の予行と同様、非常に微妙なお天気になっています。最新の気象情報によれば、午後から雨が降りだしそうな予報となっています。そのため、体育委員会の皆さんと相談しながら、雨に備えたプログラム変更を行いました。万一競技途中で雨脚が強くなるようでしたら、皆さんに風邪を引かせるわけにはいきませんので、校長判断で競技を打ち切ることとします。ご理解ください。
さて、この日のために練習を頑張ってきた皆さんに、「頑張りましょう」のエールを、今回も三つの歌でお送りしたいと思います。
一つ目は熊女の「く」
「くり返すこのポリリズム あの衝動はまるで恋だね」、これはPerfumeの楽曲です。ポリリズムとは、複数の異なるリズムが同時に演奏される音楽の表現方法だそうですが、「応援合戦」では音楽とリズムに合わせた素晴らしいパフォーマンスを期待しています。
次は熊女の「ま」
「まだ描いた夢には 追いつかなくても 僕らは一つ道選んで」、こちらは嵐の楽曲「花」です。リオ五輪のタイアップ曲として知られる「Power of the Paradise」のカップリング曲です。夢を描きそれに向かって歩み続けていくという強い信念を謳っています。熊女の「かざさん花の冠を」そのものです。
最後は熊女の「じょ」
「情熱の花燃えているよ こんなにもほら震えているよ」、こちらは福山雅治さんの「HEAVEN」の一節です。燃えるような情熱を心に抱いて、皆さんのエネルギーを燃え尽きるまで出し切って戦い抜いてください。もちろん、事故や怪我に十分注意しながらですけどね。
今日はこの3つを意識して頑張りましょう。「くり返すこのポリリズム」で「まだ描いた夢には追いつかなくても」「情熱の花を燃して」最後までスポーツマンシップの下、正々堂々と戦い抜きましょう。
熊女では、生徒一人一人が色とりどりの個性という花を咲かせています。
それぞれのトゥルーカラーが輝く学校、それが「熊女」なのです。
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第2学期始業式での校長講話(大切な人の存在が生きる力になる)
暑い日が続く毎日ですが、新学期が始まりました。
本日の始業式では、ある映画の物語をフィーチャーしつつ、新学期に誰もがありがちな低調なメンタルのリカバリーを意識したお話をまとめ、私の好きな楽曲をBGMとして講話としました。
【校長講話】
皆さん、おはようございます。
長い夏休みを終え、こうして熊女の全員が揃って2学期を迎えられることを本当に嬉しく思います。酷暑が連続したこの夏、勉強や学習に励んだ人、学校行事や部活動に打ち込んだ人、あるいは家庭や地域で貴重な経験を積んだ人、それぞれに充実した時間を過ごしたことと思います。
今日から新しい学期が始まります。気持ちを入れ替え、生活リズムを立て直し、この先の4か月を3バル(Tri-bal)で頑張っていきましょう。
この夏、私は昨年公開された映画「ディア・ファミリー」を見る機会がありました。原作小説である清武英利氏の「アトムの心臓」は読んでいたのですが、改めて映像化されたストーリーとして味わいたかったのです。「ディア・ファミリー」は、重い心臓病を抱えた娘を救うために、父親が人工心臓の開発に挑んだ実話をもとにした物語です。
常識では不可能と思われる挑戦に、父親は人生を賭けました。その原動力はただ一つ、「わが子に生きてほしい」という切実な願いでした。医学や科学の力は確かに人の命を支えますが、その背後には、かけがえのない存在を思う強い愛情があります。この物語は、人を生かす本当の力がどこにあるのかを、私たちに問いかけています。
映画では、病と闘う娘を必死に支える両親の姿が描かれていました。批判されても、資金が尽きても、諦めることなく前へ進み続けた父の背中。夜中でも娘に寄り添い続ける母の姿。観客が涙を流すのは、その姿に自分自身の家族を重ねるからだと思います。皆さんの身近にも同じような家族の存在があるはず。毎日の食事を整えてくれる、進学や将来のことを誰よりも案じてくれる、時に厳しい言葉をかけてくれる、、、そんな人がいるはずです。そうした一つひとつの想いの背後には、「あなたに生きてほしい」「幸せになってほしい」という願いが込められています。私たちは皆、その愛に支えられて生きているのです。
この作品では、音楽もまた、映像に彩を与え、人々の心を深く揺さぶります。Mrs.GREEN APPLEの「Dear」という曲には、「あなたが生きていてくれることが何よりの喜びである」という想いが歌われています。これは親から子への想いであると同時に、友人や仲間を思う心でもあります。そして、皆さん自身がすでに受け取っている想いでもあるのです。たとえ日常では意識しなくても、皆さんを信じ、大切に思っている人が必ずいます。その存在に気づくとき、人はどんな困難にも立ち向かう力を得るのです。
小説も映画も歌も同じことを伝えています。人は愛によって生かされている、ということです。そして、その想いを受け取った私たちは、日々の行いを通じてその想いに応えなければなりません。「ありがとう」と言葉にすること。学びや行事に真剣に取り組むこと。仲間を思いやり、支え合うこと。自分の夢に向かって努力すること。その一つひとつが、そうした愛に対する応答となって、また新しい愛を広げていくのです。
3年生の皆さん。これから大学入試に向けて、いよいよ本格的な挑戦の時期を迎えます。不安や焦りを感じることもあるでしょう。しかし、皆さんを信じ、応援してくれる人が必ずそばにいます。その存在を力に変え、最後まで自分を信じて挑戦してください。努力は必ず未来を切り拓きます。
1・2年生の皆さん。2学期には体育祭や修学旅行、パーク・マラソンといった大きな行事が待っています。仲間と共に全力で取り組んでください。笑い合い、支え合い、ときには衝突を乗り越える経験は、かけがえのない絆を生み、将来の大きな力となります。
映画「ディア・ファミリー」は、愛が命をつなぐことを示し、家族の願いが奇跡を起こすことを教えてくれました。「Dear」という楽曲は、大切な人の存在が生きる力になることを歌っています。どうか皆さんも、この2学期、自分が愛されている存在であることを胸に刻み、その想いに応える歩みを進めてください。そして、皆さん自身が、誰かを大切にできる人へと成長してほしいと願います。未来は皆さん一人ひとりの前に広がっています。その未来へと堂々と歩んでいけるよう、努力を惜しまず、仲間と共に充実した2学期を過ごしていきましょう。
熊女では、生徒一人一人が色とりどりの個性という花を咲かせています。
勉強に頑張る、学校行事に精力的に取り組む、部活動に夢中になる、様々な場面を通じて、それぞれのゴールを追い求め続けます。熊女の矜恃は3ばる(Tri-bal)から生まれます。
それぞれのトゥルーカラーが輝く学校、それが「熊女」なのです。
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Speech Contest Opening Address「校内英語スピーチコンテスト」
恒例の校内スピーチコンテストを開催しました。
校長はあいにく他の用務で出張することとなっていたため、教頭先生に代読してもらいました。
【英文】
Good afternoon, everyone.
It is my great pleasure to welcome you all to the English Speech Contest here at Kumagaya Girls’ High School.
Standing before you today, I am reminded of the beautiful phrase that echoes through our campus: “Kazasan, hana no kanmuri wo”— Crown yourself with flowers. This poetic expression, unique to our school, captures the spirit of never giving up. It encourages each of us to gather strength from the challenges we face, and to continue toward our dreams.
Today’s contest is not just about competing. It is a celebration of courage, of expression, and of growth. Each speech stands for hours of thought, practice, and perseverance. Every speaker, whether nervous or confident—is making a bold step forward, and that deserves our admiration.
In this hall today, we will hear ideas that inspire, stories that move us, and voices that demand to be heard. I hope you listen with open hearts and applaud generously. Let this contest be a moment to cheer for one another, to recognize the power of language, and to honor the efforts behind each word spoken.
To all our participants: you have already achieved something remarkable just by standing on this stage. Speak with pride, speak with purpose—and speak from the heart.
Good luck to you all, and thank you.
Kumajo is a school where everyone’s true colors sparkle like flowers.
【和訳版】
皆さん、こんにちは。
熊谷女子高校で行われる校内英語スピーチコンテストに、皆さんをお迎えできることを心から嬉しく思います。
こうして皆さんの前に立つと校内に響き渡る美しい言葉「かざさん、花の冠を」が心に浮かびます。この詩的な表現は、本校ならではのもので、あきらめない心を象徴しています。困難に立ち向かう力を得て、自分の夢に向かって進み続けることを、私たち一人ひとりに教えてくれます。
このコンテストはただ競い合うものではありません。それは「勇気」、「表現」、「成長」を讃える場であるのです。それぞれのスピーチには、何時間にもわたる思索、練習、そして努力が込められています。緊張している人も、自信を持っている人も、その舞台に立つ一歩こそが素晴らしく、称賛に値するものだと思います。今日は、私たちの心を動かすアイデア、感動的な物語、そして届けたいと願う声に耳を傾ける日です。どうか皆さん、心を開いて耳を傾け、惜しみない拍手を贈ってください。このコンテストが互いにエールを送り、言葉のもつ力を再認識し、すべての言葉に込められた努力を讃える、そんなひとときとなりますように。
参加される皆さんへ - この舞台に立ったこと自体がすでに素晴らしい成果です。誇りを持って、目的を持って、そして何よりも心を込めて話してください。皆さんの健闘を祈っています。
それぞれのトゥルーカラーが輝く学校、それが熊女なのです。
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